表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自堕落女神の選別で異世界転生した俺はロリにTS転生して滅んだ異世界をスローな探索ライフを始めました  作者: 速水すい
終章 「自分が消えてもこの計画はやり遂げる」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/97

「願い」を聞いた世界

私はあの戦いを、一人で解決しようとしてみんなを巻き込んだ、だけど、結果的には致命傷の受けて死にかけた。


仲間が次々やられていく姿を、私は私で何してるんだろうっと思った。

ろくに戦う力なんてない、仲間を頼って自分は…その力に削ぎ合わないぐらい弱い。



また掠れた視線の先で、誰かが倒れた。



もう見たくない、耐えられない、そんな気持ちが爆発的に強く思い描いた。

しばらくして、その戦いの光景が、一時的に止まる…いや、時が止まっていた。

謎の声は、一度だけではなく二度目も声だけ聞こえた、今度はハッキリとした声だ。



「お久しぶり、リリナ」


その声は、明るく元気な声だった、間違いなく聞き覚えがある声…アカシックレコードだ。



「な、なんで君が…!?」

「君の意識に僕が語りかけてる。それでね、この戦いの結果を僕は知っている。それは二文字で表せば、()()。なんで分かるか、知っている?」

「……アカシックレコードは、銀河の全ての()()()()()()()()存在。それが、君の固有能力だよね」

「そうだよ、当然先の未来も分かる。君達を何故この戦い…そう、負ける戦いに向かわせたか分かる?」



意図が分からない、いや、分かっていたらこの戦いには戦わなかっただろう。

私は答えることが出来ないまま、アカシックレコードは話だした。



「君達には、この…チート能力。神の力とも言える絶大な力の前で、今の力で勝てるのか()()()()だよ」

「試した…?」

「うん、このままだと、世界を救う前に君らが消滅するからね」

「え? 話が…分けがわかんない…」

「消滅は、そのまんま…カオスにすら勝てないままこの世界は滅ぶ。例えどんな人が来ようとも、人が住める場所じゃなくなる」

「…それだけの力があるのね」

「うん」



この時、痛感したのは…固有能力がない私である。リュウカは、急成長やキスした相手にスキルプレゼント的な力がある。

なのに私は、ただの自堕落女神。

なんも力がなくて、魔法しか使えないとか、「お前本当に女神か?」ってなるわけだった。


「…君に果たす使命は何かな?」

「果たす使命?」

「こうしたい、ああしたいって奴だよ。君にはそれがあまり感じられない」

「ダメ出しですかぁ?」

「まぁそうなるだろう、思い出してみなよ。君の目的と使命をね」



私は考えた、奴を倒したい復讐の牙と皆を守れるだけの力…。

それが両方できるのであれば、私はなんもいらない、だけど何故だろうか…躊躇(ためら)う。


「迷いがあるね、君は片方しか選べないの?」

「それは…」

「倒したい敵がいるなら倒す、守りたいものがあるなら守る、たった2択だけど、欲を出せば両方でもいい筈だよ」


確かに一理ある、その2択をどちらかにしろなんて言われてるわけじゃない。

なら、私がすべき使命とは―――。



「アカシックレコード」

「うん?」

「君の力なら、私に力を貸すこと出来る?」

「不可能ではないよ、ただ…そうすると君は長くはいきられない」

「それでもいい、今すべき果たすべき使命は…この世界を取り戻す為にある。なら、私の命がちった所で…彼に託せる」

「…本当に信用してるんだね彼を」

「うん、先に死んでまた先に死ぬ選択はかってだけど…彼は私を恨まないよ。私がまた会いに行けばいいんだしね」

「ホジシィブのリア充ってこうも熱々なんだね…。クソ爆ぜろ!!」

「オーホッホッホ、負け犬の非力発言が聞こえるですわ!!」

「はぁ…さぁやるよ。多分一から世界はやり直しだけど」

「え?! それだけ強いのそれ」

「当たり前だよ、時空の歪みを作ってパドックスを引き起こさないと、歴史は変えられない」




その後、私の視界は…全ての時が巻きもどる。

まるで逆再生を見てる気分だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ