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駄菓子会  作者: 夏葉


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1/1

一話

中1の私松田菜奈は、幼稚園から同じ幼馴染の、‘いーこ‘と、’ぷーち‘という楽しい友達がいる。その3人で私たちは、駄菓子会という、名前の集まりで、よく集まっていた。その駄菓子会というのが私たちの楽しみであった、駄菓子屋「あわら」の前で、放課後一度家に帰りまた集合して、たわいのないことを話していた。

最近の話題はもっぱら恋愛事情だ。中1の後半にもなってくると、みんな恋愛に発展し出す時期だ。(らしい)女子にもいくつかグループがあるなかでも、私たち、駄菓子会には、よく男子達のグループのLINEの情報が回ってくる。大体そのような情報を仕入れてくるのは、’いーこ‘こと、伊島きよ、彼女は学年の女子の中では有名な情報屋である。どこから仕入れてくるのかは、企業秘密とのことで、誰にも明かさないのだが、男子達の事情に詳しすぎて、『伊島きよ男子説』ただ、それはありえない。それはさておき

1週間前に’ぷーち‘こと藤原璃が告白されたようだ。本人は戸惑いながらもOKしたらしい。でも、教えてくれなかったのが、また‘ぷーち’っぽい

「ぷーちはさ、付き合い始めてもう1週間ぐらい立つけど、あれからどう?」

いーこが尋ねる。

「どうって、どういうこと?」

「どう…うーん、その、ほら、あれじゃん」

尋ねてた、いーこも説明できていない。

「どれだよ」

私が突っ込まないと、この2人の会話はおわらない。

「てかさ、前から思ってたんだけどね、いーこのさ、自分で何言ってんのかよくわからんのに、人に質問するのさ、まだそのうちらだからさ、若干許容範囲だと思うけどさ、社会に出て大丈夫か心配なんだよね」

ぷーちが会話から逃げた。でも、ぷーちの指摘している、いーこの自分で何言ってんのかよくわからないのに、人に質問する問題には深く同意できるからうなずいておいた。

「余計なお世話だよ。ぷーちこそ、国語のテスト大丈夫そう?」

「余計なお世話だよ。ていうかいーこと点数一点しか変わらないんだよ。」

「まあまあ、ぷーちも、いーこもさ、大して変わらないのをどんぐりの背くらべっていうか…うーん何だろう…こう。わかる?」

「あーそういうことね。はいはい。さすがなっつだわ。」

ちなみに私はこの駄菓子会メンバーには’なっつ‘と呼ばれている。

「え?ちょっとまってよ。どういうこと?」

いーこはわかったようだが、ぷーちが混乱している。

「あー、だからさ、そういうことじゃん。」

私も、いまいち説明できていない。いーこのことを言えなかった。

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