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イナズマ少女と椿姫とイタリアマフィア

研究中!しばらく文章の違和感は気にしないで下さい

「ふぁ~、おはよぉ。あれ?椿ちゃん一人?」


「芽衣は病院に働きに行っとるし、六花はあの2人と仕事じゃから私達2人だけじゃの」


「ふーん。それじゃ一緒に遊びに行かない?」


「どこにじゃ?」


「それはもちろん!」


そして私は椿ちゃんを連れて研究所に向かっている。しかし何で椿ちゃんはこっちを見て驚いてるんだろ?不思議~。


「何で浮いとるんじゃ?物の怪か何かの類なのかの?」


何だ、浮いてるから不思議だなんて久々に聞いたよ。これはスーツ内のコイルで電磁力を生み出してそれを増幅させて…。ってわかんないよね。分かりやすく言うなら…。


「電気っていう力が操れるからそれを使って浮いてるの」


「電気って何なのじゃ?」


「雷の力かなぁ?」


試しに空中放電を見せたらわかってもらえたみたい。でも次にこんなことを言い出した。


「それならあのばいく?とか言う鉄の馬は必要ないのではないかの?」


「えっとね、これの状態はいわばお豆を箸でつまんで走るくらいにすごくめんどくさい状態なの!だから楽に動きたいならバイクの方がいいからそれを使うって感じかなぁ」


「よくできるの…」


「椿ちゃんもお料理しながら話せるでしょ?それと同じで慣れれば平気だよ」



そんなことを話しつつ研究所の入り口まで来た。相変わらずお姉さんは忙しそうだなぁ。


「七瀬博士!日向ちゃんです!起きてください!あっ切られた…」


「お姉ちゃん!私に任せて!起こしてくるから!」


「悪いのぉ。ご苦労様じゃ」


「はぁ…ありがとね」


葉月研究室 葉月ラボ


「もう麩菓子は食べれないよぉ」


葉月さんはグースカ寝てた。起こしてあげないとね!


「ギュッとすればいいかぁ」


「それだと多分しびれるだろうから揺らすだけでいいじゃろう…」


「わかった!おーきーてー!」


ここで電撃ドーン!で絶対目が覚めるはず!


「あばっ!!なっ、何?何かバットかなんかで叩かれた気がしたんだけど!」


「腹筋を無理やり動かしたの」


「やはりやりおったか…」


「日向ちゃんか。まぁそうだよね。そうじゃなきゃこんなことにはならないし」


起きたみたいで葉月さんはゆっくりソファーから起き上がっておもむろにお茶を入れだした。


「お茶でもしない?少し面白い物を作ってね」


「するー」


「自由じゃの…」


葉月さんはそう言いながらいそいそとちゃぶ台と座布団、人数分の湯飲みを出してしっかりとくつろぐ準備をしていた。


「で?面白い物って何?」


ふぇ?電話?何だろう?数えるほどしか番号教えてないんだけど。


「それはねぇ!じゃじゃーん!飛行補助装置!って聞いてる?」


「ごめんなさい!電話が来てて」


「出たほうがいいじゃろう」


「はーい!少し待っててね」


そのまま部屋を出て通話を始めた。


『もしもし?』


『ドン・ソーレ?あの時の残党が日本人街に来ようとしてるのだけど2度と貴女の下に出れなくしてもいいかしら?』


『うん!一片も残しちゃだめだよ!あの子たちは刃向かう悪い子だからお仕置きしないとね!』


『わかったわ』


『多分リーダーはアーマットでしょ?ならしっかり捕まえてきてね!何で麻薬なんて作ってるのか聞きださなきゃ!」


『相変わらずの厳しさね。もう正式にボスとしてやらない?』


『ううん、マリーと私は対等の友達。私はファミリーが仲良く存続してくれればいいから。あっそうだ!ジャックとトーマスが中悪いのはマリーのどこがセクシーかで意見が分かれたかららしいよ。それじゃ!」


『バーイ!我らの上に太陽がある限り」




「待った?」


「そうでもないかの」


「そうね、お茶を今入れたところだよ」


こうして夕方まで葉月さんは飛行補助装置の事を話していたから、足がつっちゃった。そうだ!パパの部屋にでも行っておやつをもらおう!


「私は家の夕餉の支度をするから先に家に戻っておるぞ」


「分かったー!じゃあね!」



おやつをもらうために司令室に来たらなんか話し声がする。お姉ちゃんとマリー?なんでここにいるんだろう?マリーにはお仕事を頼んだはずなんだけど。とりあえず中に入ろっと。


「お姉ちゃんとマリーは何やってるの?」


「あら?ヒナちゃん?マリーって?」


「日向!こいつを知ってるのか!」


「ドン・ソーレ!久しぶりね!相変わらずかわいい顔でえげつないこと言うんだから。ところでカーネを知ってるの?」


「カーネ?あぁ!この人は私のお姉ちゃん!」


「カーネの妹ですって!冗談でしょ!」


「お姉ちゃん、この人はハンターオブシチリアのマリーだよ!元々のボスが悪い子でね!芽衣お姉ちゃんの方をさらえばお姉ちゃんがおとなしくなるから攫えってマリーに言ったんだけど失敗して、マリーが消されるところを私が助けた時からの友達なの!」


「正しくはいやいややらされた計画がドン・ソーレの妨害で失敗したときに何故かふらっとどこか行ったと思ったら、ドン・ソーレと見事に全身やけどのドン・パッチが見つかったわ。その後、私等のしのぎを銃の密造の経験から銃器メーカーになったり、独自のルートで手に入れた資源の加工や販売をしているわね。シチリア重工なんて聞き覚えないかしら?」


「私知ってる!いつも高くアイク達の素材を買い取ってくれるところだ!」


「ザッツライト!いつも高品質の素材ありがとうございます」


「まぁ…いいや。悪いことは程々にな」


「カーネったら。やっぱり運命の仲なのよ!」


「日本では腐れ縁って言うんですよ。そういうの」


マリー改めマリアさんは見た目は某アニメに出てくるバラライカさんみたいな人と考えるといいと思います。

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