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プロローグ

  「ピピピピピピピピピーピピピピピピピピピー」

  アパートの一室で、目覚ましのスヌーズ機能が鳴る。  

  大学生の優太は面倒くさそうにスマホを操作し、目覚ましを止め、時計を見た。


  

  「やばい、寝過ごした。」

  俺は急いでベットから降り、呆然と立っていた。


  もう9時だ。

  

  間に合わない。

  だんだん頭が冴えてくるにつれて、血の気が引くような気がした。

  

 「面接を寝過ごしたなんて親に言えないな…」

  

  他の試験はすべて落ち、このままでは就職浪人だ。

  実家にいたときは、母親が大事な試験の時や学校の時間に起こしてくれていた。しかし、一人暮らしを

 始めてから、期末試験やバイトなどに何度か遅刻した。

  

  しかし、今日は第一志望の会社の2次面接である。

 

  「遅刻の電話しないと」

  と思ったが、面接に遅刻するようなやつを採用するだろうか。

  

  「漫画なら、魔法や超能力で時を戻せるんだろな。」

  そんな考えが頭に浮かんだ。

  

  「時間よ戻れ。」本気でそう思った。

  無理なのはわかっていた

  でも、絶対に面接には行かなければ。

  無意識に壁に掛けてある時計を見ながらつぶやいた。

  

  「神様がいるなら一時間前に戻してくれよ。」

  

  「いいよ」

  そんな声が聞こえた気がした。

 

  ぐわぁん。何か部屋全体が歪んだ。


  

  まさか、と思い時計を見る。

  8時前だ!戻った?間に合う!


  


  8時の時計を見ながら、少し冷静に考えた。

  

  「本当に戻ったのかな?」

  「さっきは、寝ぼけて時計を見間違えただけなのかな」

 

  と思ったが、そうではことがわかった。


  「ピピピピピピピピピーピピピピピピピピピー」


  アラームのなったほうを見ると、ベッドでもう一人の自分が寝ていた。

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