夏と言えばやっぱり海、向かう前に線路歩くけど駅にロマンあり
気候的にも、蒸し暑さから暑さへと変わったこの暑さをリュウカは知っている…。
夏が始まる合図だと、感覚的に分かる。
あの戦いから一ヶ月ぐらい過ぎた、向こうではもう八月ぐらいだろう。
ロリの体ではないが、一時的なものでまた元に戻るが…。
まぁ…それは置いときある衝動に狩られたリュウカはこういった。
「さてと、海へ行こうか!!」
その一声に、誰もが食いつくと期待した。
だが…現状は甘くなく、腐った果汁が木から落ちてグシャッ!となった感じである。
なぜなら、リュウカの視界に写るのは…ダラダラとした姿をするこの家に住む三名。
ラインハルトは部屋から出てこない
レイナは掃除とかでバタバタ
ラグナロクは薄い羽織るものと身につけているのは下着で水着ではないが、壁に背を預けて腕を組んでこちらを眺めていた。
「海? 私は日焼けやらなんだけど」
「ラグナロク…なんでお前だけ反応するんじゃ…」
「私は、貴方が行く所ならどこまでもついて行くわ」
「なに? ヤンデレ発言それ?」
「ヤンなデレではじゃないわ。見た目はロリだけど中身は男、どんな体の関係になるか…ゾワゾワするわ」
「本項的にそっちかよ!? もっと違う方を考えてくれよ!」
「あら? 私は水着じゃないから…透けるわよ色んなところ」
「最初から全裸だから変だとか思わねぇのか!? 知性、常識どこ言った!?」
「見せたいものを見せる、それがラグナロク」
「ドヤ顔で神に等しい存在でも許される的な顔すんなよ!!」
あの日からわかったのは、神に等しい存在はこの世界で生きていると発覚。
となれば妖精、精霊なんていてもおかしくない。
鑑定スキルは結局なところ触れた物に対して色んな情報が流れてくる…現状ラグナロクの手を握っただけでそれしか分からない。
クロニクルとかアカシックレコードになる物はまだ見つかってない。
まぁ今回は海が目的だから…大丈夫なはず
乗り気じゃない奴らを、どう連れ出すか…だな。
まず初めにレイナに声、を掛けることを考えたリュウカ
皿傘洗いが終わってちょうど後ろを振り返ると何気に歩きながらリュウカは口を開く。
「海に行きたくないか〜?」
すると、レイナは何故かツンとした顔で言う
「行かない。リュウカ一人で行けばいいじゃん」
この口調からして、リュウカは察した
恐らくレイナの出番がなかった事への態度だと、何となく思えた。
リュウカは頭を書いてこう言った。
「レイナ…出番待ちだったんだろ? このタイミングで出なかったらやばいよ」
「いいもんっ。私、ずーっと待ってたらさ次々女の子連れてきて…浮気じゃん」
「えーと…浮気って付き合ってないよ俺達」
「あっ、い、今のはその…もう知らないっ!」
レイナは顔を隠したまま部屋へと帰った。
ふむ、なんかツンデレ感じた。
レイナって不器用な子ぽいよな。
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とゆうわけで、四人で海水浴場を目指す事になりました。
照りつける日差し、地熱温度がダイレクトに体に伝わる。
陽炎が路面を揺らぎ、夏の暑さを感じさせる
集合時間は、朝日が登る前なのだが、リュウカ、ラグナロク、レイナは女神マートへと向かった。
昨日、行く行く〜とか言ってそのあとラグナロクといびり合いしてたけどさ。
まさか起きれないとか、自堕落にあるあるなんだろうけどお迎え要求かよ。
女神マートにたどり着くが、入口に一枚の張り紙が貼ってあった。
「なになに? 私は夜中生活なので寝かせないつもりですか?? え? 異世界最強クリーチャー破壊すればいいんですね? ってなんだこれ」
「異世界最強クリーチャー…?」
「なんだか、すくえるマスターのパクリ?てか、異世界最強破壊しちゃダメだろ」
すくえるマスター、人を救うためのカードゲーム、溺死寸前やトラックに引かれるなど様々な条件に対して適切な、クリーチャー出さないと全て墓地になるクソゲーである。
リュウカはとりあえずこう言った。
「まぁ、リリナなしでも大丈夫だろ」
「そうよね」
「うんうん」
三人は納得した表情で、海水浴場となる場所目掛けて歩いた。
ボロボロな駅ホームに、朽ちた線路がある
そこを歩いていけば海に着くと言う考えだ。
駅ホームから飛び降りて歩くなんて夢みたいな話だなぁ。
それから三人はてくてくと歩き約一時間、次の駅のホームが見えた。
駅の看板には「あっ…」っと書かれただの看板があった。
あっ…ってなんなんだよ、セクハラ?
なんでキレ味が悪い名前なんだよ!!
とかとか内心突っ込んだリュウカ
すると、ラグナロクが駅ホームを登り中に入って行く。
レイナとリュウは顔を見合わせて、駅ホームの階段を探して登り駅奥へと進んだ。
内装はかなり古くて朽ちた場所や、天井が崩落していた、ラグナロクと言うと…何やら駅長室で何かを見ていた。
駅長室のドアを開けて、リュウカは中に入ると…ラグナロクは歪んだ笑みをしていた。
その手に持つのは…エロ本である。
「人界ってほんと…えっちぃだよね…ふひひ」
「ラグナロク…」
「はっ!? な、なんでいるの!?」
「ラグナロクが駅ホームの奥に勝手に行くからだ」
「あ、あぁ…私としたことが…行こうか」
ラグナロクは、駅ホームへ向かって歩いた。
「ラグナロクさんって変態?」
「百歩譲ってエロキャラだけど、二百歩譲って変態だきっと」
「ふむふむ…えちえちだね」
「そうそう、えちえちだな」
三人は再び駅ホームから降りて歩き始めた
さらに一時間経過、次の駅ホームへと着く
そしてその看板には「ネクスコスコスコ、私のヤンデレは私のヤンデレはマジきゅん☆」っと意味不明な看板であった。
何そのキャッチフレーズ!!
流行らせようとしてんのか?!
つーかよ、さっきは「あっ…」で次は意味不明と来たか…その次はなんだ?
少しばかり気になるリュウカ、次はレイナが駅ホームに向かって飛んで着地して駅の奥へと行った。
「ラグナロク…」
「なに?」
「駅って…ロマン詰まってんの?」
「いや、詰まってないよ」
リュウカは侵食されてるラグナロクの腰にあるエロ本を見て言う
「説得力ないんだけど、その腰にあるやつなんだ?」
「エロ本(ドヤ顔ラグナロク)」
「いやドヤ顔間違ってるし、てか…この異世界にも存在するのか」
「獣耳系沢山あるよ」
「おっ、マジか…」
ある意味ラグナロクのペースに呑まれかけたリュウカは待て待てっと内心思う。
待てこれはアウトでは無いか!?
性癖がバレるだろうが! いや違う、健全じゃなくなるこのままだと!
理性をギリギリリュウカはラグナロクの頭を軽く叩いた。
「痛い!?」
「バカヤロ、こんなもんは必要ないだろうがぁぁぁぁぁ!!(リュウカエロ本を破り捨てる)」
「ぎゃぁぁぁぁぁ全部破かないでぇぇぇ―――!」
「海に必要なもんだけ集めろよ!! 夏の暑さはそっちの火照る暑さじゃねぇよ!!」
「そんな事言われても…いやぁぁぁぁぁ破かないで全部!!!!」
ラグナロクの悲鳴を無視してリュウカは全て破り捨てた。
プチ解説
海上探索編です、ようやくですね…
いやあと数十話あります…
さて、線路に沿ってあるく彼女達は、駅のホームを見つける度にわざわざ昇って探索です。
因みに、この旧大都市た電車は通ったましたが…新幹線はありませんでした。
海に関しては当時は人気だったスポット、釣り人が沢山いたとされてます。
海までの道のりは、大体電車で1時間以内を、徒歩で歩く鬼畜…いやぁ、夜明けの未明からすごい。
因みに各駅の名前は、なぜか面白いですネーミングセンスがかなり雑です。
二話ずつ更新また始まりますーよろしくお願いいたします!




