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ペンの勇者 勇者の秘密  作者: AAA
プロローグ 契約の日
2/17

雑話 隔離場所251

世界観のようなものを説明する雑話。


読まなくても問題は無いです。


今回は試験的に作成した挿絵を挿入


マップは海外のサイトで作成 Inkarnate Worldsで作成

 ???「で、隔離場所251ってどんな場所だっけ? 」


 あいつ「確かこんな感じ」


 そういい、打ち合わせようの大きい机に紙が広がる。


挿絵(By みてみん)


 何というか……


 ???「雑だな」


 あいつ「永遠に使えないものなんてこんなもんでいいんですよ」


 それでももう少し何かあっても良いと思うが。


 ???「まぁ、あるだけまし……か」


 場所によってはなかったり、意味が無かったりするし。そう思うことにしとこう。


 ???「もしかしたらお偉いさんも来るかも知れませんね……ところでなんで、隔離場所の記載がないんですか」


???「なくしたときの対策だ。未開の地やら何やらでも探索に来るやつがいるからな」


まぁそんなやつが出てきたらその場で処分されるけどな。


それよりもだ……上の襲来だと冗談じゃない、そんなことになったら。色々と行動が制限されてしまう。


 あいつ「来るかこないかわからない上よりも今は仕事の事だよ」


 あいつが地図に指をさす。こいつとも結構長い付き合いだ。


 恐らく俺と同じ勇者だと思うが、異名からか名前がこちら側に伝わってこない。


 普通に話しているから、隠蔽系だと思うが別にこだわりもないし、詳しいことは聞かずにあいつと呼んでいる。


 ???「そうですね、今回は4ヶ所ですか」


 あいつ「未知の発生も考えると5種類、一応可能性としては25名の勇者候補だね」


 ???「25!」


 なんでそんな驚いてんだが、25程度なら結構な頻度であるだろ。


 ???「今回は、始まりの村の奴らで確定なんだろ」


 ???「連鎖系じゃなければな。周期外れの魔王も発生したみたいだし」


 あいつ「そういえば、10年ぐらい前に倒しましたっけ」


 ???「ちょっと調べてみます」


 若いなぁ。本当に。


「どうせ【終わった後にしか動けないのに】」


 もし動けるとしたら……【何度目かの危機なのに】なんでそんなに全力になれるんだか。


 あいつ「前にもこんなことあったっけ」


 ???「いつのことだ? 」


 あいつ「ほら、神殺しが動いたあれだよ」


 あぁ、あの過去の遺物か。


 ???「思い出したくない事を思い出させるな」


 全くあれと比べれば魔王派の方が遙かにましだ。


 ???「全く、わざわざ管理外を作ったのに何が不満なんだが」


 あいつ「どうやら、起きている事象を全て僕らのせいにしてるみたいだよ」


 ???「好き好んで【平和】を手放した奴らが何を言っているんだが」


 ???「確認しました。これです」


 机に紙が広がる。




 ---ーーーーーー-隔離251の魔王出現についてーーーーーーーーー


 対処者 ■■


 場所 ベル


 内容


 魔王派が動いた痕跡があるため■■が調査。


 こちらがたどり着く前に、魔王派閥により、■■■■に■■■■■を投与。


 投与者■■後、付近に居た■■■、■■候補が■■■■。


 そのまま■■を倒す。


 なお■■の判断により。情報は規制する。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 ……


 この報告書、俺が書いた奴だ。誰だっけかな。


 ???「どうやら、情報規制がかかってるみたいです」


 あいつ「めずらしいね、規制かけるなんて」


 規制書けた理由は……まぁなんとなくわかる。


 ???「大方、無駄な労力を省いたほたんとかで違反行為でもしたんじゃないのか」


 確かあれは……特効薬か?いや抑制薬か。


 ???「まぁ、亜種魔王発生があった方が覚えておいた方が良いかもな」


 ???「亜種なんですか? 」


 そこからか。


 ???「魔王発生については理解してるよな」


 ???「はい、人口と文明の発達度合いですよね」


 ???「そうだだから、魔王発生は予測できる。少なくとも数年前にはな。だからそれ以外の発生には【別の要素が必要となる】今回は魔王派が持ってきたあれだな」


 まぁあっちにもあっちなりの考えがあるからな。


 ???「あれとは? 」


 ???「自分で探し出せ。ちなみにそれを知った奴の離職率は60%だ。辞めるなら神殺し以外にしてくれよ面倒だから」


 ???「えっ」


 ???「それぐらい、ここは黒いんだよ。平和とは程遠く、恨まれる立場だ」


 最も、この黒さすら。あれと比べると十分に明るいんだけどな。


 あいつ「話を戻そうか……」


 トントンと地図を叩く。


 あいつ「今の話で、ベルは少なくとも魔王は生まれない」


 ???「あれを聞いた時点で、バルトで恐らく確定だが。ベルのように亜種が生まれる可能性はあると」


 おまけに、厄持ちが1人。


 ???「はぁ~」


 こりゃ、暇はありえないな。


 ???「舞台装置は? 」


 あいつ「今回は全て第3世代だね。■と■■と■と■■だね」


 ???「……あぁ、そうか」


 なんで俺が干渉されてるんだ? 


 ……まぁいいか。


 ???「とりあえず暫くは観測でいいんだよな」


 あいつ「それでいいとおもうよ」


 はぁ、んじゃまぁ。


 恐らくとんでもなく面倒になりそうだが初めて行くか。

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