表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女 LIMIT FORCE  作者: 竹炭
9/108

魔法少女の素顔

剣を包む輝きは段々と形を作っていく。背後から見ていたひかりはそれに伴って起きた彼女の変化に気づく。

彼女の鎧は段々と簡素なものに置き換わっていた。強靭な装甲をもつ甲冑は動きやすそうな軽装甲になっているのが目に見えて分かった。

そして剣はとうとうその形を確かなものにしようとしている。

「ガァァァ!」

危険を感じ取ったのか化け物は先ほどとは一転して飛びかかり一息に距離を詰めようとする。

危ない。

ひかりがそう伝えようとする前に騎士の少女もまた化け物の眼前へと跳躍していた。


思いは単純、巨大な敵を倒すなら──。

「はあぁぁ!」

「ガアァァ!」


一瞬の交錯の後。


「ア……アァ……」


化け物はまっぷたつに割れ、サラサラと消えていった。

その場に残ったのはひかりと騎士の少女。

そして騎士の少女が持つには不釣り合いなまでの大きさの剣だった。

巨大な敵を倒すなら、自身の武器も大きければいい。わかりやすい、故に強力だった。



「すごい!あんなに強かったのに!ねえ、所でなんで私のおかげだったの?」

ひかりは騎士の少女に近づいていく。

「あ──」

そしてひかりは気付く。兜がなくなっていることに。



彼女は長い髪をしていた。髪の毛は吸い込まれるかの様な暗い青色でほとんど黒に近い。

そしてひかりの声に振り向いた彼女の顔には見覚えがあった。



「一条、さん?」

「…………」

「あっ待って!」


騎士の少女、一条と呼ばれた彼女は返事もせずに足元にできた穴に飛び込んでいった。


「行っちゃった……」

『……ひとまず今日は帰ろう、ひかり』

「うん……」

ひかりもまた、その場を後にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ