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無能力だからと追放されたオッサン、ゲーム知識で全ての敵をねじ伏せる  作者: てるゆーぬ


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第4章81話:ギルマス戦2


俺はつぶやいた。


「思ったよりラクに勝てそうだな」


想定したよりもアランドールはずっと弱い。


このまま倒してもいいが……


せっかくだからフラウにも経験値を吸わせてやるか。


俺はフラウを召喚する。


「……!! テイムスライムだと!?」


とアランドールが目を見開く。


俺は言った。


「フラウ、アランドールにアレをやれ」


「ふきゅきゅっ!!」


フラウが了解してから、地面から勢いよく飛び上がる。


木の幹へ。


木の枝へ。


地面へ。


高速で飛びつく。


まるでピンポン玉のように跳ね回る。


鍛冶スライムのレベルが育ってきたら、こういう動きもできるようになる。


そして。


「ぐはっ!!?」


フラウの頭突きがアランドールの頭部を打った。


しかしそれでは終わらない。


フラウはふたたびピンポン玉のごとく周囲を飛びまわり、アランドールに激突する。


「ぐふっ!!? なんだ、この動きは……!!」


今度は腹。


今度は胸。


今度は背中。


あご、足、脇腹……と、フラウがタックルし続ける。


アランドールが大剣を振り回して、フラウを払いのけようとするが、高速で動き回るフラウを捉えることはできない。


「す、すごい……フラウが、こんなことできるようになってたなんて」


とラミアリスが感嘆した。


「だいぶレベルが上がったからな。今のフラウは、ミノタウロスぐらいならソロで狩れるぞ」


樹木が多い森の中であれば、フラウは大型モンスターだって倒せる。


ただ、アランドールをフラウだけで倒すのはちょっと難しそうだ。


俺も参戦することにしよう。


「ふっ!!」


俺がザファトロスの剣でアランドールに攻撃を仕掛ける。


「チクショウっ!」


アランドールはとっさに避けた。


しかし、アランドールが俺に気を取られたことで、フラウのタックルがあごに直撃した。


「ぐあっ!?」


アランドールがひるんで、膝をつく。


そこにラミアリスが斬りかかる。


「死ね」


「ッ!!」


ラミアリスの斬撃を、アランドールは素早く避けた。


しかしそこにフラウがまたもやタックルを食らわす。


今度はみぞおちにタックルが直撃して、アランドールがぶちぎれる。


「あああスライムがァアアッ!! ちょこまかと鬱陶しいんだよ!!」


フラウを払いのけるべく、アランドールが衝撃波を発生させた。


「ふきゅっ!!?」


フラウが衝撃波に阻まれて、吹っ飛ばされる。


しかしアランドールに大きな隙ができた。


俺はその隙を見逃さず、アランドールへ斬撃を放った。


斬撃はアランドールを斜めに切り裂いた。


「ぐ……ああああああああああ!!?」


アランドールから大量の血飛沫が吹き荒れる。


そんなアランドールの背後に回ったラミアリスが、背中からアランドールを貫く。


「ぐふっ!?」


ゴールドソードがアランドールの背中から腹を突き破っていた。


致命傷である。


ラミアリスがゴールドソードを引き抜く。


アランドールがその場に膝をついた。


「馬鹿……な……俺が、ルーカーごときに……やられ……」


断末魔の言葉。


それを言い終わる前に、俺はザファトロスの剣で、アランドールの首を刎ね飛ばした。


くるくると宙を舞い、落下した生首。


かくしてギルドマスター、アランドールは血に沈んだのであった。






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