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1-13.しがない弓兵

Pv1000越えた記念に3本目投稿

村に戻ると入り口辺りが何故か騒がしかった。


「なんかあったんですか?騒がしいですけど。」


「ああエリア間の境界を守ってるボスが見つかったってヤマト連合が言ってな、それについて話してるんだよ。」


「そうだったんですか、教えてくれてありがとうございます。」


「いいってことよ。」


エリアボスか…

今のままだったら到底勝てるわけないな…

そんなことを考えながら俺は酒場へ向かった。



酒場に着くとほとんどプレーヤーが居なかった。

恐らくだがほとんどの人がヤマト連合の話を聞きに行ってるんだろう。

お陰で探しやすい。


え~と、ヨイチさんの特徴は、灰色の髪で弓を持ってるんだよな?


ん?

あの人かな?

壁際の席でなにかを飲んでいる人が条件に有ってるように見えるが…


「あなたがヨイチさんですか?

俺はメールで連絡したユウです。」


壁際に座っていた灰色髪で弓を持った綺麗な女性は

「そうだ私はギルド、愚者の魔窟のリーダー、ヨイチ。」

そういってから暫く溜めてからドヤ顔でこう言い放った


「しがない弓兵さ。」


スゲーいい笑顔である…

満面の笑み、向日葵の花のような笑顔だ…

スルーしておこう…


「そうか人違いじゃなくてよかった。

改めて紹介を。

俺の名前はユウ。

ジョブは侍と剣士です。

経験値10倍のことを知らなくて、なにも考えず

にこの構成にしました。

ヨイチさんはなんで愚者になったんですか?」


「ユウといったな?

タメ口でいいよ。

私も普通に話すから。

さて、なぜ私が愚者となったかだな?

それはな…

曲刀二刀流しながら、ここぞという場面では弓でズドンと一発という闘い方をしたかったからだ。ちなみに経験値10倍のことは知っていた。

だがそれでも構わなかった。

何故ならそれは、

ロマンだからだ。」


なるほど、ロマンだからか。

説得力が有りすぎる。

要は他人が何をごちゃごちゃ言おうが楽しんだ方が価値だもんな。

だから

「そうだよな、ロマンは重要だよな!?」

俺は敬語を止めた。


「ハッハッハ

よく言ったユウ。

でわ、行くぞ。」


「ん? 何処へですか?」


「私たち愚者の魔窟が拠点にしている宿屋だ。

ん?

まだ聞いてなかったな、ユウ愚者の魔窟に入らないか。」


サラリと言ってくる…


「喜んで!

これからよろしくな、ヨイチ」


楽しいな…

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