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インテリ・メガーネ~神の肉体を持つ叡智の化身~   作者: 前歯隼三
地の底で生まれし愛と憎しみ編
8/42

魔王ラグナと十二人の王

なんやかんや続く魔王サイド

 失意の果てに、ラグナは世界の崩壊を願った。


 手始めに故郷の地底に繋がるトマト火山、その麓に裁きの雷を落とした。

 …忘れもしない

 200年前、トマト山から地上に飛び出し恋の予感に小躍りしながら、ラグナは麓の小国に降り立ったのだ。


「うぅ…優しく声をかけてくれたから…!私…信じてたのに!」


 齢2万を超えていても、ラグナの頭は残念だった。

 恋に焦がれた少女の頭は、想像を絶してちょろかった。


 天に届く火柱と逃げ惑う猫魔族の群れ、その中に因縁の猫ホスト、その末裔が燃えながらのたうつ姿があった。

「あぁあ!店がぁああ!馬鹿女共からせしめた売り上げがぁああ!」

 …さすが魔族、結構しぶとい。


 ともかくだ!

 ラグナの裁きの雷は的確にゴミ<忌まわしきあの場所>を消し去った。猫ホストのご自慢の髭も毛皮もこんがり丸焦げ、地肌が見える!無様!無様!


アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!



「フフフ…心が軽くなるわ…でも、………まだまだ足りないわ!」



 ラグナは地上に出でて200年の思い出の場所を…黒歴史を片っ端から燃やしていった。

 ドラゴンの末裔だといいながら迫るリザードマンは河童だった…情熱的な筋肉のダンスで求愛する牙ゴリラ族長は家庭持ちだった…君も翼の民かい?僕と同じだね…そう言った鶏男はクリスマスに出荷された…人は見かけじゃないんだと、信じた豚男は豚だった…!


 男達だけではない、人の男を奪ってゆく、泥棒猫魔族の糞女!親友のフリをして連帯保証人のサインを迫った鬼族の女!糞&糞、数え上げれば切りが無い!


 この時ラグナが落とした裁きの雷は、世界に12の火柱を上げたという。


 途中からやけ酒を煽っていたため、ラグナの記憶は曖昧だが、世界の半分…魔界エリアの裁きを終えての一休み。

 始まりのトマト山でむせび泣いているラグナの元に12の魔族、12の国王が平伏し、許しを請うた。


 まだまだ、世界の半分程度、魔界と言われる領域しか制裁をしていないラグナであったが。

 12人の国代表…すなわち、部族の誇りと責任を負う者たちの本気の姿を見て留飲をさげた。

 うん

 試しに、ケツにネギさして笑いながら三回まわってワンと泣けと言ったらマジでやりかけて引いた。

 いや…おい、もういい。マジで辞めろよおっさん。


 かくしてラグナは魔王となったがはてさて、王とは面倒な物だ。一時の気の迷いで引き受けるような物でもなかった。

 しかも、それぞれの部族がホサとして優秀な者を付けてくれたのだが…事の真相を知らないそいつらはマジで私を恐れ、敬い、崇めていた。


「ラグナ様が居なければ、12の魔族は互いにいがみ合い…、魔界大戦争が始まる所でした…人間の国々は一つにまとまり、“皇帝”の元に 帝国を作ったと聞き及びます。」


「魔族同士でいがみ合いなど続けていれば…我々は人間に打ち砕かれて、

家畜のような扱いを受けていたかもしれません!」


「街を燃やした時のラグナ様の高笑い!すっとしましたよ!ラグナ様が滅ぼした家や場所は。どこもかしこも悪徳な屑権力者の領地でした!ラグナ様は英雄です!」


 …真実は…凄く言いづらい。頷いとこう…うん。


「私はラグナ様の奴隷です!尻にネギを刺して踊れと言うならば踊ってみせます!」


 やべぇのがいる。

 猫魔族のファンファンって奴が特にやべぇ…ん?あぁ、あのホストクラブの被害者か!友達になれるかもしれない

ただ目がやべぇから意味深に微笑んで距離を取ろう。


「さぁラグナ様!12部族の集結!魔王国の誕生に人間の帝国が警戒を強めているとの情報です!」


「干渉される前に先手を打ちましょう!建国の声明を世界に!」


「フフフ…生ぬるいですわ、人間族は低IQの馬鹿ばかり、最初にぶん殴って力の差を見せつけねば何をしてくるかわかりませんゴリよ、ククク」


おふぅ…盛り上がってる、なんかドンドン動いてく、うん。めんどい


「………ハハハ!良きに計らえ!」


(集まった部族の中でも牙ゴリラ族の参謀は優秀だな、こいつに任せておけば大丈夫か)



魔王国12部族


猫魔族

牙ゴリラ族

竜王河童族

暁の鶏族

ミートボール家…豚

ステーキ家…牛

牙族

鬼族

巨人族

小人族

人魚族

吸血鬼族


けっこうキャラに好き勝手動いてもらって話を作るタイプなのですが


ファンファンが暴走し始めていて怖い。

小説の元になってる、お蔵入り漫画では名前すら無い子だったのに

なんだこのテンション


嫌いじゃない

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