僕の力 今すべきこと
前回、次章との間にステータスを表示するといいましたが
そのでデータがなくなってしまったので、期待していた方すんません。
あれから自分の能力の検証をし続けて分かったことがある。
この《幻想》の力の一端__幻想の形跡の能力には他の【ギフト】の力を使用することができる。
恐らく、僕の《幻想》のレベルに応じて、トレースできる数とレベルが決まるようだ。
今僕ができるのは1つ1Lvだけのようだ。
まぁ、抜け道みたいな手段があったので、あの時は二つの力を扱うことができた。
しかし、この方法は体にかなりの負荷がかかるので普段は使わないようにしようと思う。
今、僕は能力の検証のほかにとあることをしている。
それは、【ギフト】などが掲載されている書物、神話、古典書などのありとあらゆる【ギフト】が載っている本を読んでいる。
なぜそんなことをしているのか、《幻想》の能力の利点は【ギフト】の切り替えによる圧倒的な手数だと考えている。
あの時は母さんの《分裂》の力とルディの《勇者》の力で何とかなったが、もっと知識を増やせば、無理せずに圧倒できたとそう思ってしまったのだ。
そのため、ルディ達には申し訳ないが僕は今図書館でお勉強中なのだ。
もちろん効率重視なので幻想の形跡で《分裂》を使っている。
調べていて思ったことだが、賢者と導士が共同開発した【ウェジーガ】ができた時代に別次元からの使者が現れ、その人たちが今の技術を普及させたらしい。
まぁ気にすることでもないのでとりあえず【ウェジーガ】を生み出した人に感謝しておこう。
そんなこんなで、あらかた読み漁ったのでそろそろ狩りに行こうかな。
こんな使い方をしていたので並列思考のレベルが2つほど上がってしまったことから長時間読んでいたのだろう。___逆算したらなんと1週間もここに通っていた。
家に帰るとシーナがげんかんへときて、
「あっ兄さん、やっと終わったの」
「うん、だからしばらくはゴブリンとかで検証をして最適な組み合わせを見つけようと思うよ」
「……なんか兄さん、研究者ぽいよ?」
「あはは、でも僕の戦い方はこうでもしないと、うまく立ち回れないからね」
「そっか……。じゃあ私もついて行ってもいい?」
「いいけど、ルディとカインはどうするの?」
「あの二人のことだからきっとついてくるよ!!」
「……そんな気がする。でもちゃんと聞いてくるんだよ。僕は明日から行くから」
「わかったよ~じゃあおやすみ!」
シーナとの会話を終えて、明日に備えて僕は早く寝ることにした。
目が痛い、ついでに言うと頭も痛いので最近のお供にバファリンがついてきました。
地味に疲れてしまうので早く治したいです