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第383話 《真覚醒・神滅覇王》

「話はまとまったようだな。では我が力を託そうぞ――フンッ!!」


 すぐにグレンからの力の流れを誘導する経路(パス)のようなものが、《天照(アマテラス)》と繋がったような感覚があった。


「さすが巫女エルフちゃん、さっきの今でいい仕事をしてくれる!」


 ――ってわけでだ!


「今度こそ行くぞ――!」


 俺はみんなとアイコンタクトをして呼吸を合わせると、《天地開闢セシ神竜ヨリ(クサナギ)産マレシ黄金神剣(ノツルギ)》に軽く視線をやってから声も高らかに宣言する――!


「「「「《最終融合》――ファイナル・フュージョン!」」」」


 皆の想いが重なったその力ある言葉とともに、


「とぅ――!」

 精霊さんが虹色の極光の粒子となって俺の身体に吸い込まれ、


主様(ぬしさま)、あとは任せたのじゃ」

 《神焉竜(しんえんりゅう)》の黒粒子が《天照(アマテラス)》の黄金のオーラに波長を合わせながら次々とまとわりついてゆく――!


「若き覇王に、未来あれ――」

 さらにそこにグレンの鬼の力があわさって――。


「おおおおおおおおおおおおおおお―――――――――っっっっ!!!!」


 俺の中に3つの力が――《神焉竜》、《精霊神竜》、《剣の魔将》グレンの力が流れ込み、《神滅覇王(しんめつはおう)》の力と融合していく――!


 俺の身体の中にSS級の仲間たちの力がみなぎり始め、すべての力が一つとなってゆく――!


 果てなき黄金の力と、虹の極光と、漆黒の粒子と、鬼の力。


 それらが合わさりSS級というカテゴリーすら凌駕せんとする、その《神滅覇王(しんめつはおう)》をも超える新なる力は――!


「『()は、天の御座(みざ)守護(まも)るもの――』」


 俺の心に、新たな《愚者の聖句》が呼び起こされた――!


「『()は、天の(ことわり)を律すもの――』」

「『()は、天の(めい)(さだ)めしもの――』」


「『()は、天母の歩む道を(ひら)く、神をも滅する剣にして――』」

「『ただ覇によって、天の鼓動を刻み続ける――』」


 俺の中に、もはや言葉では言い表せないほどの極大・極高の力が形成されてゆく――!


「『()の者の行く手を(はば)む者あらず――』」

「『ただ覇をもって天母の千里(みち)を照らし続ける――』」


 今まさに顕現せんとするその力は――!


「『その無窮(むきゅう)道程(みちのり)をして、祈りを込めて神は呼ぶ――』」


 あらゆる全てを打ち滅ぼす、この世界固有の神話級・戦闘系SS(ダブルエス)級チート《神滅覇王(しんめつはおう)》すら超越した真なる覇王――!


「『その名、(たっと)き――!』」


 猛烈な力の波動とともに爆誕するは――、


「超神話級戦略系SSS(トリプルエス)級チート! 《真覚醒・神滅覇王(しんめつはおう)》――! 今ここに顕現せよ――――!!!!」


 世界が無限の黄金色に、塗り替わった――。

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