Ⅱ-3.山道
その後はトントン拍子に話しが進む。
平原組、ヨイチ
森組、メイプル、撫子さん
山組、俺、チェリー、ロキ
となった。
「やって参りました山です!?
しかし登りません!?」
「我の時代がとうとうやってきたようだの!」
「廃鉱の中を進みます!?」
「………………………」
「暗き廃鉱のなかで輝く我の活躍を楽しみにしておれ!」
「………………………」
「頑張るぞー!?」
「おぅ!」
「……おー?……」
テンション上げてみました。
チェリーが取り残されている。仕方ない戻すか。
山エリアは山頂に登る道と廃鉱を進む道とがあるが今日俺らが行くのは廃鉱の道である。
「……ユウこれ……ゴーレム……刀の効果……薄い………新装備……」
わざわざ用意してくれたのだろう。まったく頭があがらないな。
用意してくれたのはいわゆる兜割りという、小太刀サイズで刃がなく、鍔の方に鉤があるものだ。
詳細は
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アイテム名
石割
製作者
チェリー
種別
兜割り
攻撃力
45
備考
鉄を加工した兜割り。
その重さは石を割り、その硬き刀身は決して折れない。
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確かに、これならゴーレム相手でも気にせず振り回せるな。
試しに振ってみる。
「ちょっと重いな」
「……頑丈……ダメ?」
「問題ないよ。使い方を変える。」
振り下ろし、振り上げ。うん、遠心力を利用すれば十分使えるな。
「そう言えば、渡したレッサーオーガの素材はどうしたんだ。使った様子は無いけど」
「……合金にしてみた……鬼金…」
「鬼金か~
合金ってどうやって作るんだ?」
「……金属に………モンスター素材………液体素材……加えて…鍛える…」
「そうなのか。よし良い刀期待してるぜ」
「……………ムリ……」
「何故に!?」
「……量が少なくて…………刀………作れない……作れて……せいぜい…小太刀………」
小太刀か…
二本差しができるな…
「じゃあ小太刀作ってくれよ。二本差しがしたいから。」
こんな風にチェリーと楽しく装備について語り合っていると
「なんで呑気に話しながら闘えるんですか~」
ちょっと前にモンスターとのバトルに入っていたのだ。
「だって敵が弱いんだもん。あと、ロキ素が出てるぞ」
「……ダメージは……鎧で止まる…」
ここまでは余り強いモンスターは出て来てない。
動きが速かったり、体が堅かったりはするんだが動きが単純なので兜割りの試しのついでに退治していた。
「真面目に戦って下さいよ。紙装甲な魔術師を守ってよ。キャラ作ってる余裕なんてあるかー」
「わかったよ、真面目に戦おうよ。
チェリー兜割りサンキュー、小太刀もよろしく」
「……任せる……」
戦い終ると廃鉱の入口の前だった。
Ⅱ-1.宴会を付け足しました。




