新人が止まらない

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：新人が止まらない

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

その日、わが社に新入社員がやってきた。

うちの会社は結構大きいから、

部署が違えば

その人と接する事はあまりない。

「ふうん。新入社員かぁ。まぁこれから大変な目に遭って、いろいろ仕事とか苦労しながらやって行くんだろうなぁ」

自分のこれまでのことを思い返し、

その社員の未来もなんとなく想像した。

でも次の日。

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

また新入社員？

と思っていたら、

「…あれ？あいつ確か昨日来てなかったっけ？」

昨日見たあの新入社員と激似？

本当に似てる感じで…

でも初日によく見てなかったから、

どうなのかよくわからなかった。

そしてまた次の日。

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

同じように新入社員がやってきた。

「ちょっとちょっと、こんなに新入社員ってくるんだっけ？w」

少し笑いながら思い返してみたが、

今日やってきたその新入社員が

昨日、おとついにやってきたあいつと

同一人物だったかどうか？

やっぱりそれがよくわからない。

でも「連日やってくる」

と言うところにやはり疑問を感じた。

周りの社員に聞いても、

「いや、今日やってきた新入社員だよ？」

「え？そうなんですか？」

なんて曖昧な答えばかりで

要を得ない。

「なんだこの現象…？」

記憶を探っても

ヤツが同一人物だったかどうか

わからずまま。

一体何がどうなってるのか、

やっぱりよくわからない。

でも、もう1つ不思議だったのは、

違う部署にわざわざ用事を作って行っても、

あいつが働いているところを見たことがない。

まぁまだ3日目だったからかもしれないけど、

それにしてもなんか変じゃないかなぁ…。

そして4日目の夜。

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

また来た。

「おいおい、なんぼなんでもこりゃ無いだろ」

俺はつい見かねて席を立ち、

その新入社員が挨拶してる所へ行った。

でもなぜだか、

どうしてもその場所にたどり着けない。

「あれえ？」

としていると

俺はいつの間にかトイレの中に。

「………」

当たり前のようにそこに居た感覚で、

扉を開けて出て見ると…

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

「うわっ」

思わず声を上げた。

目の前に、

あの新入社員らしき男が

満面の笑みを浮かべて立って居たのだ。

「はっ！…ゆ、夢…」

次の日、会社で…

「はじめまして。よろしくお願い致します！」

あの新入社員と俺、

何かこれまでに知らない所で

関係でもあったんだろうか？

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=LKUI1YaK7y8

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬