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無能力だからと追放されたオッサン、ゲーム知識で全ての敵をねじ伏せる  作者: てるゆーぬ


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第5章94話:ラスボス戦3


「簡単なことだ」


と俺は言った。


そして俺は説明する。


「セラヴィデントが発動しないのは、お前の3つ目のスキル枠が、とっくに封印されているからだ」


「は?」


「さっき俺は粉を2回投げただろ? 1回目は麻痺袋まひぶくろ。2回目はスキル封印の粉だ」


「ス、スキル封印……?」


ルシュトが怪訝そうな顔をしている。


俺はうなずきながら、告げた。


「そうだ、スキル封印だ。相手のスキルを封印するアイテム。それによってお前の3つ目のスキル枠が、使えなくなったんだよ」


「なんだ、と……」


スキル封印の粉は、相手のスキルを封印する。


ちなみに相手が複数のスキルを持っている場合、スキルスロットの一番後ろのスキルが封印される。


今回の場合は、セラヴィデントが入っているスキルスロットが封印されたというわけだ。


「だから言っただろ。もう勝負はついてるとな」


そう宣言した俺は―――――


地を蹴り、ルシュトに接近した。


ルシュトの顔面をぶん殴る。


「ぐはっ!!?」


吹き飛んで、ぶっ倒れるルシュト。


そんなルシュトに素早く近づき、起き上がらせる。


さらに腹や脇腹わきばらを殴りまくる。


「ぐっ、がっ!? あがぁっ!!?」


最後にルシュトの顔面を横にぶん殴って、ふたたび吹っ飛ばした。


「あぶばっ!!?」


ひっくり返ってぶっ倒れたルシュト。


顔がはれ上がり、血だらけになっていたが……


「パーフェクトヒール!!!!」


とルシュトが叫んだ瞬間。


彼が負っていた傷が全快ぜんかいする。


顔のれも消えた。


ルシュトが不敵に笑いながら立ち上がる。


「ははははははは! バカめ!! 俺には全てを治癒する魔法【パーフェクトヒール】があるんだよ!! お前の攻撃なんか――――ぐはっ!!!?」


言葉の途中で、俺はルシュトに膝蹴ひざげりを食らわした。


さらに頭突ずつきを食らわし、腹を殴り、ローキックを食らわし、脇腹わきばらを殴りつける。


「あがっ! ぐぎゃっ!! うがあぁっ!!?」


殴る。


殴る。


殴る。


そして仕上げとばかりに、ハイキックで蹴り飛ばす。


ルシュトの防御が間に合い、ハイキックの直撃にはならなかったが、衝撃で横に吹っ飛んだ。


うつぶせに転倒するルシュト。


「パ、パーフェクトヒール!!!」


倒れながらルシュトがパーフェクトヒールを使う。


ふたたびルシュトが全回復ぜんかいふくする。


そして起き上がろうとしたところを、俺は上から踏みつけた。


「ぐっ!?」


「自分が受けた傷を一瞬で全快ぜんかいさせる能力――――パーフェクトヒール。便利なスキルだな?」


踏みつけながら、俺は告げる。


「だがよ、そのスキル。果たして何回使えるかね?」


「!!!」


俺の言いたいことを、ルシュトは理解したようだ。


そう。


パーフェクトヒールは強力なスキルだが、それゆえに消費魔力しょうひまりょくが大きい。


何度も使える代物しろものではないのだ。


連続で使えば、すぐに魔力が枯渇してしまう。






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