転生者リリナ
俺の理解不能な思考の状態で、次の場面に切り替わる。
教室から、見覚えがある空間…本棚に本がぎっしりと並んでいる。
その本棚にある本は見覚えがある「見習女神」っと書かれた本だった、それを見てリュウカは思い返す。
ここは…転生前の…女神の部屋…?
随分とまぁ…綺麗だなここ、俺が転生した時を思い返せばだいぶってぐらい違うな。
木製の椅子に座る金髪少女と木製の机に座る大天使ルミの姿である。
髪の毛がかなり短い、ジャージーを来てつり上がった目をしている。
大天使と言っても、同一人物の大天使と比べたらかなりの差がある。
リリナは行方不明となってるのが、向こう側の世界…異世界転生したてたのか。
『リリナ君はなんの為の異世界転生を望む?』
『はい? 質問の意味が、分かりません』
『はぁ…このやり取りで二十三回目だぞ? いい加減認めたらどうだ?』
何やら転生に戸惑っている、金髪少女リリナは拒んでいるからである。
とゆうか、リュウカは自堕落女神をリリナと名ずけたのは…ふと思い浮かんだ映像。
それが今となればハッキリする、紛れくなくリリナは無意識のうちに覚えていたからだろう。
あの時、そう呼んで戸惑っていたけど…なるほど…だからか、拍子抜けした顔してた理由。
てか、女神って…ルミじゃないか?
銀色の髪に赤い瞳、シスター服来ている姿からして…紛れもなくルミだった。
ルミは少しばかりイラついた感じ口を開く。
『リリナ、異世界に行くには一つ与えるのがある。 それをあの絶望してる龍太やらを連れていくってどうゆう神経してるわ』
『どうかしてるのは、貴方の硬い頭よ。なんで無理か教えなさいよ』
『生きてるものを殺せないの、それが女神の|掟なのよ。それに、恋人と離れたくないからってやる事が酷いわ…。そう、俗に言うならヤンデレよ』
『ヤンデレするぐらい好きなのよ。掟なんて、守っていてもいずれ崩れるわよ。そのうち、あってもなかった事にされるわよ?』
『ぬぐっ…分からず屋に頑固と無駄口! 貴方は非常識にも程がありますよ!!』
『え? ありがとう』
『褒めてないから―――!!』
こんな会話を聞いてると、何故か嫌味を言ってる今の二人を見るとありえない。
こんな仲がいいような、女神と転生者なんてそうそういないのだろうと思う程だ。
とゆうか、このやり取りぶっちゃけうろ覚えな俺は何も言わずに見ていた。
でもさ、なんで女神を離反してまで、俺を転生させたかったのか…。
気持ちはよくわかる、俺がああなるぐらいだったからな。
ただ、まだ分からないのは…なんで記憶にないのかだな、大切な記憶には違いないし、リリナと付き合って、いたのさえ分からなかったわけだ。
俺は軽く頭を描いた。
ほんと、謎に満ちさせるよなぁ…。
スプライタは、俺の横に立ち止まり並ぶ様にとまった。
スプライタは追尾体験映像を眺めながら言う。
「龍太さんは、向こうの世界で「強制異世界転生」して異世界へと来たんです。ただ、この強制異世界転生は、リリナの力だけでは不可能と言っていいほど高位魔法なんです。もちろん、転生者にはリスクもありますし女神にもリスクがあります」
俺はその発言を聞いて、ある事をスプライタに訊ねる。
「高位魔法にリスク…。具体的にはどんなもんだ ?」
スプライタは淡々と俺にこう答えた。
「まず龍太さんのリスクは、性転生…よくこう呼ばれますよねトランス・フォーム。もうひとつの名はTSですね、男性としてはこの世界ではダメになります。しかも、ゲームにあるロリ縛り状態で急成長のトリガーが私で十代の前半の年齢身長になる。もうこれ「呪い」みたいなものです」
「ナニソレオイシイノ…?」
「美味しくないかなぁ。次にリリナだけど、貧乳。以上」
「いや、リスクの話は?」
「高位魔法は、神の規定により制限されてる強めの魔法を意味します。例えば死者を甦らせる不死属性魔法は大天使以外は認められてません。もし仮にこれが女神や人間がやると裁きを受けることになります」
「裁き?」
「霊極幽閉アカギの塔って、呼ばれる未知な空間に葬られます。断罪の裁判っと呼ばれる神に等しい存在がいまして…処刑か解放かを選ぶんです」
「とんでもない奴がいるな…この世界の調律者とでもいいたいのかねぇ?」
「…私にはよく分からない話ですけどね」
少しだけ空気感を重くなった、ところでスプライタはクスクスと笑い言う。
「まぁ彼女の場合のリスクは、やる気を無くすんですよ。かつてのリリナは…真面目で物事をめんどくさいとか言わずにこなしてたんです。ですから、異世界転生した時は―――かなり有名な人だったんですよ?」
ちょっとばかし気になる話、あのリリナの真面目とか今と考えれば真逆な立ち位置。
ポンコツとかよく言う感じとは、だいぶ違うことをしてたみたいだ。
また場面が切り替わる、次は異世界転生したリリナである。
モンスターとの戦闘だ、片手に持つ剣一振で両断、顔に似合わず凄まじい力を感じさせる。
『私が、彼を求めるのならば。この世界で好成績を知らしめる、ルミ殿それでOK?』
そういうリリナに、ルミは小さい子供のような姿をしていた。
リリナの職業的には…剣士である、ルミは無職と言う今でいえば何かのギャップを感じさせる職業である。
『なんで転生ひとつ選びに私を選んだの!? あんた本当にむちゃくちゃばっかな要求!! 悪魔よ! 変態よ!! 私の居場所返せぇぇぇ――!!』
リリナは、ベルトに繋がれた鞘に剣を収めてこういった。
『こうでもしないと、私の狙いがハズレる』
『へーーー?』
緑豊かな草原は、優しく風を靡かせる
この時の異世界の風景は、半分中世で近代的な建造物は使われること無く長い時を、その大地で佇んでいた。
『規定があるなら、規定を外回るやり方でルミの力が必要。私が女神で、ルミが大天使まで登り詰めれば…誰だっけ? 大天使ルミナス・フユーゲルとか言う人に挑めるじゃん?』
どうやらリリナは、その大天使に挑もうと企む、当然女神ルミからしたら…異常な話になる。
大天使と戦うのは、神に反逆を意味する。
『な、なにをっ!? 正気ですか!? 全ての神の種に属するナンバー八番目で、拘束スキルと言うどんな強いやつでも、拘束出来るチート並のスキルですよ?! 勝てるはずが――』
ルミの両肩をリリナは鷲掴みしてこういった。
『いつだって本気よ私。可能性はゼロじゃないない、諦めるぐらいなら最初から考えない。無謀でもいい、だから、人には足掻く時間があれば…策は出来上がる。これが無限の可能性があるなら―――私は賭けたい』
ルミはリリナの真剣な眼差しを見て、ルミは目を逸らして軽くため息を吐いて言う。
『よくもまぁ恥ずかしくもなく言えるわね。仕方がない…付き合ってあげる最後まで。だから…手を離してくれない?』
リリナは静かにルミの肩から手を離した。
空を見上げてリリナは、軽くこう呟いた。
「首を洗って待ってなさい…ルミナスフユーゲル」
プチ解説
リリナは元転生者にして元女神、すごい職種を転々してます。
ついでに大天使ルミは元女神っと言う話もなかなかですね。
今回の話に出てきた…大天使ルミナス・フユーゲル
この方は色々とやばいキャラとなってます。
というのも、恐らくこの異世界では二番目に最強でしょう。
なんでルミナス・フユーゲルをリリナが知っていたのかって話になります。
これね、ルミナス・フユーゲルとリリナは実は初めてではなくて面識はあります。
書かれてませんけど、女神の部屋の本棚に飾ってある写真立て、それがルミナス・フユーゲルの写真でした。
スプラッシュと言う女神ですが、何故記憶を見せてるのかって言う理由は、過去を知らなければならない記憶で忘れたままだときっと、この二人は…目的を忘れてしまうって言う理由からです。
因みに異世界転生に欲しいものを選べる権利ですが、龍太の場合は獣耳の少女と答えたらしいのですが、リリナに却下されて私を選びなさいっとあの積み上がった本を崩したらしいです。
その直後に、龍太が異世界転生してしまい本の的中は免れましたが…欲しいものを選ばせずにリリナは強制転生の罪となり、女神をクビにされて、遅れて異世界へと行った感じです。




