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恐怖の本棚

いるよ。


 これは、私が高校生の頃のお話。


 私の通っていたN高校の体育館前には、2階建ての学科棟が建っていた。

 一階は確か、そのとある学科の教室で(私の学校は普通科高校ではなかった。そして、私はその学科ではなかったので、その教室を使ったことがない)、2階は物置になっているのか、外から見ると段ボールなどが積み上げられいた。


 その例の学科棟の2階には─霊がいると言う噂があった。


 ある日、体育の休憩中だったか、その棟を見上げながらふとその噂話を思い出し、一緒に休憩していた友人になんとなく聞いてみた。


「そういえば、ここ幽霊がいるって言われてるよね~。いるのかな?」


 するとその友人がその棟を見上げながら言った。


「いるよ。こっち見てる」







 友人は霊感がある(ミエル)人だった。


 そして、その友人には一体何が視えていたのか…








 私は怖くて、それ以上のことは聴けなかった……

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― 新着の感想 ―
[一言] いた……((((;゜Д゜))))))) 詳しく聞きたいような聞けないような そんなことを思いながら感想欄を見て固まりました このお話、感想欄も怖い(・ω・`)
[良い点] 怖いですね:;(∩´﹏`∩);: 霊感のある知人にあそこにいるよ、とたまに言われますが一体何が見えているのか気になる反面、霊感なくて良かった、と思います〜。
2022/06/20 10:26 退会済み
管理
[良い点] 霊感のある友達の「いるよ」と即答した反応から察するに、その幽霊にはいかにも幽霊らしい特徴があると考えられそうですね。 幽霊特有のオーラや霊気を出しているだけならまだ良いですが、死亡時の損傷…
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