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三家と櫻木

先週分投稿してませんでした。 てへっ

 「さあさあどうぞどうぞ。」

 「どうぞどうぞって言うけどさ、ここ個室制の奴じゃないだろ。」

 明らかにオープンというか、ファミレスじゃねえか。

 「まあ確かに。じゃあ場所変えるか。」

 「いや普通に帰り・・。」

 「じゃあ別の店にしよう。予約はもう済んでいる。」

 「早くね。」

 



 「とはいえここって。」 

 かなり移動したというかぶっちゃけ大阪じゃねえしな。飛行機取れなくて新幹線のグリーン車に現在座って東京に向かっているわけだが。

 「まあまあいいでしょ。それに、こういうところは機密性も高い。」

 「となりいるのにか。他の人が。」

 「ああ大丈夫。こういうのは他言語で話せばいいから。」

 「話せばいいって。まあいいけどさ。」

 

 ここからはドイツ語で会話しています。

 「じつは他の奴。というより殺死名十二家系の全員と会った方がいいかなとは思ったけどさ、実際スケジュールが合わずというとこで、結局みんな来れなかったんだとさ。」

 「まあいいけど。」

 「ちなみに着いたときには日喰比(ひぐらい)と宵咲が待っているとさ。まあこの新幹線も管理しているのが月喰飛っていうおんなじ続柄のやつ。月喰飛鉄道って言ったら分かるかな。」

 「確か海外に路線を張ってる鉄道会社だよな。それに日喰比って。」

 「ああ。日喰比劇場という世界有数の劇団衆だよ。まあ一般講演はないけどさ。金持ち御用達の。」

 いわゆる裏歌舞伎みたいなものか。

 「まあ団長というかこれから会うやつは癖が強いからな。」

 「おまいう。」

 「俺も同種なのかよ。まあいいけどさ。」

 でも、そいつらが殺死名十二家系か。

 案外有名な部類という曖昧な認識だったけれども、もしかしたら凄い集団なのかもな。

 櫻木はそう思うことにした。


 東京駅到着

 二人が改札から出ると、二人の立ち姿が目に見えた。

 「はっはー。現在時刻15時43分。我らがここに来たのが15時ちょうどと考えたら、かなりの時間待つこととなったな。」

 「実際は半ぐらいだっただろ。日喰比。」

 「む。そうか。そうなのか。はっはー。それはそれはたいそうな勘違いをしてしまったな。とはいえ仮定でもいいだろう。いや、貴様が良くないというならば全ての言動を撤回しようか。宵咲軍団隊長宵咲。」

 「ここで言うなよそんなこと。というよりこいつらもう目の前に来てるぞ。」

 「やあ。随分と待たせたみたいですまなかったな。」

 「はっはー。そんなことはどうだってよい。貴様ら。いや、初対面の方がいるから少し丁寧にいこう。」

 「もう初めのあいさつでかなりくらってるからいいよ。」

 「む。はっはー。ならこのままでいいか。しかし我の気が収まらん。ゆえに、われの紹介を挟んでおこう。」

 「いやだからいい・・。」

 「我の名は日喰比。殺死名十二家系の一人にして、日喰比劇団の座長。以後お見知りおきを。」

 ほんとこいつら馬が合わねえ。ゴリ押しタイプなのか全員。

 「ごめん二人のことすでに紹介してたわ。」

 そして空気読まずにぶち壊しに来たよこいつ。

 「ふ。しかし人から聞いた情報。とくにこいつからの情報は他と比べて洗練されているが、我の紹介の方が圧倒的に上。だからこそ、我自身も自己紹介することが必須であったということだ。」

 こいつ。確かに癖がつええ。

 「じゃあもう一人が宵咲か。」

 「宵咲だ。よろ。」

 軽いな。というかバランス悪。いや、ちょうどいいのか。熱血系寒色系という系統で。

 「ひとまず今からご飯食べようぜ。ここの方が何より専門系が多いから。」

 「まあ確かにな。」

 「はっはー。お前らが来るということは分かっていたからな、すでに予約はしておいたぞ。」

 うわもう断れねえ。

 「そうなのか。種類は。」

 「まあそうだな。ひとまずイタリアンにしようかと思ったが、やはり初対面の奴には好みのものの方がいい。」

 「なあセコンドハンド。エビとかカニは。」

 「オーケーだ。」

 即座に返事した。

 



 「さあとりあえず新しい仲間が来たということで、乾杯。」

 「「「乾杯」」」

 宵咲だけ顔が沈んでいる。

 「甲殻類って虫とおんなじだろ。」

 「はっはー。虫なら大歓迎だ。高たんぱくな栄養を持つ虫の方が、むしろ栄養化は高い。しかしコストもかかるからな。こういったエビやカニの甲殻類はぜいたくさと豪華さを兼ね備えている。だからこそ美味いものだぞ。」

 「いや甲羅ごとバリバリ食うやつはお前だけだは。」

 「でも宵咲。好き嫌いはよくないぜ。昔獰猛な野生ガニに指持って行かれたのは分かるけどさ。」

 「大げさすぎる。指に結構な傷がついたんだよ。回復に一か月かかったけどさ。というより新入りどんだけ食うんだよ。」

 「いや、日本の海鮮類ってかなりおいしいんだよ。」

 「海鮮か。・・・おい刺身とかあるか。」

 「ああ。カニとかエビならあるけど。」

 「甲殻類以外にしてくれ。」

 「じゃああれあるよ。・・・ごめん任せた。」

 「はっはー。仕方ないなセコンドハンド。これは鰤だな。あとこれは鮪と鯛だな。」

 「もうその辺にしてくれ。」

 「さあさあカニ鍋ロブスター食ってるとこ悪いけどさ、新しい依頼来たぞ。」

 「俺ら4人にそれを行うのか。」

 「まあ今回は敵対組織の壊滅と、人質の奪還。」

 「人質?組織?」

 「俺ら殺死名十二家系の依頼は、こういった国内や世界規模の依頼が大半なんだよ。」

 「なるほど。」

 「そして。それを行うのは我らのような逸脱した殺死名十二家系の主。まあこれこそ責務というやつだな。はっはー。」

 倒置型はっはー

 「今回は・・・アブクラスタの壊滅。そして新生殺し屋チームの一人。マインの奪還だ。」

アブクラスタの説明

アブクラスタは新型兵器もとい軍事情報を流すハッカー集団。そして密輸業者

異常が正常。異端が成端。異才が凡才。異形が成形。

場違いは世界であり、中心は我らにある。そしてはぐれるものは、逸脱した存在である。これがモットーである。構成員はざっと100名。そのうち9名が上位

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