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自堕落女神の選別で異世界転生した俺はロリにTS転生して滅んだ異世界をスローな探索ライフを始めました  作者: 速水すい
二章第二節 異世界決戦篇

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エピローグ

あの戦いから二ヶ月後ーーー。



滅んだ異世界は、取り戻し都市は復活を果たす。

生命を宿し人々が、その地に訪れ始める。

街の復旧は、その俺達がやった半分をやって旧都市として眺めていた風景は…その古錆びた面影をなくした。

はっきり言えば、異世界ぽさと現代が混ざったような街並みへと変わった。



滅んだ世界を取り戻すだけに、いくつもの心を殺しては…突き進んだ旅路はここからである。

大罪にして大天使ルミナスフユーゲル、彼は死の間際に見せた表情は…哀しみがに滲み出ていた。

涙なんか流して、自分がやって来た事をまるで真に受けていた。

両断された大地は、彼方まで切り裂かれ消し飛ばした斬撃は…ビルの裏側にある岩壁を砕き新たな道を作り出した。

もちろん、真に受けてた斬撃はルミナスフユーゲルに直撃したのもありその姿は消えていた。

ただあるのは…やつが使っていたショートソードだけが地面に突き刺さっていた。


その剣は引き抜かずに、そのままにしてた。

墓場として、俺達の激しい戦いがあった記憶として…。



戦いを見守っているかのように佇んでいたビルは、活用法を探してるため…俺達の拠点となってる。



なぜ拠点化となったのかは、この場所に眠る人が二人ほどいるのである。

一人はロリ吸血鬼エルペス、もう1人は駄女神リリナである。



エルペスはセナを庇い死んで、リリナは致命傷でこの世を去った。

ルミナスフユーゲルを倒した後、僅かながら生きていたリリナは…私の泣きそうな顔を見てこう言った。



『ダメよ…君が…笑ってないと…私が…好きな人…じゃなくなる…』

『……』

『許されない事…しちゃったな…。沢山…最後の最後まで…君を苦しめた…。情けないよね…現代(むこう)側では…恋人なのに…私のわがままな計画に…巻き込んで…ごめんなさい…』

『うん…でもさ、リリナの苦しみを理解してなかった俺も悪かったよ。そんな復讐のために、全部犠牲にしてまで…ほんとバカだよ…!』

『そんな優しい人だから…私は好きになった…。悪い事したのに…許されないのに…、君は許してくれる…ほんと馬鹿なんだから…』

『バカで返さないでよ、でもね今許せないのは…駄女神死ぬ事よ…。また一人にする気私を?』



リリナはゆっくりと手を空に翳す、太陽の光が指の隙間から射し込む。



『この光…ううん…同じ太陽と空の下…。君を置いて言ったりは…しないよ、何度でも…あ…いに…いく…よ…』



リリナはそう言って事切れた、力抜けた腕をリュウカは手を握りしめた…静かに泣いたあの日。

安らかに眠ったリリナの遺体を背負い、傷付いた仲間たちの元で…墓を作った。

リリナの別れからはや二ヶ月、こうしてまた墓参りに来る私…。

風で髪の毛を靡かせる、花束を両手に持ち静かに墓の前に置く。




「あれから二ヶ月、私は君が目覚めるのを待ち続けてる。きっとまた会えると信じて、毎月来てるね…」



赤い薔薇の花束が風に揺れていた、髪の色も銀髪に戻り…呪いの力は完全に失った。

あるべきじゃない能力は、この世界には不要って事だろう。

今着てる服は…ゴスロリをやめて短パンと膝ぐらい長い黒いコートを身に纏い、「自堕落女神」っと書かれたTシャツ着て、茶色いブーツと腰には黒と白色のベルトを付けた身だしなみとなっている。

軽装着の方が動きやすいからである。

手を合わせて静かに思いふけた。


仇討ちなんて、リリナには似合わなかったね。 最初から最後まで…リリナに振り回されたけど、私は楽しかったよ



ゆっくりと立ち上がる、軽く背伸びする私…目の前には見晴らしがいい高原で草が生い茂ていた。


「さて、改めて異世界ライフをしようかな」



崖の上にあるリリナの墓場、草を掻き分けないときっと見つからない場所にある。

私はゆっくりと崖の下へと飛び降りた、ゆっくりと着地すると…ちょっとオシャレな服装をする金髪少女がいた。



「遅いよ?」

「ごめんごめん…」

「墓参りね、あんたも懲りないわね…」



彼女はルミ…そう元大天使の少女である。

何やら人間になりたくて志願したらしく、つい最近この場所に訪れた。



「で、私の告白の返事は?」

「へ?! い、いやぁ…百合になるじゃん…」

「うん」

「嫌じゃないの!?」

「私、好きになったら離れない主義なの」

「何その爆弾発言!?」

「だから、覚悟しなさい!」



先月の話である、ルミから告白された私。

元々男だから大丈夫って考えらしく、認めるまで死ぬまで離れないらしい。



「あら? 私の夫じゃないの?」

「げっ!? ラグナロク!!」

「…あんたね、これは私の彼氏よ?」

「あら、返事返されてないじゃない? それに…私より胸がないじゃないの」

「ひゃん!? こ、この…アバズレ!!」

「いやん、怒ったから逃げないと」

「待て逃がさないわよ今度こそ!!」



ラグナロクは毒に1週間ほど寝込んだが、相変わらずきわどい服か水着を来ている。

露出狂の一環にしか見えないのだが…。

この二人は毎日、このようなやり取りをしてる。

まぁ最終的にキスまでしてるのは…無いわけじゃない。

そんな2人を私はほっとき拠点内部に入ると、セナが走って抱きついてくる。



「…寂しかったよ?」



脳内センサー的に美化されてるセナ、くそかわいいので永久保存版案件である。

そこへ、軽くため息を吐きながらくるミナ。



「子供相手疲れたわ…」

「まぁまぁ…セナはマスターと呼べる人失ったからなにか飛んだわけだからね」

「…マスターは君でいいじゃん」

「え? 何をすれば?」

「顔歪んでるわよ…」



セナはマスター…エルペスを失ったショックで何かの記憶が消し飛んだ…若干子供ぽくなった、私からしたら嬉しいけど。

ナミは研究施設にある資料を探していた、まだまだなにかあるに違いないからである。


「世界レベルは10、本来は100%…まだ半数もない。ただ、50%だとなんかあるらしいわ」

「…カオスじゃない何かか」

「えぇ…また別に力を握る人がこの世界に十人はいるんじゃないかな」

「…ひぇ、考えたくもないなぁそれ」

「まぁ、アンタのことだから倒せるはずよ」

「確証はなんだよ」

「強いひとの元には必ず人が集まるからよ」

「そう言われると一本取られた…これ」

「ふふっ、さっまた頑張りましょう!」

「はーい」



拠点を後にした私は次に我が家に帰ることにした

街並みを通ると、やはり商人の売店がチラホラと目に入る。


人多いなぁやっぱり…


裏道を通る事にした私は、人通りが多い都市中心部から離れた道を歩いた。

川沿いを歩き…少し崩れそうな古民家の前に立ち止まる…そうここが我が家である。



「久々に来たけど…元気かな? しばらく拠点ぐらしだったからな…」


ドアを開けると、ハルが私に気付きやはり問答言わずに抱きつく。

あぁ、私はこうされるために生きてるのかっと再確認。


「お兄ちゃん…やっと会えた…」

「しばらく留守にしてごめん」

「大丈夫…。あ、それで…レイナは?」

「…行方知らずだよ」

「そっか…」



レイナは、ひと月前にはあることをしたいと願出て…それっきり姿を見せてない。

行方不明となるから、ハルと私は探していた。

その半面である…ユートピアとジャングリラは結婚して妊娠したとかいらない話を聞かされる。


いやその情報は欲しくない…レイナはどこだ。

猫耳でくそ可愛いドジキャラは…他にはいないのだけど。



「それでお兄ちゃんは…私を嫁にするの?」

「…みんな突飛な話好きね。流行ってるの?」

「へ?」


ドアを叩かれる、間違いないあの二人である。



「…妹だとしても許せない…ひゃひゃひゃひゃひゃ」

「さぁ出て来なさい…串刺しにするわ」

「な、なんか怖いよ…」

「ん〜、とりあえずさ…逃げよ」

「え? わ、ちょっと!?」



私は妹の手を握り、裏口から逃げ出した。

笑いながら走れば、刃物が飛んでくる。

そんな光景が、私的のスローライフルかもしれないーーー。





































ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





































とある山岳地帯、まだ雪が溶けてない。

身が引き締まる風が吹く山岳地帯には小さな洞窟があり、その中で人影が映し出された。




「…ーーー世界は救われた、か。だが…次なる戦いがあるならそれは――醜い争い。 君ならこの峠道を…切り開けるか? リュウカ殿」



槍を持つ一人の男、その正体とはーーー?

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