四話
(前回のあらすじ)
ぷーちは流行りに乗って、シールを彼氏にあげようと土曜日に私たちみんなで西松屋に選びに行った。そして、月曜日がやってきた。どうやら、月曜日に渡すというのをぷーちから聞き出したので見に行くことにした。今回はぷーちが渡すために松井くん(ぷーちの彼氏である)を呼び出したところから始まる。
私たちは校舎裏でそっと息を飲んで見守る。見守る必要はないがいーこが見に行く!見に行く!と言って聞かなかったからしぶしぶ見に行くことになったのだ、私は1人で帰りたくなかったからで、別にこそこそ見に来る必要はない。
「どしたんw」
乗りが軽い松井くん。こりゃいーこにキレられるぞと思いながら、隣にいるいーこの方をみると手をブンブンして、私なら殴っているのになという意思表示をしていた。ぷーち深呼吸をして、
「あのね、いつも優しくてくれるから、これお礼…」
もじもじしなからぷーちは言う。付き合っているのをみるのはこっちがほっこりするから好きだ。(個人の感想です。)松井くんはシールを見るなり、
「え、なにこれw」
絶対この場で言っていけない言葉ランキングを上位が飛び出した。
「は?」
いーこ激怒で思わず声が出る。
「しー」
人差し指を口元に持っていく。いーこは首を縦に振りまた元のポジションに戻る。松井くんの言葉は続く
「まだ、こんなの好きなの?やばw」
私も怒る。せめて人のことだから大人しくしていようと思ったのに、我慢ができなくなってきた。ぷーちの目に涙が浮かぶ。いーこが飛び出して行った。
「いーこー」
と小声で叫ぶも聞こえず。そのまま松井くんの方に早歩きで進んでいくなり、「えっ、ちょっ」というぷーちの声も聞かないまま、平手打ちで頬を叩いた。
「おい、何すんだ」
という松井くんの発言から間髪入れずに、
「あんたなんもわかっちゃいない、自分で告白しておいて、そのお返しのプレゼントにケチつけるなんて最低ね。クズじゃないの?」
私も出ていき肩を叩いて、止めようとしたが止められなかった。まずい間違いなく揉める。
「人に向かってクズとはなんだバカが」
松井くんも臨戦体制だ。止めないと。
「バカって言った方がバカよ!」
ぷーちも参戦してきた。これは止められなさそうだ。誰も私がすごく困っていることに気がつかない。




