第一柱 ②
王都に着いた頃には既に夕暮れだった。
人が多く、賑わっており、特に大通りは繁盛していた。
人が多いのは慣れていないため、ここはしんどい。
旅の服は全体的に茶色で顔と頭を布で巻き顔を隠していた。地味な帽子を深く被り直し
人目につかないよう隅っこを歩く。
早く俺のママになってくれる人を見つけ癒してもらわなければ。
そして酒場を見つけ、入る。
然し酒場にはゴツい男しかいなかった。
こんなところにはいないか。
そうだな、マスターに聞いてみるか。
「果実酒を一杯、それと俺は旅の者で人を探しているのだ」
「どんな人で?」
「母性を感じさせてくれる人だ」
「むむ、そ、それは、一体」
ああ、駄目だ、俺では上手く伝える事が出来そうにない。
今までずっと独りで会話も得意ではないし、どうしたものか。
「え、えーと、既婚の女性を抱きたいのですかな?」
確かブルートは抱きついていたな。
「そういう感じだ」
「ふむ、それなら......」
娼館にいるダリアという女性は人妻の娼婦らしい。
「すまない、感謝する」
酒場を出て、紹介された娼館に行く。
ダリアを指名し、部屋で待っていると、ガタイの良い巨乳の女が来た。
歳は大体三十後半といったところだろう。
色黒で背丈は高く短髪、全体的にがっしりしており頼もしく、男勝りな感じがあった。
一目でこれじゃないと分かった。
「すまない、なかったことにしてくれ」
「お客さん、抱いてくれないのかい?」
「ああ、すまないな、金なら払う」
これじゃない、俺はこういうのを求めていたのではないのだ。
すっかり暗くなった街道の端をトボトボ歩く。
人混みは大分なくなったが、それでも活気はあった。
そろそろ宿を見つけ休むか。
アーク 180cmくらい




