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Ⅱ-13.緋緋色金

復活

「……………………………………大変……………」


「見りゃわかるよ。そんな慌てて何があったん?」


「そうだな。そんなに慌てたチェリーは見たことがないぞ」


「……………これ……………見て…………」


机の上に赤い金属塊がおかれた。


「前に話していた鬼金か?」


「………違う…………これは…………………………………ヒヒイロカネ……………」


そう言われて、よくよく見てみると赤色が緋色に見えてくる…


「ヒヒイロカネなど。今出ている最高ランクの金属はたしか」


「……………ミスリル……………」


「ミスリルより凄いよなこれ」


「…………ミスリル……………ハイメタル…………ヒヒイロカネ……………レアメタル……………現時点では…………手に入らない………………はず………………」


「売ったら幾らに

ゴホッゴホッ

この輝く金属を売り捌いたらどれ程の富になろうことか」


「……………今…………ミスリルの……………相場は……………10万E……………」


「まだ出回っていない素材ならもっといくな」


「オークションに出せば十倍でもおかしくないぞ」


「………………………………売るの?……………………」


うるうる。チェリーが物凄く物欲しそうな顔をして見つめている。


「俺も売るの反対。ヒヒイロカネ製の武器持ってると自慢できるし」「そうだな。金を稼ぐ手段はまだあるがヒヒイロカネは暫く手に入らない可能性が高いからな」


「我が疑問に答えよ。これはどうやって手に入れたものだ?」


「……………廃鉱の…………エリアボス……………を倒した…………」


「だったら皆で行って狩ればまだ手に入るかもしれないな」


「……………多分…………現実的…………じゃない…………」


「………不思議な鉱石…………精錬……………ランダム…………」


「つまり、凄まじく運がよかったってことだな」


「………………そう………」


「ランダムを当てにするのは不味いな。チェリーはこれからどうする?」


「……………鍛冶屋に…………こもる………ユウ…………武器…………何がいい………」


「太刀がいいな。一本くらい欲しいし」


「……………わかった…………」


そう言ってチェリーは出ていった。

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