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Scene 1

『さあ、踏み出そう

 此処から紡がれる、君だけの……

「君だけの何だよ?」

コントローラーを握り締めたまま、画面に釘付けになる。

「もしかして、フリーズした?」

 どう操作しても、凍り付いた画面は動かない。

「……やっぱジャンクはダメか」

 ダメ元で、再起動してみる。鈍い起動音と共に、真っ暗な画面が映し出される。

「此処までは良いんだけど」

 画面上部から、赤い文字が下りてきた。

「? 赤だったか?」


『覚悟は良いか?

 お前の選択で世界が変わる

 今こそ創世の時』

「……さっきと文面違うな? 幾つかパターンがあるゲームなのか?」

『A世界を壊す

 B現状維持』

「B?」

『GAME OVER』


「……じゃあ二択にすんなよ」

 若干苛つきながら、再起動する。

 どうやら、ゲームは正常に作動しているようだ。

『A世界を壊す

 B現状維持』

 今度はAを選んだ。

 俺の記憶は其処で途切れた。

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