山に響く声
それから俺は村長さんが学校に通わせてもらえることになった。
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎です!これからよろしくお願いしま
す!!」
クラスに関しては村長さんが手を回してくれたらしくアイと同じクラスになった。
それからというもの
「ねぇねぇ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎くん!!なんて呼べばいい?」
「テキトーでいいよ。」
「じゃあ⬛︎⬛︎くんでいい?」
「うん、もうそれでいい」
「好きな食べ物何?」
村長さんにいろんなもの食べさせてもらったけど、ライドルの秘密煮かな〜」
「あ〜分かる分かる僕はシンプルにステーキが一番好き」
「今日アイちゃんと一緒に登校してたけど二人はどう言う関係ですか〜?」
「訳あり同居してます。」
「ちょっと!⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎それは言わない約束でしょ!」
「ヒューヒュー付き合ってんのか?」
「ちげぇよ、ほぼ兄妹みたいなもんだぞ。」
「へぇー」
「はいじゃあそろそろ質問も終わりです。
授業を始めます。」
『はーい』
学校に通い始めてから3ヶ月が経った頃
「明後日はついに登山に行きます。配ったしおりをもう一度目を通しておくように」
『はーい』
登山の準備が着々と進みついに登山当日
「みんないますかー?出欠を取ります
アイ・マニュさーん」
「はい元気です」
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎さーん」
「はい元気です」
「エラルド・バブルさーん」
「はい元気です」
[時間かかるんで出欠は割愛させていただきます。]
「ではこれから登山を始めます。2列になって先生についてきてくださ〜い。」
『はーい』
山の中腹まで登れた頃
俺は遭難していた
「完全にはぐれたな。どこだここ」
ゴニョゴニョ
「なんか聞こえるな、行ってみるか」
「やっぱりあいつは殺した方がいいんだよ。」
「やっぱそうだよな、伝統で子供を捧げないといけないとはいえ懸賞金もかかってるしよ。」
あいつ?誰のことだ?
「学校の中でも唯一悪魔とセルヴェスしてるらしいぜ」
「マジか、じゃあよっぽど強いんだろうな。殺すのも大変だろう。」
「まぁそうでもなきゃ懸賞金30億ヴェギドもかけられてねぇだろ。」
ちょっと待て、これ俺のこと言ってんじゃねぇか?
学校の中で唯一のセルヴェス者って多分俺だ。
てか俺懸賞金かかってんの?30億ヴェギドってバカ高いじゃねぇか。
パキッ
「やべっ」
「なんだっ」
「誰かに聞かれたらマズイぞ」
「こんなことになるなら隠密結界張っとけばよかったな」
「そんなこたぁいい、さっさと逃げるぞ」
まぁ俺も戻るか、そう言えば遭難してるんだった。
今頃みんな頂上についてるかもな。
あ、そう言えば俺にはデーモンがあるから飛ぶこともできるのか、じゃあ飛んで行くか。
「デーモン、いるか?」
「ああ、いるぜ。心が読めるからやりたいことはわかるぜ飛んで行きたいんだろ。」
流石悪魔、話が早い
「そんな言われると照れるぜ」
「多分みんな心配してるだろうから早めに行こう」
「ああ」
「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎どこに行ったんだろう」
バッサバッサ
「バッサバッサうるさいな」
「バッサバッサ?」
「おーい、みんなー」
「あっ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎の声だ」
「登ってこれたかな。あれっでも下見てもいないぞ。」
「おーい、上だー」
『あ、悪魔にのってる‼︎」
「ごめんなさい先生遭難しちゃって」
「遭難したからってそんな目立つことはしないことにしてね」
「これから気をつけます。」
「それではこれからお弁当を食べましょう!」
『はーい』
最後まで読んでいただきありがとうございます
ライドルは我々の世界で言う鹿に虎のような模様がある動物のこと。
秘密煮は我々の世界で言うボイル焼きのことアルミホイルで包んで焼くから中身がわからないことからついたみたいだよ。
私(作者)が物語の中に侵入する場合は[]のかっこを使います。




