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プロローグ

主人公が捻くれ者なラブコメを書きたかった。

青春―――高校生活に置いて、いつ何時でも常に付き纏う、うざったらしいワードである。


何故なのか、何故こんなワードが常に付き纏うのか。

それは、みんなが大好きだからだ。


そう、みんな青春が大好きなのである。

みんなそれぞれが青春を夢見ている。

それどころか、青春を夢見る事すらも青春の1部としてしまうのだ。

青春を謳歌する者にとっては全てが青春なのである。

何しても何をやっても、失敗しても成功しても。


全てが青春の1部なのだから許されてしまうのだ。


だがまぁ俺も青春を夢見た事はある。

例えば放課後、友達がいないので1人家に帰る俺は、後輩に呼び止められる。

「先輩!ちょっと寄り道しませんか?」

なんて台詞を吐く後輩。


「またお前か」俺は面倒くさいなと思いつつも仕方なく付き合ってやる事にする。


その後は操り人形である。後輩にカラオケやゲームセンターに連行され、楽しそうに遊ぶ後輩を見守る俺。

まぁ面倒くさいが悪くない。

「ねぇ」

何故か俺に構う後輩を、それとなくあしらう毎日。

そんな高校生活、どうだ?青春だろ。

「ねぇ聞いてる?」

後輩…いいよな後輩って。


まぁ要するに、何を言いたいのかと言うと。

こんな俺でも青春を夢見る事くらいはあるのだ。


けれど。


そんな俺の理想は、俺的青春ラブコメは―――

「楓堂くん!」

「なんですか先輩」


「どうせ暇でしょうから、あなたを荷物持ちに任命するわ」


今日も先輩にあずける。



神無月です。少しでも面白いと思って貰えたらブックマーク、コメント等などお願いします!!!!!

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