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自堕落女神の選別で異世界転生した俺はロリにTS転生して滅んだ異世界をスローな探索ライフを始めました  作者: 速水すい
番外編

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クリスマス当日に起きる何か

クリスマス当日、街は異様な静けさになる。

理由は簡単…魔族が再来する日である。



サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス、サッキュパス


そう内心連呼するリュウカ、実にそれは…変態要素が働いている。

だが、ルミはそれを知っている…リュウカを拘束しているからである。



「これでいいでしょ? 欲情阻止の為に全力で拘束したわ」

「あぁ…私はなぜ男じゃないのか…」

「女の子の体を選んだんでしょ? 後悔は役に立たないわ」

「ぬぐぐっ…!! ルミにしては正論を!!」

「悔しがるなら変態思考捨てなさいよ」

「うるさい…元々絵描きはその想像から来てるんだよ。今なら書けそう…禁断ゾーンを」

「エロ絵は許されるべきじゃないの、もし書くなら私が君を殺すわ??」

「すんませんでした…」



男子を誘惑する魔族サッキュパス、異世界転生する前…出会いたくてしょうがないキャラである。

リュウカは女の身、百合に横走りになるのだがそれがよかったりするが…嫌でもある。

見る専なので、尊さだけを味わいたいだけである。



肉体から消えた棒、それが今はなくてただのすべすべな股だけど…生足毎日見れるから大満足なんだよね実は…。

それにしても、クリスマス今日らしいけど…人け全くしないなぁ。



その時、集めた黒歴史書が青く光る。

テーブルの上に置かれた、十五の書が一斉に光る。



「なんか光ってるわね…」

「私見れないや、ベットの上で拘束されてるし」

「よかったね」

「なんも良くないよ!!?」



黒歴史書は、空中に飛んだ…部屋中に書が至る所に止まり強い光を放つ。

一瞬視界が眩み、しばらくすると…リュウカに跨る一人の少女が目に止まる。



「ようやく出れた…ん…?」


リュウカ脈速が早まる、目が充血してその全貌を見る。

何故か全裸、そこそこの胸に寝起きの顔をする少女の顔に跨がれたリュウカの状態。

実に破壊力ありすぎて語彙力、そして鼻血がプシャーっと吹きでた。



「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」


「リュウカ!? ちょっとしっかりしてよ…ってあんたはなんで全裸なのよ!! 誰よ!!」

「へ? 全裸…? あ」

「あ…じゃない! 早く服着なさい! リュウカ目覚めてよ…あれ? なんかすごく幸せそうな笑みしてるんだけど!? 」



あぁ、1度だけその願いを…やられてみたかった奴を…あぁ…我が一生悔いなしーーー。


リュウカ、精神が逝ってしまい再起動まで二時間かかりました。

















☆☆☆




















「黒歴史書からなんで人が出るんですか?」

「だから、私は魔術してる時に失敗したんですってば!!」

「じゃなんで全裸よ? どう説明すんの? 見てみなさいよリュウカを…気が抜けたサイダーのような目をしてるわよ」


ルミは謎の少女に問い詰めていた、なんでも魔術錬金でノートを作ろうとしたら全く別の黒歴史書が出来てしまったとか。

それで、黒歴史書に吸い込まれてしまい…色んな人に手渡されて書かれていたらしい。



「で、それで色んな場所を触れられて快感だったのね?」

「い、いえ…快感とかはなくてただ意識がなかったんです」

「ふーん、それでなぜクリスマスに蘇るの?」

「なんか魔族来ると封印が弱まるんですよ、その隙をやって見たらまさか人がいたとは知らなかったんです…」



ルミは納得したが、リュウカは以前ボーッとしている。

気を取り直す意味で街へと向かったルミ達。

そこに見た世界は、クリスマスではなくてクルシミマスとなっていた。



「クルシミマス…!?」

「あはは…この日ばかりはそうなるんですよね」

「異世界が滅ぶ前から変わってないのね。 リュウカが言うクリスマスとは違うわね」

「クルシミマスは、ぼったくりの店と滝修行とトイレ掃除です」

「最後いらないよねそれ?」

「いえ、今年の汚れはそこにありらしいです」

「クルシミマスって大掃除まで含まれてる…さすが名前通りね」

「いちばん酷いのは…確か砂鉄集めとゴミ拾いです」

「いやなんで掃除と砂鉄集め!?」

「砂鉄はよく分かりませんが…ゴミ拾いは街全体です」

「鬼畜労働じゃん…あれ? なんか泣けてきたわ」

「クルシミマスの由来は…魔族の関係ですので」



背後に経つ巨大な魔族が現れる、軽くため息を吐いてこう言う。



「人間よ、我らの祝儀サタン祭りを邪魔するでは無いぞ?」



注意だけ言って、のそのそと歩いていった。

魔族(サタン)の日と被るだけあるクリスマス。

人間が姿を消すのも無理がないのである。


「魔族の考えるお祭りは、人間からしたら幸せなリア充爆発な時期らしいけどね…」

「さ、私達は帰りましょ」

「そうだね」


ルミと少女はそう言って、自宅へと歩いていったが…リュウカは人混みに紛れていた。



「魔族のパーティーか…ちょい興味あるな」


はぐ○メタル見たくなってることは、意地でも認めたくない。

さて、魔族が徘徊する街並みは…やはり普通とは違うものが売られている。


まずは奴隷、人間とエルフである。ちょっと異世界にありガチな話なるが、人の売買が行われている。

次に、魔族特製の薬品や見た事ない魔物の生首が普通に売られている。



「お嬢さん〜」

「ん?」

「こんな時間に出歩いちゃダメですよー、ぐへへ」


ごつい身体の魔族が複数取囲むようにいた、リュウカは頭を描いて言う



「こんな接待をするなら、せめて可愛い女の子が欲しいわ」



一斉に飛びついてくるごつい身体の魔族を、リュウカは軽く飛び上がり屋根の上に飛び移る。


「てめぇ…!!」

「ハァハァ…もっと躱してくれ…」

「頭おかしくなってるやついるぞ…」

「もう我慢できないわ、あんた達…私を相手しなさい」

「ちょっ!? お前…オネェ…あぁぁぁぁぁぁ!!」

「豚野郎!? や、やばい逃げなきゃ…」

「ふっふっふ…(深い笑)」

「あ…あ…っ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


次々に昇天していく魔族達、オネェの荒業に勝てるものはいないのである。


こ、これぞ悪夢のパーティー…


顔を引つるリュウカに、オネェ魔族はこう言い放つ。



「あんたね、女の子なんだから少し周りを見なさい。それと…早い内にここを出なさい、見たくないものを見るハメになるわ」



リュウカはしばし考えて、こう言い返した。


「ちょっと気になる、それにクルシミマスの原因知りたいしね」


オネェは軽く溜息を吐いてこう言う。


「物好きね、だけどあんたの身のかわし方は…普通以上ね。いいわ…その代わりアンタは私から離れちゃダメよ。いいわね?」



街の中央に祭壇がある、そこには沢山の魔族がいるが…ステージ的には血溜まりがある。

それを見てるオネェは小さく言う。


「あそこが…奴隷を殺す場所になるわ。今売られてる子らは買われてそうなる」

「…なぁ、なんで背中?」

「隠れられる場所はそこしかないの、我慢して」



背中鎧に挟まるとはいえ、こんな狭い思いするのは初めてである。

オネェが言うには、クルシミマスの原因はそれにあるらしく…何とかぶっ壊せば治るらしい。



「話的にいえば…祭壇にはあんたが向かう。私は…前線で戦うから…頑張って」

「うん」


上手い具合に、祭壇に忍び込んだリュウカ…そこに囚われてる女子を見て鍵を壊して逃がす。

最後ロリ少女を逃がそうとした時、背後からの殺気で身を低くしたリュウカ。

斬撃が髪の毛を掠り、パラパラと落ちる。


「貴様…なんの真似だ??」

「悪いね、可愛子を逃がすのが趣味で」

「百合発言やめろ、お前は死に値するから死にやがれ!!」


巨大な斧で振り抜く魔族だが、リュウカは壊れた鉄の棒を足で蹴飛ばして手に取り受け止める。


「…!?」

「あいにくあんたの斬撃は、私を殺せない」

「ぬぐぐっ! 人間如きがなにをーーー!!」


秒で間合いを詰めるリュウカに魔族は驚き、後方に飛ぶが…鍵付き牢屋に自ら飛び込んだ。

振動でドアが閉まりガチャっと音が鳴る。



「しまった!? おい貴様、ハメやがったな!」

「頭が悪い奴が何を言う、さっ…逃げな」

「うん、お姉ちゃんまたね!!」

「はーいまた」



奴隷が逃げ出したので、処刑が中止になったので魔族達がザワつく。

オネェは刀で耐え凌ぐのを見ていたリュウカ、魔族同士の戦いに人間は入れないのだ。



オネェが戦ってる間は、注意を引きつけるからその隙に逃げろって言われてたわ…。



その言葉通り、リュウカは街から離れた。

すると魔族祭りが消えて、普通のクリスマス会場に変わる。

魔族の魔法で全てが見せられていた、これがクルシミマスの理由になるだろう。


しかしまぁ…逃がしたエルフと人間は無事かな


リュウカは思いふけてると、後ろからロリ少女が現れていた…小さな体の背には杖がある。

泣き泣きリュウカの所まで来てこう言う。


「お父さんとお母さんが…死んでた…」

「……大丈夫?」

「うん…寂しいけど…辛いけど…」

「よしよし」

「うぅ…」


ロリ少女をリュウカはなだめてると、目の前からガルクとヒナの姿が現れる。


「よっ」

「あれ? 何このロリ…可愛い!」

「ガルク、ヒナ。 見てのどおり…ロリを相手してる」

「見ればわかるけど、なんでお前ばかり…」

「それで、どうしたの? この子泣きそうじゃん」

「実はな、この子の両親死んだだって」

「え? こんな幼い子置いて…」

「ふむ、切ないけどさ。それじゃこの子は身寄りの場所がないのか…」

「だね、私の家はちょっと無理がある」



ヒナとガルクは互いに顔を見合わせて頷き、リュウカにこう話す。


「なんなら、その子をギルドに入れてやる」

「ギルドに?」

「うん、あのギルドに入れよう。名前まだだけどね…まぁいいでしょ」

「そうと決まれば、クリスマス会場に行くかな。ロリ少女を任せたわ」


リュウカが、街へと走り出す前にガルクにあることを訊ねられる。


「リュウカ、ギルド管理局にならないか?」


リュウカは後ろを振り返らずに答える。


「悪いけど、私そう言う硬い役職はいいわ」



そう告げて街へと向かったリュウカだった。





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