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インテリ・メガーネ~神の肉体を持つ叡智の化身~   作者: 前歯隼三
堕落せし天使長編(プロローグ)
29/42

2つの月

導入回

 3万年前…地上には人間の“王国”があった。

 ソロモン王という、偉大な賢者の作った国だ。


 彼は人の身でありながら72柱の悪魔を支配下に置いたという。しかも…だ

 そのどれもこれもが「支配者」「侯爵」「伯爵」

一番したの階級で「騎士」

 あり得るか?

 そうあり得ない。


 歴史に残らなかっただけで、彼は更に多くの悪魔…そして“天使”を配下に置き。地上に人の楽園を作った。


 …まぁ

 その栄華もあっさり滅んだ。…そんな物だ。


 …さて、君たちは空を見るか?

 神や悪魔や王様や…3万年など言われてもピンと来ないだろうさ!


 だから“目に見える物”からこそ、見えない物語につなげてゆこうと思うのだが…あぁ…繋がるのさ!


 君たちがいる世界!空!

 空に浮かび見えている“ある物”…が、そんな神話の時代にちゃーんと繋がっている!


 ハハハ

 疑うなよ?


 では、話を戻そう。


 ソロモンは高い高い塔を作った。

 どれぐらい高いかっていうと、天に届くほどだ。

 その材料とするために世界中の地底から、ありとあらゆる物をとった為に地表はあっちもこっちも陥没して、無様なクレーターだらけになった!悲惨な風景さ。


 さてさて

 そんなでっかい塔の先は、遂に宇宙に到達する。


 “無重力”ぐらい解るだろ?

 奇跡や神話や魔法より、科学的でよっぽど合点がいくはずだ!

 大気圏を抜けてそこまで突き抜けた塔…前代未聞の塔は無重力に到達し遂に完成した!

 無重力に浮かぶ球体、そこを足場として塔は空からぶら下がった!


 昔話できく、神の怒りにふれて塔が倒れなんて嘘ぱちだ!

 塔は“発着場”としての役目を果たした。

 塔は“宇宙飛行機の発着場”であり“大気圏エレベーター”であったのだ!聞いた事あるだろう?

 夢がある、不可能な技術だと思うだろう?


 やってのけたんだよ!

 3万年前に…んでもって次はそう!“巨大宇宙ステーション”を開発だ!


 ハハハ!

 凄かったんだよソロモンは!

 そりゃぁ天使も悪魔もビビるってもんだ!

 あいつらは神の命令を聞くだけのロボットでてんで頭はよろしくない。しゃべる百科事典みたいなもんで、使う知恵なんてありゃしない!

 …ところが人間は違った!いや…ソロモンは違ったんだ!


 超巨大宇宙ステーション…どころかよぉ…そうさ


 …さて、君たちは空を見るか?


 ぽっかりと浮かぶお月様だ!

 当時、「人間の住む地上」には、すでに一つの「月」があった!そこに更に!ソロモンは「月」を作りやがった!

2つ目の月だ!


 ハハハハハ!


 え?信じない?今、月は1つしか無いじゃないかって?


 あーそれはな…

 物語の最後で言おうと思ったが気になるか?気になるかい?


 ソロモンは新たな「月」を作り元からあった「月」に移住をした。


 そして「地上」に天使と悪魔を縛り付けて遥か宇宙へぶっとばした!


 天使と悪魔を縛った昔の「地上」<ノア>は、中身空っぽの箱舟だ。

 ソロモンは使えるもんを全てほじくり返してさ邪魔な「天使と悪魔」(ゴミ共)を詰めて捨てたのさ!


 ハハハ!すげーだろ!

 そうなんだ!


 俺たちが暮らしているこここそが「月」!

 そのぐらい壮大な話なのさ!

メガーネの三万年前を語りたいだけなんです

本当なんです


私の“絵”“物語”は短編もかんもぜーんぶ一つの世界って構想で

その中で“月”はかなりのキーマン


月の船で一万年眠る少女の話「ロストIQムーンテラス」とか

あれは時代の節目なのだ…


無駄に壮大な設定中、小説はバンバン出せるから楽しい。

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