表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無能力だからと追放されたオッサン、ゲーム知識で全ての敵をねじ伏せる  作者: てるゆーぬ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

92/97

第5章92話:ラスボス戦


移動を開始する。


2日後。


昼。


くもぞらが広がる中。


目的地にたどり着く。


そこは峡谷きょうこくだ。


―――――【ラタ峡谷きょうこく】。


白い岩壁に囲まれた峡谷だ。


「……」


俺とラミアリスは峡谷を歩く。


魔物は素早く倒していく。


俺たちのレベルと武器ならば、ここの魔物は結構あっさりと蹴散らすことができる。


そして。


峡谷の奥地。


そこに一人の男性が立っていた。


「……いた」


スキルテイカーだ。


名前はルシュト。


身長175センチ。


銀髪。


赤い瞳。


高ランクの戦衣せんいをまとっている。


「何をしているのかしら?」


小声こごえでラミアリスが尋ねてきた。


俺は同じく小声で答える。


「何もしていない。思い出に浸っているのさ」


ルシュトは何もせず、虚空を見つめている。


この場所は、ルシュトにとって、特別な場所なのだ。


だから彼はよくここにやってきて、古い記憶に浸っている。


不意打ふいうちのチャンスだ。――――予定通りいくぞ」


と俺はつぶやいて、アイテムバッグから一つのアイテムを取り出した。


それは【強麻痺袋きょうまひぶくろ】だ。


これはローレッタから回収できた戦利品である。


まずはスキルテイカーにこれをぶつける。


「ふう……」


深呼吸をする。


ルシュトはまだ俺たちの存在に気づいていない。


そして。


俺は斜め後ろから【強麻痺袋】を投げつけた。


「!!」


強麻痺袋がルシュトにヒットする。


中身の粉がぶちまけられた。


「なん、だ……!?」


ルシュトが麻痺して倒れた。


しかし、ヤツはすぐに復活してくる。


ルシュトには麻痺を解除できるスキルがあるからだ。


だからすぐさま次の手を打たなければならない。


(よし、お次は……これだ)


俺はアイテムバッグから【スキル封印の粉】を取り出した。


それをルシュトに投げつける。


「!!?」


コレもヒット。


スキル封印ができた。


全てのスキルが封印できたわけではない。


だが……


「これで俺たちの勝ちだ」


と俺は勝利宣言をする。


さて、そろそろルシュトに声をかけるか。


ルシュトは、スキルによって麻痺を解除したようで、立ち上がった。


「粉を投げつけてきたのは、テメエらか」


とルシュトは俺たちを鋭い眼光で睨みつけてくる。


さらに告げる。


「俺が誰だかわかったうえで、喧嘩を売ってきたのかよ? あぁン?」


「ああ、もちろん知ってるよ。スキルテイカー」


「!!」


「お前をぶっ殺しに来た。お前にスキルを奪われた復讐に来てやったぜ」


俺はそう告げた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者は他にもいくつか作品を書いております!

以下は恋愛ざまぁ系の短編小説です。よろしければこちらもお読みください↓

追放聖女、復讐する

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ