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イピクワジー アベケジョンシアン スー

ノゾミとヒカリのお迎え出来ました。

魔法で体を強化したが()()()()()()が最高潮に達する前にこいつを倒さないといけない。

攻撃のための魔法は威力の低い魔法でも腕が使えなくなるのでダメ。

なら‐

私は強化した身体能力で3歩踏み込んで変人の背後に回り込み斬りかかる。


「ふん!」


変人は振り返り私の剣を受け止める。


「クゥ!」


「隙を付いてそこを責める。それは基本だがもっと頭を使わんかい!」


そう言って剣を振って弾き飛ばす。

弾き飛ばした時の反動を使って離れ、再度正面から斬りかかる。

それを変人は軽々と受け止める。


「防がれたからと言って!」


何かを言おうとしたが無視して変人の剣を握っている腕を掴み離れないようにして、剣を握っている手の中指を立てて目を瞑る。


『輝きよ!集え!‐ブリリエ‐』


中指の先に目を瞑っていても明るさを感じられる程の輝きが発せられる。

これなら隙が出来たはず。

私は目を開けると同時に素早く回って剣を振る。


「甘い!」


金属と金属がぶつかる音が鳴り響き剣が止まる。


『な!』


剣が震えながら切り結ばれている。

今のは完璧に決まったはず!


「甘い!甘い!mjtで隙を作ったようじゃが呪文を唱えたらこれから何かをするという合図を出しているのと同じじゃ!」


剣を振り、弾いた後に私に剣を振り下ろす。

重い一撃を受けて膝が曲がり、膝が地面に着く少し前まで脚が曲がる。

あぁ、()()()()


変人が続けて剣を振り下ろしてきたので私は曲がった膝を使って横に飛び、躱す。

躱してすぐに剣の握りを両手で握り、変人へと斬りかかる。


「遅い!」


私は右手を剣から離して振るう。

右手は空振り変人の動きは止まる。

そこをお兄様がやったように無理矢理体を捻って頭上から剣を振り下ろす。


「クゥ!?」


『がぁ!?』


ムカツク剣を左腕の籠手で受け止めた!


「いっつー!痛いのう!念の為籠手を付けて来て良かったのう。」


クソぅ!クソぅ!クソぅ!


「わしに一撃浴びせるとはなかなかでは無いか!」


ムカつくムカツくムカツク!


「がぁああああああああ!」


私は感情のままに剣を振るった。


「なんじゃ?」


「リーティエ!」


誰かが叫ぶ。

でもそんなの関係ない!

ただ振るう。振るう!振るう!振るう!

防がれるから振るう!フェイントをかけてから振るう!ムカツクから振るう!振りたいから振るう!


「うがあああ!」


どんどん追い詰めていく!相手が追い付けなくなるまで剣で殴っていく!相手を惑わすように剣を振るう!


「よく分からんが力に飲まれたか。はぁ、仕方がないのう。」


「力を。集え。”デ、クレフト オム テ ドラゲン”」


あいつは剣戟を防ぎながらムカつく事に呪文を唱えた。

魔法!!!なら発動前に潰す!


「うがあああああああ!」


私は剣をあいつのいた場所に振り下ろす。

だが、その一閃は空を斬った。


「こっちじゃ。」


その声に振り返ると顔を殴られた。

痛む顔を押さえながら後ずさる。


「女性のそれも幼子の顔を殴るのはポリシーに反するのじゃが今回は例外じゃ。」


あいつが余裕があるように何かを呟く!ムカツク!!


「グワアアア!」


感情のままに剣を振るう。

ムカツク!!私が振るう剣を弾き躱す!

少ししか脚にエーテルを纏っていないのに私の攻撃に的確に対処している!


「ああああああああああああああああ!」


私はただただムカツクから剣を振るう。

振るう!振るう!振るう!


「そろそろ終わらせるぞ。」


私が剣をあいつに向けて振るうが硝子の割れる音が響いた後に青の一閃が私の剣を巻き込んで宙を斬った。

剣を斬られた事によりバランスを崩す。

そこをあいつは私の腹を殴り飛ばす。


「ガハァ!」


うめき声をあげて吹き飛ぶ。

少し飛び倒れる。

ムカツくムカツクむかつくムカツくムカツクむかつくムカツくムカツクむかつくムカツくムカツクむかつくムカツくムカツク!!!!

絶対殺す!!!


「がああああ!」


私は()()()()()襲いかかる。


「ふん!」


だが、襲いかかった時に顔を殴られ意識が途切れた。

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「リーティエ!」


様子のおかしくなったリーティエ(彼女)が不審者に殴られた。

吹き飛んだ彼女はピクリとも動かないでいた。


「やれやれ。まさか魔術を使えるとは。」


そう言って不審者は彼女に手を伸ばす。

僕は脇から短杖を抜き、不審者に向ける。


「手を引くのをオススメいたします。」


いつの間にか私の首筋から少し離された所に剣を置かれている。

今まで僕の近くに誰も居なかったのに急に近く現れた。

だが、構うか!


「動くな!彼女から離れろ!」


僕は不審者に警告する。


不審者はため息をして剣を鞘に納める。


「殿下。大丈夫ですよ。こやつに危害を加えるつもりはない。」


そう言ってフードを外し穴の空いたズタ袋を外しこちらへ向く。


「…………レノックス卿!!」


僕の目の前に現れた放蕩将軍。

ヒューゴ・レノックスが膝を付いてそこにいた。

寒暖差キッツ

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