女子付属魔法学園 II
さて、異世界でも学園があるとは想定外だ。
今度は私が先生と言うオチであるが、見てくれ…職員室なんてなくて異世界住人が普段使っている食堂みたいな場所である。
いやさっきの発言を訂正、食堂と一体化している…。
ここが異世界的には、職員室となっているらしい
もちろん校長等は存在してない、ただギルドのクエスト関係で約一年間は教師として冒険家としての技術などを教えている。
勉強と言っても、現代みたいなガチな勉強ではなくて魔法と魔術の扱い方と武器の扱い方を中心としたのを教えるだけである。
「楽っていえば楽なのかな…。よく分からないけど」
「…ねぇ」
「んー、みんな天才だね…」
「ねぇってば」
「にしても、この…うどんじゃなくてうどぬってなんだ…? 麺類みたいだけど…?」
「こっちを向きなさいよっ!」
「ん? あんときのイキリ女の子か」
「誰がイキリよ!? ま、いいわ…」
私の間迎えにすわる少女、この子は初対面にもかかわらず模擬なる戦いをしかけてきた子である。
メイドさんの強さがピカイチだけど、なぜこの子が学園最強の肩書きがあるのか疑問である。
「私はなんで勝てなかったの?」
「経験の差、私はこの世界を救った英雄っていえば分かるかしら?」
「この世界? 」
「分からないだろうね…こうであることを願ったバガ女神の世界だからね」
「???」
「意味わからなくてすまん…」
「…ねぇ。あんたがその英雄なら、勝てない戦いがあるとしたら…どうすのよ?」
「足掻くか仲間を信じて戦うしかない」
「そう…」
少女がそれを聞いてきた理由は、何となくわかる
この子の父は男爵位、しかも底辺でバカにされている。
イキるってのは、この子からしたら強がるって意味で馬鹿にされないような考えでそんな感じになったに違いない。
まぁ、教師としてある程度情報は共有してるけど…やはり見た目とは違うわね。
うどんを啜り終えた私は、少女にこういった。
「一人で何とかなるなんて話は、実際のところそれは限りなく無謀。だけど…その泣きそうな顔はどういう理由?」
「私は…強くなってお父様の底辺を無くしたい」
「なるほどね、ならばーーー私が教える授業について来なきゃね」
「……」
私は席を立ち上がり、さっさと食堂を後にした。
一時間目の授業、魔術式を扱う生徒が勉強中少女は街へと見回り。
治安管理は、この学園に一任されている。
もちろん、魔法と魔術を持たない存在が目の敵にして都市で乱闘は良くあることだ。
「ご苦労さまだね」
「なんの用かしら?」
「見回りを見に来ただけよ、頑張ってるみたいだしね。しっかし…ギルド管理局は動かないの?」
「警備はせいぜいあのビルにいる人だけに限るわ、一般は一般で対処するけど、その布石は貴族にも来るわよ」
「複雑な話ね、それでーーー周りにいるのはリリの知り合い?」
「違うわよ、あんな武装してないわ」
「学園最強リリ! その命も今日までだ!!」
「だってさ」
「ふん、いつも通りねそのセリフ。私の魔法は、超光線砲。弾丸よりも早い、そんなのを躱したのは初めてだけど…雑魚には無理ね」
「うるせ! ビームでも光線でも淑女には変わらんだろ!!」
「まだ淑女でもないわ!! あったまにきた!! ミンチにしてやるわ!!」
ものの数分で悪党を締め上げた少女、しかしまぁ悪党とゆうかゴロツキがいるのは変と不自然である。
ギルドある世界だ、魔法も魔術も存在してるわけだから不便なんてないと思ってた。
やはり、平和的な部分はないのだろう。
「肩慣らしにもならないわ」
「ねぇ」
「なによ?」
「なんでこんな悪党…いや、チンピラがいるの?」
「なんも知らない…って顔よね」
私の隣にゆっくりと歩き、少女はビル壁に背中を預けてこう小さな声話しだした。
「この世界が復活したのは約2年前、その当時はあらそいはなかったけど…今を見て分かるどおり領土がある。それが何を意味するかと言うと、領土には各位があって男爵位と皇帝位が貴族の間にあって領土の取り合いとか含んだ事情があって睨み合いしてるわけよ」
「それがチンピラがいる理由?」
「うん。チンピラがいる理由は、魔術と魔法を持たない存在が私達のような力ある者を逆恨みでやってる。それと、貴族を嫌う一般市民は刃を向けてくる…これが今の世界の流れよ」
やはりどんな世界にも、格差見たいのは存在する
それは、地があれば天すら違うほど。
荒くれ者達はその「地」と言う扱いだろう。
救った異世界は今度は人界によって変わろうとしているのか…って思うよね。
人がいれば、人が動けば、歴史を刻む…それが世界だとしたら。
今あるべき状態は、世界安定と言う要が一番妥当なんだろうか? っと疑問系になりそうだ。




