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人生に対する疑問への究極の回答とは?人生問題の究極の答え合わせ、(私の人生考察ノートより)

作者: 舜風人

人生に対する疑問への究極の回答とは?








○人生とは結局何も解決を見ないで終わるしかない。

 「これが解決だ」、、と、その時には、思っても

 実は違っていたということがやがて、、すぐにわかる。

 時の移ろいとともに、、社会の変化とともに、、

 あるいは、自分の成長とともに

 その時は、、これこそ究極の解決、と思ったことが

 実は解決でなんかなかったと、やがてわかる。

 人生に究極の解決なんてありえない。

 すべてが一時しのぎの、暫定案?でしかない。

 これですべて万事・解決、と思っても、

 時がたてば、そんなの解決じゃないよ、って言われる時が来るかもしれない。

 人生に究極の解決なんてありえない。それが真相です。








○人生とは答えがないままで終わるだろう。

「これが究極の答えだ」、、と、その時には思っても

 実は違っていたということがやがて、、すぐにわかる。

 時の移ろいとともに、、

 あるいは、自分の成長とともに

 その時は、、これこそ究極の答え、と思ったことが

 実は究極の答えではなかったと、やがてわかる時が来る。

 人生に究極のこたえなんてありえない。

 すべての答えは一時しのぎの、仮設住宅?でしかない。

 それが人生の真実。








○人生とは、一瞬もとどまらずにどんどん変わってゆく。

 人生に不変、、ということは何一つとしてあり得ない。

 すべては時とともに移ろい、変化してゆく。

 あなたも、私も、、世界も、社会も、、どんどん変化し、移ろってゆく。

 これはとどめようもない。

 極端なことを言えば、1年前あなたは男だったかもしれないが

 1年後には女になってるかもしれない。

 ここまで極端ではないかもしれないが

 あなたも私もどんどん移り変わってゆく、

 良くも

 悪くも 

 それが人生。

 だからそれを肯定し、それの流れに乗ってゆくしかない。

 それも人生。

 変化に乗る。

 変化を歓迎する。

 良くも悪くも、

 それが人生の真相。



 




 



○人生とは、なるようになる(しかない)

 人生はなるようにしかならない。というかもっと正確に言うと、

 人生はなるだろう、ようになるということです。

 あなたはどうなりたいですか?

 振り返ってみて

 結局僕の人生は

 こうなることになってたんだなあ、

 って、思うのではないですか?

 それはおぼろに予想していた通り?だったのではないですか?

 人生はそういう意味では

 あなたの思い描いたようになってゆく、

 人生はあなたがおぼろに予想してたように転がってゆく。

 そうではなかった?ですか?



 






○人生には以下の二つの不幸がある。


 1、人生で求めてた物事が実現する不幸。

 2、人生で追い求めてた物事が実現できないで終わる不幸。


 え?実現したら幸福でしょ?

 いいえ、実現したら、今度は実現してしまった不幸が発生するのです。

 いわゆる成功者の伝記でも読めばわかる通りです。

 彼らは人生で自己実現してしまったことでどれほどの苦悩と痛手をこうむったか。

 成功者の苦しみは、人生でこれといって何も実現できなかった一般庶民の挫折感よりも

 深刻です。

 でも、一度でいいから。俺も成功者になってスポットライトを浴びてみたいなあ?

 そうですよね。人生の星の時を、、人生の栄光と頂点を、、一度でもいいから味わってみたい、

 そのあと、たとえ、そこから転がり落ちても、地獄に落ちても?

 私だってそう思いますよ。どうせ夢と幻想の人生ですよ。

 死ぬ前に、一度でいいから宝くじで10億円当ててみたいなあ?

 え?それはまた意味がちがうでしょ?







○そうして、、人生は

 あなたが生きてる間はそのように

 間に合わせの?

 暫定案の?

 臨時代執行の?

 仮設住宅の?

 ままに、推移してゆくのです。

 あなたが生きてる間は

 その暫定案が、その時の、あなたの最終案?であるというしか

 ありませんよね。

 あなたも生き物ですからいつ死ぬかもわかりませんし、

 生きてる間はそれでよしとするしかありません。

 とはいえ

 あなたが死んでしまった後に、

 新事実?が判明して?

 あの答えは間違ってたた。

 あれは解決ではなかった?

 ということになるという可能性はあるということです。

 そういう意味で

 人生には究極の解決も

 究極の答えもあり得ない。

 それが人生の真実なのです。







○人生とはすべてが宙ぶらりんの、暫定的なものでしかない、



 人生には確かなものなど何一つとしてあり得ません。

 というのは人生は仮のものでしかなく

 あなたの人生も

 私の人生も

 よるべなき、さまよい人のようなものだからです。

 この世は架空であり確かなものなど何一つとしてありません。

 「明日また会おうね、」、、、といって別れたあの子は

 明日は事故死してしまってもう会えないかもしれないのです。

 そんな一寸先は闇?みたいな物、それがあなたの、そして私の人生です。

 あなたにしたって今日これから、急死?ってことだって

 ゼロではないでしょう?

 私だってそうです。明日生きてるって保証など皆無ですよ。

 突然事故死ってことだって大いにアリですからね。

 そういう風に人生とは頼りにならない、

 あてどないものです。

 「明日必ず」なんて約束だって本当はできないんですよ。

 人間いつどうなるか知れたものではないからです。

 そういうあてどない人生というものにおいては

 すべてが暫定的でありすべてが宙ぶらりんでしかありえないのです。

 確実なものなど何もありません。

 すべてが不確実であり、暫定的です。

 それが人生の真相です。





○人生とは、また、不条理の極みでもある。


 どんなすごいSF小説よりももっとすごいものがある、

 それは、、、この世界であり、この宇宙です。

 よーく考えてください。

 この宇宙って?

 この世界って?

 何者ですか?

 不思議の塊でしょう?

 なぜ太陽があり地球があるのか?

 銀河系っていったい?

 それよりなにより、宇宙ってそもそも何?

 そしてこの不可思議極まる世界で生かされている

 わたしたちっていったい?

 生命って。生まれて、、生かされて、、老いて、、、死んでゆく

 不思議ですよねえ。

 あなたの、、そして、、私の、、人生って。


 だってそうでしょ。何の因果か?

 こうして犬ではなくて?人間として生まれ合わせ、

 別に希望したわけでもないのに、日本人に生まれ、

 さらに気が付いたら、男であり

 両親はこんな両親イヤだといっても、その両親であり、

 さらにここは地球であり、

 時代は今現在であり、あなたがいくらなりたいなあ、、って思っても、

 17世紀のフランス貴族の家柄でもなくて、、

 まああ、、、要するに、

 あなたが今ここにいるっていう事実はよーく考えてみるとまさに、奇跡ですよね?


というか、、言葉を変えて言えば、、不条理そのものです。

なぜそうなのか?

いくら誰に問いかけても、正当なる答えなんてないからです。

人生は不可解で、不条理で、突き詰めれば、、なぞだらけです。

 でも?

一般人はそんなことは置いといて?

適当に?生きてるので?悩みもしないということでしょうね。

たしかに、あまり深く考えないほうが身のためです。

突き詰めて考えたら、あまりの謎に、発狂しかねないからです。









○あなたの物なんて実は何もありません。


 おれはさあ、こうして家も建てたし

 いい車も持ってるし

 きれいで優しい奥さんもいるし

 頭の良い、いい子供も生まれたし

 お金も結構持ってるし、、


 でも?よく考えてください。

 本当にそれはあなたの物ですか?

 もし?今あなたのところに、飛行機が墜落して来たら?

 それらは一瞬で失われませんか?

 そうですね、もっと言い方を変えましょうか?

 あなたは本当に永遠の所有者ですか?

 そうじゃないですよね。

 せいぜい30年、あなたが生きてる間だけの所有者であるにすぎませんよね。

 あなたがある日死ねば、それらはもうあなたのものではないです。

 というか死んでしまったあなたにはそれらを死後の国までも

 持ってはいけませんよね。あなた一人で、冥途に行くしかない、

 あなたがため込んだお金も、びた一文持っては行けないのです。

 そういう意味ではあなたの体もあなたのものではないです。

 あなたが死ねば体はもう動かなくなり、ほっとけば腐りだして

 蛆がわきます。

 まあ一般的にはそうなる前に、火葬場で焼骨してしまいますがね。

 結局

 あなたのたてた豪邸も

 あなたのため込んだお金も

 あなたが死ねばすべてこの世に残してあなたは裸一貫で?冥途に行くしかないのです。


つまり、、本当に、、、いつまでも、、、永久に、、、、

、、あなたの物なんて、何もないというのが真相なのです。

あなたはただの一時保管者?であるにすぎません。

臨時金庫番?であるにすぎないのです。

本当に、、あなたの物なんて、、何もありません。それが真実です。


でも?

唯一?あなたのものがたった一つだけあります。

それはあなたという無垢なるスピリット本体です。



 


○われわれの人生とはまさに魂の修行道場として設えられている。





人生とはそういうもの、修業道場なのです。


突然こんなことに?なんて実は私が思い込んでいるだけ。


実はそうなるしかなかったのさ。


すべては起こるべくして起こり消えるべくして消え去る。


その間に翻弄されもまれて人生勉強するのが吾らの浅ましい本性さ、


でもあまりにも深刻になってはいけない。


神はそんなこと望んじゃいないから。


本当は軽がると清新にこの浮世を渡ってプロセスを学んでいくことをお望みさ。


あなたを襲う、病魔も、悪妻も、悪童も、破産も、争いも、それは人生のほんの一こまの


浮き沈みに過ぎない、


そんなことにあまりにも深刻にになって絶望しても実は意味は無い。


そんなことを神は望んでいない。


むしろもっと遠くを見て、


泰然とこの人生パズルゲームをクリアすることをお望みさ。



そうさ、だってすべてはやがて終わる人生すごろくに過ぎないからさ、


真剣であってもいいけど、深刻になって自暴自棄になることは望んでいない。


その兼ね合いの中で人は世渡りして


寿命が尽きればそれが一番なのさ。


人生とはあなたの前に置かれた人生すごろくゲーム盤と思いなさい、


真剣に熱心にそのゲームをしなさい。


しかしそこで絶望したり、あまりにも深刻になってはいけません。


なぜって?


それはただのゲームだからさ。。



やがて終わるんだよ。どんなに大勝ちしていても


ドンナに大負けしていても、


そうして人ある日、死によって、人生ゲーム盤からさよならするのさ。


ゲームしてればこそのゲームだけれど


ゲームが終了すればもうそんなゲームなんて関係ないからさ。


人生ゲームで得たお金も地位も名誉も美女も、そして豪邸も、

ゲームがおわったら、それでパーさ。


すべてを無にして人はゲーム人生からおさらばさ。


なぜって?人は死ぬときにはこの世で得た財産のすべてをこの世に置いたままであの世には己一人で裸で行くしかないからなのだ。


それでは?一体それまでの人生の努力って?一体何のためだったの?

人生が、虚妄な、、空疎な?ゲームにすぎないというなら?

そんなの拒否して自殺しちゃったほうが?マシなんじゃないの?


暗愚なる。肉の子にすぎない私にも明瞭な答えはないが、、。


おそらく、、、それ(人生)は神が課した、?

魂の修業プロセス?という意義なのだろうと思うしかない。


肉の子はその修行課題を果たし終えて、またおそらくは

魂のふるさとへとオルフェウス的な帰還を果たすのであろう。


だが、、、



そんなに、ゆっくりもしてはいられない。


なぜなら、、



闇夜は  


もうすぐそこまで来ているからだ。


決して慌てる必要はないが、


かといって先延ばしもいけない。


足元が明るいうちに


先を急ごう。


闇夜が来る前に


道筋が見えるうちに


先を急ごう。








結語





『仮の世を、仮の体で、仮に生き、目覚め知らずに、仮に死ぬまで。』 


                                 



夢幻庵虚妄老人、自詠




























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