最近の悪役令嬢モノはつまらない
最近の悪役令嬢モノはつまらない。
悪役令嬢。乙女ゲームの主人公に嫌がらせをするキャラのことをいうが、小説家になろうではそのキャラに転生した又はそのキャラに憑依した主人公の物語のことを指している。
小説家になろうでは悪役令嬢モノの作品ではざまぁ系が多くある。
悪役令嬢がよく分からないという人は実際に見て読むのがいいと思う。面白いかどうか人によって別れるものだから筆者の意見なと無視してもらって構わない。
さて、本題だが筆者が悪役令嬢が面白くないと思ったのつい最近のことである。きっかけはカテゴリーランキングに上がった作品を読んだのがきっかけで、作品名は伏せさせてもらうがありがちな悪役令嬢に転生した主人公が最後はざまぁするという作品だ。
読み終わったときに思ったことは「時間を無駄にした」という後悔だ。読んでいる途中でブラウザバックすれば良かったと思える程、展開がありきたりで読む楽しさすらない。設定やキャラの見た目が違うだけで他の作品となんら変わりないのだ。
そう、悪役令嬢モノは他の作品と変わりが見当たらないせいでつまらないのだ。これは私が読んだ作品に限らず悪役令嬢モノの作品全体に言えることでもある。
そんなことはない!オリジナルの要素も加えてある!という意見もあると思う。
もちろんオリジナル設定の入った悪役令嬢モノを見たことはある。だがそんな作品は悪役令嬢という前提を知った上でのオリジナル設定だった。例えば悪役令嬢と婚約を交わしている男に転生した、悪役令嬢の友人に転生したせいでいざこざに巻き込まれるといったものがあるが結局のところ視点を変えただけで展開は他の作品と変わらなかった。
いくつか作品を読んでいるうちに思ったことは悪役令嬢モノはゲーム実況と似ているということだ。
ゲーム実況はゲームをプレイしたり又はそのプレイを見て実況するものが一般的だ。人気ゲームが発売されるとゲーム実況者はこぞってゲーム実況の動画を投稿し始める。同じゲームを実況しているが喋っている内容や感想は十人十色ではあるが、根本であるゲームの内容は変わってはいない。
悪役令嬢モノもまた同じように作者によってキャラの設定や書き方は違うが、根本的な部分が同じせいでどれも似たり寄ったりなのだ。
自分の他の作品とは違う!と思っている人がいるならそんな人は悪役令嬢なんて書かないでオリジナルの作品を書いてほしい。異世界転生でもいいからとにかく自分だけの世界を作り上げて欲しい。
これは炎上する(確信)