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Ⅱ-11.帰還
「ドロップは不思議な鉱石か。何に使うんだ? 専門だろ」
「………多分………金属………素材………精錬…………してみないと…………わからない………けど……」
「いい金属だといいな。アダマンタイトとかミスリルとかのファンタジー金属」
「………………ドキドキ…………」
「次のエリアのことも気になるよな。どんなモンスターが棲息しているんだろう」
「……………ワクワク………」
エリアボスの間を抜けると行ける新しいエリアは美しい地底湖だった。
「綺麗だな」
「……………ロマンチック…………」
「確かに幻想的な景色だな。まあそれはそれとしてポータルを探そう」
「…………………ムスッ…………」
なんかチェリーの機嫌が悪くなったな。なぜだ?
辺りを見回すと金色に輝くオブジェがある。
それがポータルだ。
「チェリーあったぜ。疲れたし早く帰ろうぜ」
「…………………ジトッ…………」
ジト目で見つめてくる。
俺は慌てて、
「け、景色がもっと見たかったら、今度はしっかり準備してから、また二人で来ようぜ」
と言った。
「…………………♪」
正解だったようでチェリーの機嫌は回復した。
また来る約束はしっかり取りつけられたが、どうせ攻略もしないといけないんだ問題はないな。
俺たちはポータルを起動して首都まで戻った。




