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一年彼女  作者: 葉月 優奈
八話:一年彼女の人ならざる姿
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再葉が戦っているのを見るのは初めてだ。

いや、俺の記憶では……の話だが。

それでも再葉の強さは圧倒的だ、中でも動きが素早い。


一撃を食らった中本は、そのまま段ボールの方に倒れていく。

そのまま、しばらく動かない。


「いやあ、お見事。さすがは優等生」

「あなたは?」

「丁だよ、雲吞の代表をしている」

「そう」反応は、相変わらず薄い。

記憶が失う前は感情豊かな再葉も、落ち着いている。


「やはり、全て忘れているのか?」

「ええ」

「そうか、手が早い」

「彼は助けた」

俺はいつの間にか、再葉に助けられた。

足を縛られたロープが、いつの間にかほどけていた。


「俺は、ここから下がった方がいいよな」

「ええ、逃げて」

「情けないよな、男なのに」

「何がですか?」背中を向けて、すでに前を向く再葉。

再葉の前には、拳銃を持ったマフィア風の男『丁』。


雲吞のボスが目の前にいる。

後ろには、手下らしき部下が集まっていた。


「逃げられる?」

「え?」

「あなたは、逃げないといけない」

そういいながら、再葉は丁の方に飛び込んでいった。

それと同時に、後ろの部下たちは銃を構えていた。

俺はそれを見て、嫌な予感しかなかった。


「これって、やっぱり……」

そして、俺の予感は現実になる。

丁の部下たちは一斉に銃を撃ち始めたのだから。



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