表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無能力だからと追放されたオッサン、ゲーム知識で全ての敵をねじ伏せる  作者: てるゆーぬ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/57

第1章20話:レベルアップと戦利品


決着だ。


「……!!」


そのとき、俺のレベルが上がった。


レベルが上がると、全身に光があふれる。


自分で『レベルが上がった』というのがわかるのだ。


(やっとレベルが上がったか)


昨日からそこそこ敵を倒しているが、なかなかレベルが上がらなかった。


しかしようやく1レベルアップだ。


ルーカーは、他の人間に比べて、レベルアップのために3倍の経験値を必要とする。


だからレベリングには苦労するのだ。


「ふう……」


ひとつ息をついてから、とりあえず俺たちは武器をおさめる。


そして回収作業を始めた。


「……!」


女性衛兵じょせいえいへいの頭にぶっ刺さった斧を回収しようとする。


しかし、女性衛兵の頭蓋骨ずがいごつを裂いた衝撃で、斧の刃が欠けていた。


この刃こぼれは致命的だ。


(この斧は、昨日からそこそこ使ってきたからな。刃の磨耗まもうもあったし、寿命だな)


さすがに斧はもう使い物にならない。


今後はショートソードを使っていくことにしよう。


回収できたものは以下である。




ダガーx1


小盾こたてx1


ロングスピアx1


腕力のリングx1


回復ポーション小x4


角笛つのぶえx1


解毒薬x2


ドライフルーツx5


金貨x2


銀貨x5


銅貨x45





注目すべきなのは【腕力のリング】。


強雑魚きょうざこであるアンナから回収できたアクセサリーだ。


攻撃力を+5してくれる。


序盤で攻撃力が5も上昇するのは、かなり強力だ。


「この腕輪は俺が使うぞ」


と、ラミアリスに断りを入れてから、腕力のリングを身につける。


ボスである衛兵隊長と戦うためには、火力を上げておいたほうがいい。


俺は尋ねた。


「槍は使えるか?」


「いいえ。練習したことないから、無理だわ」


「そうか。じゃあこれは要らないな」


アンナから回収できたロングスピア。


俺もラミアリスも使わないので、捨てておく。


あとは角笛も要らないので捨てる。


あとはお金。


金貨、銀貨、銅貨を拾えた。


レートとしては。


金貨1枚=10000ディリン


銀貨1枚=1000ディリン


銅貨1枚=100ディリン


……となっている。


お金はあって困ることはない。


しかし、細かいお金は荷物になってしまう。


なので銅貨45枚については捨てておくことにした。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者は他にもいくつか作品を書いております!

以下は恋愛ざまぁ系の短編小説です。よろしければこちらもお読みください↓

追放聖女、復讐する

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ