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一年彼女  作者: 葉月 優奈
十一話:一年彼女が死ぬ運命
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再葉には、『運命』というメモ帳がある。

それは時間の流れが唯一違うチュパカブラが書いた、再葉の未来だ。

俺はそのメモ帳とは違う、自分のメモ帳を作っていた。

そこには正しい運命も、未来を見てきた確約もない。


ただ、俺の思いと意思を詰めたデートの予定表が書いてある。

最初の項目は、俺の家に連れていくことだ。

両親が仕事でいない朝七時。俺はマンションの自宅に再葉を連れてきた。

俺の部屋に案内した再葉は、部屋の中を見回す。

机とベッドと小さなテーブルが置かれた、男の部屋。

漫画は置かれているが、パソコンのない部屋だ。


「いいだろ、俺の部屋」

「はい、健斗のにおいがします」

「ああ、そうだな」

再葉は記憶を失ってから俺の部屋に来るのは、初めてだ。


「卑猥な本はないの?」

「ないよ」

「ほんとに?」

「ほんとだ」

そんな俺は、自分が書いたメモをちらりと見る。

内容を確認した後、俺は本棚に近づいた。


「その代わり、再葉に見せたいものがあるんだ」

「見せたいもの?」

「俺の記録だよ」

そういいながら俺は、アルバムを取り出していた。



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