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No.1934.目覚めのない眠り

共にいた時間が ひどく重く のしかかり

知らぬ間に 喰い尽くされてた


泣ければ 少しはスッキリするかもしれないのに

一滴もでてきやしない

朽ちかけた指先で触れれば 見事に崩れ落ちた


傷の舐め合いなんて 望んじゃいないが

ポッカリあいた この穴ぼこ 一人じゃ耐え切れん


疲れきった体は凸凹して 醜いもんだ

それでも いつか戻って来るんだって 淡い期待いだいて

一歩も前に進めないままで 目覚めのない眠りに堕ちてゆく


イメージだけが先行して ギシギシと締め付ける

皮膚も肉も 突き破っていく


信じ続けて ここまで 必死に踏ん張ってきたものの

確固たる保障なんて

何処にもなくて なのに なんで 諦められない


日々拡大してゆく この闇って黒い奴が

ほとんど 既に飲み込まれていて 駄目になりそう


疲れきった体は凸凹して 醜いもんだ

それでも いつか戻って来るんだって 淡い期待いだいて

一歩も前に進めないままで 目覚めのない眠りに堕ちてゆく

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