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魔法少女 LIMIT FORCE  作者: 竹炭
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運動少女と騎馬戦

「がんばれー!」「いけー!」「よくやった!」

体育祭は順調に進んでいた。数々の応援が飛び交う。

「ふぅ……」

「あ、伶さんおつかれ。飲み物いる?」

「頂くわ。ありがとうね、ひかり」

渡された飲料を飲んで伶は一息着く。

「ところで、どうしてひかりがここに?私と貴女は別チームだったはずだけど」

訝しげにひかりを見る。ひかりは少し歯切れが悪そうに話し始める。

「うん、それがね、ちょっと、するって言って聞かなくて」

「?、何を──」

「そう、宣戦布告よ!」

「……本当に申し訳ないがそうらしい」

「あら、貴方達は」

伶の前にひかりとは別に2人現れた。

「誰と言われればウチらはひかりの1番の親友!ユウと!」

「フミです、はぁ、本当にすまない、本当に……」

テンション高めのユウとあまり乗り気でないフミだ。

そしてその2人に見覚えがあった伶はひかりにひっそりと耳打ちする。

「ひかり、あの2人ってこの前の」

「うん、狭間の世界で最後に送り届けた2人だよ、わたしの友達なんだ」

「そう……」

「あ、記憶に関しては全然大丈夫、しっかり忘れてたから問題ないよ!」

「そう……」

「伶さん?」

どこか普段と違う雰囲気を感じ取ってひかりは後ずさる。

「そう!最近ウチらの大事なひかりを独り占めしている一条伶にウチらは宣戦布告に来たのだ!」

「…………」

「すまない、一条さん。アレはノリで生きてるから、本気の悪意があるわけではないんだ、そこだけはわかっておいて欲しい」

フミが伶に深く謝罪する。

「ええ、楽しそうでいいと思うわ」

「──だが」

「?」

「負ける気がないというところではアイツと同意見だ。宣戦布告してしまった以上私も全力で闘わせてもらう。よろしく頼む」

「……ええ、楽しみにしてるわ」

「ほら、いくぞユウ」

ワーワー喚くユウを連れてフミは自分達のチームに帰って行った。

「伶さん、あの」

「ひかり」

「は、はい!」

「本気で行くから、よろしくね?」

「はい……」

伶の笑顔に寒気を覚えたひかりであった。

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