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第五十二話

 クリスマスのお出かけも無事楽しく終わり、そして年が明けた。



「明けましておめでとうございます。」


「あけおめ。」


「あけおめ!」


「あけおめ~。」


 

 今日は音楽部のみんなと初詣。


 この地域最大の神社へやってきた。


 元旦であることも影響して、すごい人の数だ。



 皆カジュアルな服装の中、萌だけ着物を着ていた。


 少し前まで一族の集まりがあったらしく、そのままの格好でここへ来たらしい。


 髪を結いあげて、とてもきれいである。



「それじゃあ、参拝しに行こうか。」


「そうだね!」





 賽銭を投げ、柏手を打ち、願い事をする。


 今年もいいことがありますように。

 願わくば音楽部のメンバーでこの先も楽しく過ごせますように。


 祈り終えて右を見ると、何やら陽大君がぶつぶつ言いながら非常に長く真剣に祈っている。


 いったい何を願っているのやら。





 父さんがこのまま健康でいられますように。

 

 沙羅も元気で...みんな元気でいられますように。


 あと、星華さんと、もっと仲良くなれますように...

 できれば付き合うところまで...


 どうか神様よろしくお願いします。


 あと、あと...



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