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Ⅱ-4.廃鉱

廃鉱を柔らかい光が照らす。

この明かりはビショップの魔法の一つで夜や洞窟内などを照らす効果に加えアンデットなどを遠ざける効果もある、便利な魔法なのだ。


「来たな」

通路の先から大きな陰がのっそりと姿を表す。


「カッパーゴーレムだな。廃鉱に出てくるゴーレムのなかでも最下級のモンスターだな」

「…銅……いらない… 」


「その程度我の魔法で薙ぎ払ってくれよう」


「よし俺がタゲ取るからロキは魔法で援護、チェリーはロキの護衛頼むわ」


俺はまず“ダッシュ”を使い距離を詰め“一閃”を放ってみる。

「対して効いた様子はないな。まっ予想はしてたが」


そのまま兜割りで殴り続けると、体のあちこちがへしゃげ、動きが鈍くなってきた。

そこへ

「“ホーリーアロー”」

ロキの魔法があたりカッパーゴーレムは光となって消えていった。


「どうだ見たか我の魔法の威力を」


「…銅……いらない…」

(どう)使えば良いのやら(ドヤ顔)」


「しょぼん…」








「“斬馬”」

「“シャドウアロー”&“ホーリーアロー”」

「……ん……」

俺がスチールゴーレムを叩き割り、ロキがアイアンゴーレムを魔法で串刺しにし、チェリーがカッパーゴーレム2体を吹き飛ばして戦闘は終わった。一時間くらいたったころだろうか、ロキが罠にかかり、廃鉱内にアラームが鳴り響いてしまった。

後は湧くわ湧くわ、カッパー、ブロンズ、アイアン、スチールなど多種多様なゴーレムが襲いかかってきたのた。


「やっと全て倒したか。きつかったな」

「……素材………たくさん……」


「ふん 正に一騎当千、鎧袖一触だったな」


「あっ あそこ採掘ポイントじゃないか?」

「……うん………」


壁に破れ目がありそこが僅かに光っている場所がある。

そこにチェリーがしゃがみこみピッケルで壁を叩き始める。


「……ルビー……鋼……鉄……石……アクアマリン……銅……石……石……黒金……金……石……石……エメラルド………………………………」

なかなか当たりらしい。


「我は暇じゃ」

「しっかり休んで魔力回復しとけよ。お前の魔法頼りな場面もあるから」


いやマジで、

ノイズバットというコウモリ型モンスターが襲ってきたときなど、滅多に刀の範囲に降りて来ないから、ロキの魔法で落としたのだ。


「ハッハッハー任せておくが良い」

「おう任せた」


「……採掘………終わった………」


「よし素材も貯まった結構貯まったから一旦帰ろうか」

「む? 怪しげなスイッチだな」


おいおい待てよ。


「ポチッとな」


たちまち床が割れ落ちていく俺とチェリー…


「ロキィィィー」

「ん……………」

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