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無能力だからと追放されたオッサン、ゲーム知識で全ての敵をねじ伏せる  作者: てるゆーぬ


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第4章61話:サラマンダー


サラマンダーは強い。


竜ではなくトカゲのモンスターなので、竜ほどの強さはない。


しかし【小さな火竜かりゅう】と呼ばれているぐらい戦闘能力は高い。


火やブレスを吐いたりはしないものの、近づくと熱風ねっぷうを発してくるので、近接で倒すのが困難な敵だ。


一方、動きが鈍重であり崖などものぼってこれないという弱点もある。


したがって崖の上などの安全地帯あんぜんちたいから遠距離攻撃えんきょりこうげき仕掛しかけると、ラクに倒すことができる。


ただし。


「崖の上から狙撃しまくっていると、サラマンダーは逃げていってしまう。逃げられると当然倒せなくなる」


「じゃあどうするの?」


「あらかじめ、あの石橋いしばし崩落ほうらくさせておくんだ」


視界の左側ひだりがわに、人が作ったものではない天然の石橋がある。


その石橋は、崖のこちら側から、あちら側に渡るためのものだ。


しかし衝撃を与えれば、石橋を崩すことができる。


「石橋が崩れると、サラマンダーの逃げ道が塞がれる。すると広場に閉じ込めることができるんだ」


「なるほど……閉じこめてから、弓で撃ちまくるのね」


「そういうことだ」


と俺は首肯した。


ラミアリスは尋ねてくる。


「で……どうやって石橋を壊すのよ?」


「カンタンだ。俺たちの攻撃力なら、力づくで叩き壊せる」


俺は【シルバーソード】をさやから抜いた。


右手に持って、石橋へと近づく。


俺はシルバーソードのさきを地面へと向けた。


「こうやって、突き刺せば―――――と」


俺はシルバーソードを地面に突き刺す。


すると、石橋に亀裂が走った。


直後。


石橋がガラガラと音を立てて崩れ落ちる。


よし。


これでサラマンダーの逃げ道は塞がったぞ。


「準備は整った」


「……こんなふうにできることが増えてくると、楽しくなってくるわね」


とラミアリスが微笑んだ。


俺は言った。


「もっとレベルが上がれば、もっとできることが増えて、人生が楽しくなるぞ」


「それは楽しみね」


「……さ、サラマンダーを討伐するぞ」


「了解」


俺とラミアリスは、ミノタウロスアーチャーの弓と矢を取り出した。


崖のふちに立つ。


下に向かって弓を構える。


地面に這いつくばっているサラマンダーの背中へと照準しょうじゅんを定める。


そして。


狙撃開始そげきかいしだ。


矢を放つ。


俺とラミアリスの矢が、サラマンダーの背中へと着弾ちゃくだんする。


「グガアアアァァアァアッ!!?」


とサラマンダーが悲鳴を上げて、のたうった。


俺は告げる。


「どんどん撃つぞ!」


「ええ!」


とラミアリスは答え、次の矢を構える。


間断なく、俺たちはサラマンダーへの狙撃を続ける。


円形の広場に閉じ込められたサラマンダー。


逃げ場はなく、ただ矢をられ続ける。


そして。


30本ほどの矢を消費したところで、サラマンダーは動かなくなった。


討伐完了だ。







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