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荒れ廃れたこの場所で  作者: SET
終章 その笑顔が
33/34

その笑顔が(13)



 激しい痛みで脂汗が噴き出し、前髪を濡らす。零れそうになる涙を堪え、被弾した箇所の上の辺りを、タオルできつく縛った。シートに血が散り、赤黒い染みを作った。元々体調が悪かったことも手伝い、全身が倦怠感に包まれている。土浦周辺、名前のない街、吉川、菊政雪乃、と薄ぼんやりとした意識の中で繰り返してから、車のキーを回した。




***




「お疲れっした」

 冬だというのにだらだらと頬を伝う汗を拭い、拓真は職場の更衣室を後にした。仕事は一週間の短期契約で、今日が最終日。深夜から朝にかけての仕事がメインだったが、今日は予定より早めに帰れることになった。

 ふらつく足で路地から大通りに出ようとすると、黒のワゴン車が拓真の隣を猛スピードで突っ切っていった。冷たい風が背中を撫ぜた。ワゴンはウィンカーを出さず、ろくに車道を確認もせずに右折した。拓真もまた右へ曲がり、制限速度や信号を完全に無視して疾駆していくワゴン車を眺めながら、旅館への道を歩く。

 拓真たちがこの街に帰ってきた後も、助成金による復興支援はまだ続いていて、拓真たちは旅館に戻った。菊政女将は自分たちの事をまだ覚えてくれていて、空いている四人部屋を早速手配してくれた。それから、審査を受けて一定量の保証金を支払えば、現在国籍や住所を持たぬものでもこの街への定住権が与えられる制度が新しく始まったことも教えてくれた。無国籍者までもが含まれるのは驚いたが、エペタムの調査で旧政府に国籍をはく奪されたものが相当数いることが分かっており、その救済のためだという。拓真は役所で詳しく聞いたが、海外で国籍をはく奪され、難民として日本に辿り着いた自分でも審査さえ通れば大丈夫だということだった。主権の問題から選挙権や国益に関わる諸々の権利は無理だが、その他の基本的な権利が認められている簡易国籍証明書と、定住権だけは平等に与えられるらしい。

 しかしその審査というのが厄介で、一度全員で受けたものの、凛以外は落ちた。今はその時に出たペーパーテストのための勉強をしている。旅館が住所の拓真たちは正規雇用など受け入れてもらえず、審査のための基本的な勉強もしながら、それぞれが短期の仕事を繰り返して保証金を稼ぐしかなかった。ペーパーテストをほぼ満点で終え、面接も突破した凛だけは簡易国籍書類と定住権を獲得する権利を得たが、保証金の方が払えず、まだ正式な書類は貰っていないようだ。

 目標があるという点では以前の生活よりはるかにいいが、ろくな学力もない自分が、二ヶ月後に再び開催される試験で受かるのはなかなか難しい。帰った後の勉強をどうしようか考えておこうとしたものの、慣れない夜間の労働がやっと終わったという安心からか、眠気が襲ってきた。拓真はそれからしばらく何も考えることができず、ただ歩いた。

 陽が昇りそうではあるが、まだ薄暗く、人の姿はあまり目につかない。そんな街路をうつらうつらと歩いていると、遠くで車のブレーキ音が響き、次に衝突音がした。眠気がどこかへ飛び、拓真は音のした方向を見た。

 先程右折したワゴンが脳裏に浮かんだ。こんな時間に接触事故が起きるとは思えなかった。単独事故だろうか。そうだとしたら、誰にも発見されずに時間が経ってしまうのではないか。勉強する時間が増えるから、早く旅館に帰ろう。そう理由をつけて、拓真は少しずつ歩調を速めた。しばらく早歩きをしていたが、最近体が鈍ってるから、と理由を補強した拓真は、走り始めた。


 事故は、単独だった。直前のブレーキとハンドル操作によってスピンが起きたと思しきタイヤ痕が辺りに散らばり、車体は最後に、反対車線のガードレールとその近くの道路標識にぶつかって停まっていた。助手席側からぶつかられた道路標識は、無残にもひしゃげてしまっていた。助手席に人が居たら確実に死んでいる。十分近く走ってきた拓真は軽く息を整えてから、恐る恐るワゴンに近づいた。

 幸いなことに、車体が潰れて圧縮された助手席には誰も乗っていなかった。エアバックが作動した痕跡が残る運転席に、ハンドルへもたれかかった女だけが居た。長髪で少し大人びてはいるが、少なくとも成人してはいない。拓真はひとまず運転席をあけ、女を車内から引きずり出した。気絶しているのかと思っていたが、女は車外に出た途端に手をついて立ち上がった。破損した車体で切ったのか、女の左腕は血で染まっている。

「電話、ない?」

 小さな声が聞こえ、茫然と女を見ていた拓真は我に返った。辺りを見回し、適当な民家の軒先に飛び込んで何度かインターホンを鳴らした。しばらくして、寝ていた所を叩き起こされて不機嫌な顔をした中年男が扉を空けた。

 拓真は事故現場を指して救急車の手配を頼み、すぐに女のもとへ戻った。女はなぜか歩き出していて、拓真はそれを慌てて止めた。

「じっとしてろって」

 肩を掴んで振り向かせた直後、女の体から力が抜けた。




***


 

 

 気を失った女は救急車で運ばれていき、野次馬の振りをしていた拓真はそれを確認すると歩いて帰った。旅館に着いた時には五時三十分だった。一時間程度仮眠を取ってから昼間仕事の四人と同じように起き、出勤を見送った。

 それから未由と二人で審査の為の勉強をしていると、菊政女将に内線電話で呼ばれた。俊介への外線電話を取り次いでいるらしい。不在と連絡してほしいと言ったが、大事なご用件のようですので、と返された。

 受付まで行き、受話器を受け取った。

「代わりました」

「俊介の同行者の方ですか?」

 代わるなり、急き込んで質問された。

「そうです」

「俊介が帰ってきたら、この街の第一病院に来るように言ってください。名前は伍代佳乃です。時間がないので切ります」

 言葉を差し挟む余地もなく、一方的に電話が切れた。

 その電話の事が引っ掛かってはいたが、俊介が帰ってくるまでどうすることもできないので、勉強しては休み、勉強しては休みを繰り返して夜まで待った。そして俊介が部屋に入るなり、拓真はその電話の事を伝えた。俊介は、伍代佳乃という名前を出した途端に血相を変えた。

「電話があったのはいつ?」

「十一時ごろ」

「今すぐ行ってくる」

 俊介がコートを着こみ直して飛び出そうとするのを拓真は止めた。

「場所わかんないだろ? 俺も行く。未由は留守番頼む」

 拓真が以前、重傷を負って運び込まれたのも第一病院だ。場所も知っているし、今朝の交通事故に遭った女がどうなったのか、そこの外来に訊けば分かるかもしれない。

「わかりました」

 未由は返事をするとまた、一般教養の教材に目を落とした。


 街の中だけを周回している乗り合いタクシーを捕まえ、拓真と俊介は病院に辿り着いた。

「タクシー使うなら、分かんなくても平気だったな」

「いや。ついて来てくれてありがとう」

 病院に入った所で、拓真と俊介はそれぞれ救急外来と入院患者の受付に別れた。今朝運び込まれた患者の事を訊くためだ。

「こんにちは。ご用件は」

「今朝こちらに、単独の交通事故で運び込まれた女性が居ると思うんですが」

 未由のおかげで上達した敬語で訊くと、受付の女は訝る様に拓真を見た。

「失礼ですが、ご関係は」

「俺、事故現場から運ばれてくのを見てたんです。ここには別の用事で来たんですが、気になったので訊きに来ました。別に会えなくてもいいんで、容態だけ教えてくれませんか?」

「ああ、そうでしたか。大丈夫ですよ。詳しく検査をしてみましたが、事故での傷は全く問題ありません」

「あ、そうですか。教えてくれてありがとうございました」

「ただ、事故以前に負っていた傷が酷くて。一時入院することになりました」

「事故以前に?」

「ええ。これ以上は言えませんが、いずれにしても命に別状はありません。安心して下さい」

 拓真は受付の女に礼を言い、待合室の長椅子の方へ歩いた。命に別状がないと聞けただけでも、肩の荷が下りた。あとのことは自分が気にしても仕方がない。

 俊介はどこだろうと見回すと、後ろから声をかけられた。

「拓真、これ付けて」

 俊介は面会許可証と書かれた水色の札を首から下げていた。手には同じものがもう一つ。


 伍代佳乃が入院しているという三階まで階段で上り、白い廊下を通って個室の前に立った。

「勝手に入って平気?」

「うん。許可は貰って来た」

 俊介は横開きのスライドドアを開けた。部屋では、点滴のチューブを腕に挿して左の上腕部を包帯に覆われた女が、ベッドの背にもたれていた。

「わざわざごめん」

 俊介に対して申し訳なさそうに言った彼女の視線が、自分に向く。それは今朝、事故を起こしていた女だった。

「隣に居るのは、拓真さん?」

 伍代佳乃は、どこか澱んだ雰囲気を漂わせながら俊介に訊いた。声にも覇気がない。

「そう」

「私、今朝、会った」

「へえ。拓真、何も言ってなかったけど」

「単独事故を起こしてたら、助けてくれた人」

「事故? 大丈夫……じゃないからここに居るのか」

 慌てて問い質そうとした俊介は、すぐにトーンダウンした。

「今朝は、ありがとうございました」

「いや、よく無事で」

 今朝会ったからどうだということでもないが、妙な偶然もあるもんだなと思った。

「二人とも、座って」

 佳乃もそれは同じなのか、偶然を驚くでもなく、両端に配してある丸椅子を勧めた。元々が落ち着いた物腰の女なのかもしれないが、椅子を勧める様子にも力がない。自身は布団を腰のあたりまで引き、点滴用具をそばに寄せた。

 二人が座ってからも、佳乃はなかなか口を開こうとしなかった。俊介が焦れて少し身じろぎした。

「エペタムが分裂した」

 佳乃は淡々と沈黙を破った。

「岩崎が、村田に謀反の嫌疑ありと内部監査委員会に報告したのが原因で、岩崎派と村田派に分かれて内部抗争になった。第二勢力以下の旧反乱軍はすべて村田についた。大人しくそれぞれのポストに納まっていた旧政府の連中も、エペタムの内部抗争に乗じて軍を再構築した」

 報告書の文面を読み上げるような声が病室に響いた。

「先手を取ったのは村田。私の所属していた部隊は、岩崎の側近の大島と宮部を急襲して、殺した。すぐに岩崎本隊の反撃を受けて部隊は霧散。私は腕に被弾しただけで済んで、逃げた」

 彼女は小さく息を吐く。

「今度は局地的な紛争では済まない」




***




 翌朝、銃創の往診と絶対安静を条件に退院したという佳乃は、六人が生活している旅館の一室を訪れた。昨日はすぐに面会時間が終わってしまい、詳しい話を聞くことが出来なかったため、俊介が帰り際に「明日も来るから」と伝えていた。仕事を休んで行くという俊介に、ちょうど短期契約が切れた拓真も同行しようとしていた最中での来訪だった。

「朝早くから失礼します。俊介がいつもお世話になってます」

 昨日よりかは幾分明るくなった声音で、佳乃は畳に手をついて軽く頭を下げた。出勤前で顔を揃えていた俊介以外の五人は、思わず頭を下げ返した。

「今日は、俊介が聞きたがっていたので、開戦後の状況を伝えにきました。役に立つかは分からないですが、興味があれば皆さんもどうぞ」

「簡単な経緯は俊介から聞いた。抗争が始まったあと、具体的には何がどうなってるの?」

 既に出勤する準備を整え終えたあおいが、佳乃に訊いた。俊介の同僚ということだったが、あおいも佳乃のことを知っているらしい。

「まず、旧政府軍の動きから説明します。旧政府軍は政府中枢の乗っ取りを画策しましたが岩崎・村田両派それぞれから妨害され、敗走。今もゲリラ部隊の残る山口へ退却しながら、旧政府内でともに甘い蜜を吸っていた各地域に伝令を飛ばし、軍勢をかき集めています」

 佳乃は、鞄からノートと鉛筆を取りだした。テーブルの上に置き、あるページを開いた。六人はテーブルに寄った。そのページには簡単な日本地図が描かれていて、佳乃は福岡から山口、広島にかけての一円を丸で囲んで黒く塗り潰した。その上には旧政府軍と書いた。

「岩崎と村田はそれぞれ味方となる地域に伝令を飛ばしつつ、甲府基地周辺地域の争奪戦を繰り広げています。甲府は東寄りですから、今のところ、関東に支持基盤のある岩崎が優勢ですが、エペタムの上層部にコネがなく冷や飯を食わされていた甲府より西の部隊長らは村田に味方して、続々と終結しています。東北や四国に配属されていた旧反乱軍の面々も、村田側につきました。しかしこれらはまだ指揮系統がはっきりしていないため、現時点では烏合の衆」

 甲府から近畿、北陸一帯にかけて巨大な丸ができ、加えてやや頼りない線で東北と四国が囲まれる。その円内にはそれぞれ村田の名前が書かれた。佳乃は続けて関東一帯を濃い目の四角で囲み、その枠内に岩崎と書いた。

「エペタムのリーダーである光信は、もちろん岩崎派です。リーダーが部下の派閥というのもおかしな話ですが、権力の運用方法を誤りましたのでこう言っても差し支えないでしょう。彼は岩崎と別行動を取り、多数の兵士とともに軍艦を擁して北海道に向かいました」

 横浜と記された港から矢印が伸び、太平洋を突っ切って北海道まで伸びた。

「ざっと説明するとこういった状況になります」

 佳乃は鉛筆だけをしまった。

「これは私が所属していた部隊が、長野へ向かう途中だった大島・宮部の両部隊を襲撃する直前の状況です。あれから二日経ったので、甲府ではもう決着がついているかもしれません」

「待って。所属していた、って言った?」

 長々と説明していた佳乃は、凛にお茶を勧められ、飲んだ。

「はい。所属していました」

 お茶を飲み下してあおいの問いに答える際も、やはり淡々と言う。

「同僚の女兵士の遺体近くに自分の背嚢(はいのう)と職員カードを残して、遺体に火をつけました。これまで生きてきて、歯形や身体的特徴は誰にも漏らしていないので、遺体と照合される心配はありません」

 そこに表情はない。

「逃げてきました」

 佳乃は手元の湯呑み茶碗に目を落とした。

「あんなくだらない意地の張り合いに命を懸けるなんて、私には無理です」

「よく咄嗟にそんなカモフラージュを思い付いたな」

 佳乃以外の分もお茶を注いでいた凛が、呟いた。

「作戦が決まった時から、怖くて、どうしようもなかったから。どうすれば逃げられるかずっと考えてた」

「実行は、私達が辞めた時には決まってたの?」

 あおいの言葉に、佳乃は頷いた。

「決まってたなら、言えよ」

 そのまま黙り込んでしまいそうな佳乃に対し、じっと彼女をを見据えるだけだった俊介が口を開いた。

「何で言わないんだよ。何で呑気に花束とか渡したんだよ」

「言えるわけない」

 佳乃は俊介の言葉に、苛立たしげに答えた。

「怖かったなら、どうして相談してくれなかった」

「怖かったよ。怖かったけど! 言ったって、どうにもならない。だから、俊介に心配かけないように黙って見送ろうとしたの。こんなことわざわざ言わせないでよ!」

「そんなことで気遣われたって嬉しくない。だいたい、生き残れたのだって偶然だ。女性兵士の遺体が転がってなかったら、どうするつもりだった? それ以外に何も考えてなかったんだろう?」

「考えてたよ! それに、こうやって生き残れたんだからいいじゃない!」

 先程まで表情を殺していた佳乃が、湯呑みを持った右手を机に叩きつけた。二人の間には周りが割って入れない何かがある気がして、拓真は仲裁するでもなくその様子をただ見守っていた。

「死んでたかもしれないのに」

 感情的になってきた二人を見て、俊介も怒鳴り返さすのかと無意識に身構えたが、彼は小さく呟いただけだった。俊介を睨んでいた佳乃は不意を突かれ、少し口を開けたまま言葉を返さなかった。

 しばらくして佳乃は、消え入りそうな声で「そうだね」とだけ零した。




「東北の旧反乱軍と岩崎派の主戦場は福島になるようなので、この街はまだ大丈夫でしょうが、旧反乱軍が押し気味になれば分かりません」

 何事もなかったかのように落ち着きを取り戻した佳乃は、最後にこう説明した。

「あの、ごめんなさい。訊きたいことがあるんですが、いいですか」

 区切りの良い所で未由が言った。

「分かる範囲でなら」

「定住権の審査というものが二ヶ月後にあるんですけど、それは大丈夫なんでしょうか?」

 拓真は、未由の言及で初めてそのことに思い至った。北海道までもを巻き込んだ全国規模の戦争ともなれば、当然、施策の順当な実施は行われなくなる可能性だってある。

「既に日程が発表されている定住権や簡易国籍取得の審査は確実に開催されます。ただ、それ以降は私にもわからないです。開催されない可能性は十分にあります」

「そう、ですか。ありがとうございます」

「次の審査で受からなければ、定住権は諦めたほうがいいってことか?」

「そうなります」

 彰の言葉に、佳乃は頷いた。拓真は戦争が始まると聞いた時よりも不安が増すのを感じたが、口には出さなかった。

「あまり気負わないで大丈夫ですよ。一回目は試験的に難易度が高く設定してありましたが、合格率が一割に満たなかったため問題が大幅に見直しされました。基本的な教養があればどうにかなるようなレベルになっていると思います」

 いつの間にか佳乃は拓真を見ていた。不安が顔に出ていたのだろうか。

「これ以上は出勤の準備の邪魔になると思うので、私はそろそろ帰ります。俊介をお願いします」

 佳乃は未由からノートを受け取ると、もう一度丁寧に頭を下げ、立ち上がった。

「帰るって、どこに?」

「どこでしょうね」

 拓真が訊くと、彼女は寂しげに笑った。

「ここに居れば?」

 それを見たあおいが、軽い口調で言った。

「六人も七人も、今更変わらないでしょ」

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