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おまけ 物語にでてきた石と花たち

 最後まで読んでいただきありがとうございました。


 後書きに変えて物語にでてきた石の紹介を少し……といっても今回は一つだけなので、キャラクターの名前の由来になった石も紹介します。ちなみ専門家でも何でもないのであくまで小ネタです。


★桜石

 石の中に桜の花びらのような模様が浮かび上がった不思議な石です。桜模様の部分は色もほんのり桜色です。京都にあるものは天然記念物となっています。

 いつかお話にしたいと思っていた石の一つなのですが、アクセサリーと結び付けにくくて今回やっとお話にできました。たまたま執筆の時期が桜の時期に重なりました。


 続いて登場人物の名前の由来になった石です。髪の色とか、目の色とか、基本的にどこかが石とリンクしています。

 

☆フローライト

 別名ホタル石。主人公ホタルの名前の由来です。ホタルだけは外見が石と何もリンクしていません……ただ昔から好きな石だったという理由で、主人公の名前にしました。

 黄、緑、青、紫など、とてもカラフルな石なので、好きな色がきっと見つかると思います。ただ、アクセサリーとして扱う場合は割れやすいので注意が必要です……私はホタル石のチャームを鞄のがま口で挟んでしまい、粉々にしたことがあります。


☆スポジュメン

 和名をリシア輝石といいます。フローライトと同じで色がたくさんあり、色によって名前が変わります。リシア君は黄緑色のイメージで書いています。リチウム資源として重視されている石というところが、道具屋っぽいなぁ、と。ちなみに直感力の石だそうです。


☆ウォーターメロントルマリン

 中心部が赤・ピンク、外側がグリーンというスイカのようなカラーが特徴的な石です。二つの色が合わさっているところから、ハーフエルフを思いつきました。とはいえ、スイカそのままでは名前にしにくかったのでスイで。「バランス」や「調和」を保つ石なので、人とエルフの架け橋になって欲しいなぁ、との思いを込めました。


☆マラカイト

 カイトの名前の元になった石です。和名は孔雀石。その名のとおり孔雀の羽根の緑のような鮮やかな色で、縞模様のきれいな石です。古代エジプトでは粉末にしてアイシャドウにも使われていたそうで、かの有名なクレオパトラも使っていたと言われています。洞察力を高める石です。

 

 ここからは石ではなく花の紹介です。エルフたちの名前は植物からとりました。春の妖精なので、春の花から選んでみました。


☆フリージア

 ジアの名前の由来です。さまざまな色がありますが、黄色いフリージアの花言葉は「無邪気」。いい人だけど、少し空気を読まない、そんなお祖母ちゃんにしたくてこの花から名前を考えました。好きな小説の冒頭にでてくる花で、小説がきっかけで好きになった花です。香りが強い花なので、好みは分かれるかもしれません。


☆ソメイヨシノ

 説明がいらないくらい有名な花ですが、ヨシノの名前の由来です。桜の長の家に生まれた長男は子どものうちはサクラという名前で、長となる際に桜の品種の名前となる、という設定を考えていましたが、書き損ねました…

 

☆ネモフィラ

 花言葉は「どこでも成功」。ネモの性格はこの花言葉で決まりました。一面のネモフィラの花畑は壮観です。もともと青が好きなので、無条件に好きな花です。


 以上です。ホタルの物語はこちら↓とリンクしています。ホタルが異世界に来てから宝飾合成に成功するまでの最初のお話です(リシアとホタルの甘い話もちらほら入ってます)。お時間があればこちらも読んでいただけたら嬉しいです。

 

「訳あって異世界で宝飾師に弟子入りすることになりました」(https://kakuyomu.jp/works/16816452219812206144)

 

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