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自堕落女神の選別で異世界転生した俺はロリにTS転生して滅んだ異世界をスローな探索ライフを始めました  作者: 速水すい
一部三章一節 ギルド管理局動乱篇

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動くギルド管理局

全てが動き出した、それは止まることを知らない。

人類が自ら引き起こす、人対人の熾烈な心理戦と戦が繰り広げられた。


戦果の灯火となったのは、ルックスである。

いや、もう彼を《R》と言う指名手配犯となっている…彼は父を殺してその技術化学を我が手の物にしたのだが。


都市への戦いは避けている、いや的確には…ギルド管理局を狙っている組織だ。

ルックスの組織名が…エデンと呼ばれている。



活動は過激化しており、ギルド管理局と全面戦争をしており…都市にいる住人はほとんど隣接する街や都市へ移住を始めた。

猶予は約20日ほどで、エデンはギルド管理局へ完全に襲撃を始めると言う表明をしたからだ。

一方、貴族連合もまた…この事態に便乗するようにギルド管理局へ宣戦布告。


これにより、都市は分散されてしまい穏やかな学園生活はまた別の場所へと移行した。




この事態と別に、都市地下からは人のような姿をした…これをギルド管理局はエニグマと称して呼ぶようになった。

度々地上に出てきては人を襲い喰らう、喰われた人もまた…エニグマに変化してしまう。

これを未然に防ぐのが、聖騎士団と呼ばれている異世界剣技流派集う最強の組織である。



それに追い打つように、ラグナロクはこう告げた

それは世界が再び滅ぶまでの日数ーーー。


約150日後に再び…異世界は滅ぶだろうと。



この街に残ったのは、ギルド管理局、エデン、聖騎士団、貴族連合と…どこにも属しないリュウカ達数名程である。




この事態をどう捉えたかは不明だが、ギルド管理局所属であるガルクが霧が深い山へ向かっていた。


三勢力と呼ばれてる貴族連合の戦力削ぐのが今回の目的(ミッション)である



「……」

「ガルク」

「…」

「オイ!」

「なんだよ?」

「ボーとすんなよ、任務中だろ?」

「あぁ、そうだな」


深い森、こんな獣が住みそうな場所になんの用があって向かった理由は…貴族連合の隠し通路を探る為である。

だが、見通しが悪く霧深い中で…的確には動けない。



敵対勢力を削ぐためと言え…リュウカ達は別な行動を示してる。

まぁ安心だが、貴族連合は見過ごせないほど何かを隠してるに違いない。


ガルクの思考にも、的確と言う二択はない。

もちろん外れる場合もあるわけだ。

あくまでも予想と言う盤上の話である。

ズレはある、必ずズレはないわけは無い。



「てかさ、なんであいつらは馬で俺らは走りなんだよ?」

「そいつは簡単だろ、バレないようにだ」

「はっ…向こうが倍の速度なのに俺達はちんたら歩くみたいな、スロー調理なのか?」

「物の例えがよくわかんねぇよ、っと。なんだ?」



馬のヒヒーンっと言う鳴き声と、こちらに向かって来る音が鳴り響く。

木に隠れたガルク達、馬はありえない速さで霧の森をぬけた。



「……なんだ?」

「……」


なにか嫌気を感じたガルクは後ろを振り向いた、濃い霧から姿を現したのは…いくらなんでもデカすぎる()()が姿を現した。

口元には、人間の腕が一本ぶら下がっていた。

おそらくは貴族連合の腕だろう、ガルクはライフルを手に取り構えた。


「…が、ガルク…? 逃げた方がいい…! こいつ、()()()()()()()()()だろ?! S級モンスターの…!!」

「あぁ、そうだな」

「それだけなのか!?」

「…邪魔すんなら逃げろ、ただし…()()()()()()()



いくつものクモがガルク達を囲んだ、まるで地獄絵図だ。

ガルクはミストタランチュラに射撃、弾丸は見事に弾かれた。


対物理か…斬撃ならなんとかなるか…?


剣を抜き取るガルク、その瞬間だったーーー。


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」っと言う悲鳴が響いた、後ろを振り返ると…付き添いの男が蜘蛛に食べられていた。

半身が食べられていて、ガルクに手を伸ばして助けを求めるような眼差しには少し涙が浮かんでいた。


「…チッ、貴族連合(あいつら)はこんなもんまで使い慣らすのか? いや、それは出来ないはず…。ふん、どの道戦わなきゃならねぇ…。蜘蛛共いい面してんじゃねぇかよ、いいぜ魔術式だが…殺れない戦いは俺にはない!」



地面に剣を突き刺した瞬間、蜘蛛はガルクの場所へと群がるように飛びつく。


「座を表せ、天地に穿つ雷鳴。汝に告ぐ全てはその身に刻む斬撃の咆哮ーーー。雷鳴の爪牙絶唱(ライジング・クロー)!!」


紫色の雷が落ち、吹き飛んだ蜘蛛は虎のような爪痕が刻まれ辺りに無数の衝撃刃(しょうげきは)の様なのが飛ばされた。

グラサンをグイッとあげて、ガルクは剣を引き抜き歩き出す。



召喚魔法ならゼロではないか、めんどいことになる前に手を打たなければな。



五分ほど濃い霧の中を歩き、一つの鉄製の扉が現れた。

高さからしてそれほどでかい訳では無い。

これは()()()()()()()()()()()でつい最近のものだろう。

この森は、霧が濃いことで有名であるが…まさかこんな場所に貴族連合が抜け道を作ってるのは何かしらあると思われる。



ガルクが扉に手を伸ばして押した瞬間である、轟音が鳴り響いた。

鉄扉は空回りしながら地面を転がり、ガルクは魔術防御を発動させており外傷はない。



こんな手間かけた仕掛けは…三日月一華か



三日月一華(みかづきいっか)は、最近過激な行動を繰り返すギルドである。

ただ、取り締まるにしても年齢があまりにも幼い…と言うにもリーダー株は7歳と言うロリっ子が筆頭で最高年齢は10歳と言う最年少ギルドである

ギルドが取り調べられないのは、年齢規定であり…15歳以上からである為…満たない年齢は規定違反である為できないのである。



…お遊びにしちゃ度が過ぎるな。

貴族連合となんの関係があるんだ? 調べたいが…チッ。

調査するにしも、1()()()()()()か…。



指を加えたいぐらい、喉から手が出たいほど…だが焦る訳には行かないガルク。


だけどな、ここで引き返す訳にも行かない…。

よし…!



ガルクは扉の先へと踏み歩いた。

しばらくして、木の影から三人の影が現れる。


「面白いのみちゃったね!」

「うんうん! これこそ私達のギルドやり方だよね☆」





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