キャリードラゴン
投稿がかなり遅れました。
先週ゲームしてたらマジで過ぎてて今日あげました。
まあこちらも遅れてはいますがね。
とりあえずなんとかここまで来たな。
現在残すところ3021人。
そもそも始まりが最大100万ではなく50万と半分の数値であったため、かなりの勢いで減ったと考えられる。
それもそうだ。
マップは確かに広大ではあるが、その代わり敵対する確率も高い。
それに、アンチ移動の速さも異様なスピードだからな。一回円が縮まればおおよそでも最低一万は軽く消し飛ぶ。
それに範囲外ダメージも後半になるにつれて高くなるからな。脱落する確率が二次関数的な勢いで伸びる。
そして現在ドラゴンロードと一緒にいて無傷のままだ。まあどんどん掻っ捌いているのはこちらなのだが。
でも本人のプレイヤースキルも高いし、あまりキャリーしない方が良いんだけどな。
「あそこに敵いる。」
ドラゴンロードは茂みに隠れながらライフルを構え、標的にめがけて撃つ。
全弾着劇とはいかないが、かなりの高精度であった。
多分20発中13発は当たっているのだろう。
ダメージ量もかなり凄い。
『うまいな。いつからやってた。』
「いつからですか?わかんないです。」
分からないか。まあ俺もそんな感じだな。殺し屋時代の時とかいつから殺人術を身に着けたかなんて忘れちまった。
「でもパパは僕がゲームするところを褒めてくれるよ。」
『パパ』
あれ、たしかあいつの父親って、マオから聞いてたな。
確か元FPSプロゲーマー。
優勝を何度か取ってる最強のゲーマーだったっけ。eスポーツ業界で知らない人は存在しないほどに。
ゲームというものからすればあの人は、多分なんでもできる。
「パパは優しいんだ。あっ。ママも優しいよ。」
ドラゴンロードは発言を取り消すような形で言い直す。
うっかりが出てしまったかのようであった。
『じゃあいいとこ見せたいな。』
櫻木はそうテキストに打つ。
「うん。」
ドラゴンロードは元気いっぱいな返事をする。
すると後ろから銃弾が迫ってくる。
なるほど。ばれてたというより漁夫の利か。
典型的なチーミングだなこりゃ。
櫻木はナイフを投げ、一人倒す。
ついでに回収すると同時に相手の銃を解体し、たまたま持っていたワイヤーを使い、腕を縛った。
『はいはーい。落ち着いてくださいな。』
「なっ。何なんだよお前。」
『通りすがりの世界ランカーです。』
「世界ランカーって、お前もしかしてアルターエゴか。」
ありゃ。まさか知っているとは。
「いやもしかしたらあれか。お前セコンドハンドだろ。」
・・・よし。こいつは僕の正体について知っている。まあそれはマジでどうだっていい。
じゃあどうしようか。
・・・・あっいいこと思いついた。
櫻木はワイヤーでさらにそいつの体を縛っていく。
「いやちょ・・・まtt・・おま・・おい・・。」
いやーなんかあれだな。懐かしいな。
あの爺さんがたまに教養のために日本の番組を見せてもらってたな。
赤眼鏡かけたファラオを獲得するゲームの試練であった。
初めトイレットペーパー巻いてんのかと思ってたけど。
櫻木はミノムシ状態になった敵を肩に担ぎ、ドラゴンロードに会う。
「うわー。何それ。」
『でっかいミノムシだよ。』
「ミノムシじゃねえぞおい。」
櫻木はそいつの尻を叩く。
『お前は今日からミノムシだ。』
プライベートチャットにその文を送る。殺意満載の文章を送る。
・・・黙っちゃった。
しかしこいつをどうするか。
櫻木は辺りを見渡す。どうやらドラゴンロードがあらかた倒してくれていたようだ。すご。
そして櫻木はバギーを見つける。
『あの車に乗る?』
「わーい乗りたーい。」
ふ。所詮子供だな。
櫻木はバギーまで足を運び、助手席にドラゴンロードを乗せた後、急いでミノムシを後ろの車のナンバー板に括りつける。なるべく長くして。
「おいちょっと待て。俺死ぬって。地面に削られながら形無くなるって」
『大丈夫だ。ワイヤーで守ってるから。』
「それ大丈夫じゃな・・」
『じゃあしゅっぱーつ。』
「おー。」
「いやおーじゃなーーーー。」
勝手に出発した。
「うおー。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。」
『ちっ。なんだ生きてんじゃん。』
「奇跡だわ。マジで奇跡だわ。」
すると周りからいきなり銃弾が飛んでくる。
おかしい。どうしてみんな気づくんだ。
「シリアス顔しても意味ないだろ。あるから俺括られてるから。」
『うるせー。』
櫻木はドリフトを行い、ミノムシをモーニングスターのように攻撃した。
というか辺り全体を一掃した。
そして千切れた。
「こんなゲーム二度とやんねー。」
ミノムシはそうセリフを吐き捨てた。
数分後
結果的に一位を取ったので、ドラゴンロードは楽しかったと言っていた。
ちなみに母親がその様子をモニタリングしていたが、見てて面白かったと評価をもらい、ドラゴンロードがクランに入ることとなったが、、、、
「ロードくん一緒にお絵かきしよう。」
「いえ今日は私と遊ぶのです。」
「ううう。」
どうやら女性陣が彼と遊ぶことが多くなり、彼自身それをあまり望んでいなかったので結局たまに来る程度となった。というかほとんど来なくなった。
しかし俺の両親の行方はあらかた分かったな。
母親はもういない。
父親もだ。
・・・でもやっぱり気がかりだな。
「・・・爺さんに会ってやるか。久しぶりに。」
次回最後の戦い。
完結まで残り3話。




