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毒薬

作者: 和日夏 夜好









真夜中に詩を殴り書いた



いつのまにか

零時は溶けていた




机に積み上がった参考書


周りを囲んだ小説


床にバラまかれた書類






視線は文字を

探して 求めて



私は文字の中毒者








真夜中に詩を殴り書いた



いつのまにか

零時は去っていた




雨に溶ける酸素


淡い針の暗闇


静かすぎる喧騒






体は夜と

話して 求めて



私は夜の中毒者




文字と夜と


私は中毒者












「あとがき」

昔から毒と薬は紙一重だと言われています。

一見毒に見えるけど、実は薬だったり。

薬に見えるけど、実は毒だったり。

少量の毒は薬ですが、多量の薬は毒です。

貴方の大切な人が沢山の毒をのんでいたら、少しだけもらってあげて下さい。

そしたらその人の毒は薬になるかもしれません。

もし、貴方が毒を多く飲んでいたら

貴方の毒を少しだけ私に下さい。

薬にはなりませんか?


この詩は少しの毒を含んでおりますが、微量ですので、誰かの薬になればいいなと思い、書かせて頂きました。

皆様、毎日お疲れ様です。

閲覧ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 後書きを読んで、すごく心に響きました。 私も誰かの毒を分かち合ったり、薬のような存在になれたら良いなと感じました。
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