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海と決意と援軍と

この世界の日本はアメリカへの真珠湾攻撃に成功したが物量の違いに気づき早期に講和して、日本の朝鮮半島や台湾などの占領地が全て中国領になり、東南アジア諸国は強力な軍事力を持つために東南アジア諸国連合を作りヨーロッパ諸国から独立。当時資本主義と社会主義どちらを取るかでごたごたしてる中国をめぐりソ連と戦っていた。ということが背景です。

ハワイ ヒッカム航空基地 9番ヘリポート


次の日。今度は日向が「睦月の艦長の所に行きたい」と言ったため、海軍部までの移動はどうするの?と聞いたら、ここに連れてかれた。日本の艦船は逃げられるだけ真珠湾に逃げてきたが、まさか真珠湾に逃げることになるとは思わなかっただろう。その為旧日本海軍の艦船がもったいないと現代化改装をして主砲は自動式に、エンジンは最新版に、魚雷はミサイルにと変化している。分かりやすいのは、原宿ファッションのおばあちゃんみたいな違和感がある。


「まず始めに、フレアガンを空に撃ちます。するとねぇ…」


海軍部のヘリがこちらに向かって来ていた。なるほど!そういうことか!


「次にこれを言う。」<Hey!Guys!This is sunshine.seagull3.come to pick helicopter!

asap!>


すごい可愛らしく話してるけど、かなりの命令文だなぁ…。訳すなら<おい!お前ら!こちら日向。シーガル3。ヘリで迎えに来い!なるはやでな!>位の文じゃないの?


<Copy.Can you wait another 20 minites princess?>


「ええっと?とぅえんてぃ?だからこのメモだと20分かな?井原のおじちゃんには急がせたいときはこう言えって」<are you freaking kidding me?Did you make [見せられないのです!!] to maintenance crew?don't you think They are really cool guys?wanna play bell telephone hour faggot!!>


何か、アメリカ海兵隊式の催促を覚えたようですね…。井原さんは少しお仕置きが必要かな?


<copy!I'll be there in few minites!>


「フュー?だからすぐ来るのかな?」


「何を言っていたのです?」


「わかんないけど、こうすると早くなるんだって!」


「うん…。でも早く忘れようね。その言葉」


「六花お姉ちゃんは分かったの?」


誰もいないからお姉ちゃんに戻ってるね。何か安心するけどあの言葉は酷すぎる。


「映画の中の悪い人の言葉かな?今の」


「コノヤロー!とかバカヤロー!みたいな?」


「そうだよ」


もっとひどいけどね…。


「Hey!カミナリノオジョウ。キマシタヨ!サッキノハダレニオソワッタデスカ?」


「カールお兄ちゃん!あのね、井原のおじちゃんが早く来てほしい時に無線で言えって」


「ア~ハン、イハラコマンダーデスネ!アノヒトノエイゴハ、キタナクテ!キタナクテ!アメリカノマリンコープスノエイゴデスヨ」


「お姉ちゃんに怒られたから今度からカールお兄ちゃんを呼ぶね!」


「ソレガイイデスヨ!カワイイオネエチャンタチデスネ。コレガヤマトナデシコデスカ」


「照れるのです」


十分間自分達の周りの事で盛り上がっていた。


「ツキマシタ!スコシオマチヲ。コマンダーニオキュウヲスエマス!」


そういうと周りの水兵にコソコソ話をして回っていた。しばらくすると…。


「お前らなんだ!やめろぉ!それは金属のポールか?何か嫌な予感が…。あの錨マークの花火は…。金属と錨の花火…。電気…。ヒナちゃんが来ていて何かの要求か?おいお前ら!解いてくれ!うぐっ!しょっぱい?塩水か!電気と電解水。…嫌だぁ!死にたくない!艦なら何時でもタクシーにしてやる!おたすけ!」


「井原のおじちゃん?あの言葉さ。悪い人の汚い言葉だったんだ~。私はカッコイイ言葉にしてって言ったよね?」


「なぜばれた!」


「あんなスラングとえぐい悪態着いたらわかりますよ!」


「死なずの水無月!なぜここに!」


「妹がお世話になったようで」


「なぁ?助けてくれ!どんなことでもいいから!」


「分かりました!耐えてください。いつものハグの力でぎゅってしてやって!」


「はーい!ぎゅ~♪」




「全くひどい目に遭った。ところでヒナちゃん?それは何を?」


「鬼ごっこのリスト♪」


「いつでもいいぜそのくらい」


「自警団の子たちも一緒ね!」


「井原さん?うわさは聞いてないのですか?」


「嬢ちゃん、何のことだ?鬼ごっこの噂なんて陸軍部の訓練で鬼に捕まると死ぬよりつらい鬼ごっこがあるくらい…。まさか!」


「「ご愁傷様です」」


「頑張って逃げてね!おじちゃん?鬼頑張るから!」


「棄権とかって…」


「リストに載ってない限りは出来るのですけどね」


「メインおもちゃだそうです」


「捕まるとどうなるんだ…」


「捕まった時点で電撃。耐えたら60秒数えてる間に逃げて再開。気絶すると気付けで臭い物が口または鼻に近づけられますね。たっぷりとあるシュールストレミングでしょうね。多分」


「しかも最高時速40キロで迫ってきて、レーダーで探すのです。私たちは電波ジャマーとスモークグレネード2個ずつで逃げたのです。しかも時々泳がせてから捕まえるので、心も鍛えられるのです」


「銃は?」


「撃ってもバリアで弾かれてたのです。」


「で、無事な確率は?」


「ステルスのプロは10分で伸びて、くさや汁を鼻の下に塗られてたのです。」



「大変です!」


「そんなに慌てて…」


「そちらの二人ですよ!」


どうしたんだろう?緊急出動?そんな攻勢かけてたっけ?


「館山の守備隊から、アイクの攻撃に遭っていて即応出来る戦力をと」


「しかしここからだと30時間は!」


「整備士から、20時間で行けるようにしといたから感謝しろ!と」


「平賀さんなのです」


「お姉ちゃん達!私も!」


「日向はここを守ってくれる?私達の家」


「…うん!どんなのからでも守るよ!」


「じゃあ、すぐ戻るから!」


「さぁ!こちらの飛行機にっ!」


そうしてセスナ機に乗った僕らに、声がかかった。


「あたしたちの出番ね!ヒナちゃんの休日のお代は高いわよ!」


「悪いねぇ。せっかくの姉妹水入らずを」


「平気ですよ、埋め合わせと償いはすぐできますから」


「可愛い妹を泣かせる奴はミンチよりひどくしてやるのです!」


そうして、館山に向かった。




日本 館山


『現在、そちらに援軍を送った。喜べ!20時間後44分隊が殺意たっぷりにして来るぞ!相当日向ちゃんが可愛いらしい!』


「44分隊かよ!しかも本気で殺しにかかるぞ!」


「怪我人は一か所に集めて五月ちゃんに治してもらえ!」


「20時間は時間を稼ぐぞ!施設3班!罠を設置!後のは攻撃準備しろ!」


「しばらく踊ってもらうぜ。アイクども!」


館山上空


「今回の任務は何かしら?」


「「「生物班の妹(日向ちゃん)の分までの八つ当たり!」」」


「じゃあ行くわよ!奴らに恐怖を教えなさい!」


「「「イエッサー!」」」



日本 館山


「お前らが、例の邪魔ものか!僕はなぁ!もっと日向に笑ってほしかったのに、おまえが泣かしてんじゃねーよ!」


こいつは殺す!どんなことでも、謝ることはないが謝ろうともなぶり殺してやるよぉ!


「すげぇ…。刀でこんなにカマキリ型をバラバラにしてるなんて!銃でも俺らじゃ4人で15分はかかるぞ!」


「貴方たちのせいで!あたしの!イライラが!マッハなのよ!もっと!モチモチヒナちゃんほっぺが!触りたかったのよー!」


「なんて威力だよ…。的確に外骨格の薄くて致命傷になるところを撃ってやがる…」


「私はさぁ。何故か今どうしようもなくあんたらに殺意が湧いてるんだよね」


「外骨格の硬さが戦車並みのコガネムシ型の柔らかい口部分から腹部に通す狙撃かよ…人間業じゃねえ」


「目の前の悪い子さんはゴミ箱にポイ♪なのですよ」


「可愛いけど冷静に蟻型を倒して…後ろに機甲師団までいたぞ!誰の所属だ!」


「第2戦車隊。加勢します」


「5月の鎧部隊までいるのかよ…」


「何処かの親バカの編成した部隊かよ」


「「「「しかし、全部八つ当たりだこれ…」」」」


「まぁ…助かったんだからいいじゃねえか」


この時の44分隊の戦果は、カマキリ型32体、蟻型は土と混ざり計測不能、蜂型56体、ムカデ型21体、コガネムシ型16体の大戦果となり、死者は0人<メイちゃんが心臓が動いてればいいということで失血死直前の人を回復させたためと、守備隊長や部下達が建物に籠り、応戦していたため>怪我人34名で終わった。


「しかし、すごい量でしたね!我々は初めてですよ!」


「守備隊長さん?あれではここの元々いた勢力の3分の1にもなりませんよ。」


「今回は、向こうの兵力不足だったね。しかしよく切れてるからカマキリの足とか良品で売れるよ」


「あたしは、コガネムシ型の外骨格はぎとるわね。ナイスショット!穴無しで葉月研究所から10000ドルはいけるわよ」


「パパさんのせいで不完全燃焼なのです!回復しかやってないのです!ミサイル撃ちたかったのです!すっきりしないのです!」



「「「「冗談だろ…」」」」



彼等はやはり化け物であったと実感した守備隊長であった。






12時に書いて4時ですねおはようございます。

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