第3章47話:経験値稼ぎ2
「経験石に魔力を送り込むと、使用できる。こうやってな」
俺は経験石を使ってみた。
すると。
緑色のオーラが俺を包み込む。
直後、レベルアップを示す光のエフェクトも現れた。
「さっそくレベルが上がったみたいだ」
やはり経験石から得られる経験値は美味しいな。
ちなみに使い終わった経験石は、砕けており、ただの石くれになっていた。
「経験石は、拾ったらすぐ使っていい。経験値を得る以外の用途がないから、持っていても荷物になるだけだしな」
「わかったわ。じゃあそろそろあたしも採掘を始めるわね」
「ああ」
かくして、俺たちは二人で手分けして採掘作業をおこなった。
すぐに経験石が、ラミアリスのほうから出土する。
彼女も経験石を使用して、すぐにレベルが上がった。
「魔物と戦わなくても、こんなにカンタンにレベルアップできるなんて!」
と感激していた。
ちなみにフラウにも経験石を食べさせて、レベルアップをおこなった。
そうして俺たちは、休憩を挟みながら、1日中、採掘作業をおこなうのだった。
翌日。
朝から採掘をおこなって、昼になった。
俺は採掘作業を切り上げることにした。
「そろそろ採掘はいいだろう。十分にレベルが上がったしな」
「ふう……さすがに、同じ作業をするのに飽きてきたところだったから、ありがたいわ」
とラミアリスが喜んだ。
ちなみに俺たちのレベルは、30に達していた。
俺のステータスが以下である。
◆◆◆
名前:ロッシュ
年齢:37歳
適性職:剣士
階級印:第十階級
ユニークスキル:なし
レベル:30
攻撃力:57
防御力:22
敏捷力:15
魔力:5
ステータスポイント:0
装備
腕力のリング:攻撃力+5
ボルケウスの戦衣:防御力+21
◆◆◆
まずレベルは15から30に上がったことで、ステータスポイントが45ポイント得られた。
それを使って攻撃力を57まで上げる。
腕力のリングとあわせると攻撃力は62となる。
これだけ攻撃力があれば、十分だ。
ゆえに『攻撃力に全振りする』という方針はいったん中止し、残ったステータスポイントは防御力と敏捷にも振り分ける。
結果、防御力は22、敏捷力は15まで上がった。
ラミアリスにも同様のアドバイスをおこない、攻撃力だけでなく防御力・敏捷力もアップさせた。
「これだけステータスがあれば十分だ」
「じゃあ、さっそく領都へいく?」
「いや、その前に武器を強化しておかないとな」
ゴールドソード。
シルバーソード。
これらの装備は強力だ。
しかし強化をすることで、領主と戦い抜くための主力装備に進化してくれる。
せっせと強化石を集めてきたのも、これらの装備を強化するためなのだ。




