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兄の婚約解消による支払うべき代償  作者: 美麗


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15/19

この辺りで

ご想像の通り妾妃マリン様は前世持ちだそうでした。

この時代ではマリン様のような方への配慮の周知もなく、それは苦労されたのでしょう。

カーテンの引かれた部屋へも、マリン様への質問もなく。何となく納得したように大人しくお茶会へと向かった私に、マリン様は

「私もピザが食べたい。」

と、おっしゃられました。

思わず、目を見開いてしまった私に

「マヨネーズの作り方知ってる?」

と、悪魔の囁きを………


く、

バレてる。


一応、誤魔化そうとも思ったのですが

無理よりの無理。

我が家の立場もあるし

なにより

マリン様と


お話したい〜


❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁


お茶会へ招かれたことにより、オランジェット家が皇家に許されたことが周知された。

皇家にとっても良いタイミングであったのだろう。

厳しすぎる罰は、誰もの心を傷つける。


これ以降、社交界へも返り咲くことになる。

なにせ、食のオランジェットだ。

誰もが興味を持っているのだ。


多くの招待を受け、多くの縁談まで舞い込んだ。


ちょっと笑ってしまうよね。

手のひらって、本当に返すんだね。


貴族家の次男三男で文官になった優秀な方からも釣書が届く。こうなったら、開き直って、知り合いみんなに相談だぁ。


目の前が突然

キレイに開いた。


何だか、未来は明るいようです。




お読み頂きありがとうございます。

また、明日の19時に更新します。

ブクマと評価★★★★★で応援していただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

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