スローライフを送らせてよ…
さて、地下坑道を歩く、歩くこと十五分。
まだつかないのか? っと思うくらいまで歩いた気がしたが…この線路沿いをずーっと歩いてる。
「なぁ…電源ブレイカーってのを探してんだよな?」
「そうですわよ? ただ、ある場所がある場所ですわね」
この坑道には、電力が通って居たらしくて、このくらい坑道に灯りを灯す街灯が複数あるとか。
それで今は何の明かりで、この坑道を歩いてるかというと…ヒノキの棒に魔法の火で燃やしたものである。
それはそれは、片腕上げっぱなしという苦痛、よくあの勇者達は耐えているなぁっと深々と思い描いたリュウカ。
にしても、坑道の奥まで来たよな…。
電力ブレイカーって本当にあるのか…? って思えばこのファンタジー感があるわけだから、ないというオチはないと思うけど。
更に歩くこと…三十分、流石に疲れた腕が悲鳴をあげるように、小鹿並のプルプル感を訴え始めた。
耐えるんだ腕よ! 俺も精神で耐えてんだ! ほら、あと少しなんだ…耐えろ我が腕!! っと思ってましたが、敵に囲まれました。
「あるあるおなじみ…目標手前に到達前に必ず雑魚モンスターが群がる非道な待遇。くそっ、なんで異世界にもそれがあるんだよ!!」
不死属性アンデッド…つまりゾンビである。
「うがァ…ァァァァァ……!!」っと 目玉を床に転がし落とすゾンビ。
リュウカは、ヒノキの棒にを翳して燃える火を見せてるとゾンビ達は避け始める。
ホッと一息吐けば、リリナが落ちた目玉を拾い上げてゾンビの目にはめた。
「な、なにしてんの…?」
「ふふっ…」
「り、リリナ…?」
「ふっふっふっ…フハハハハ――――!!」
リリナの唐突の笑いに不気味さを感じた、リュウカはかける言葉すらない。
怖さと暗さに、何かのスイッチが入ってしまった様だ。
「ダークリミット解除…されてますわ」
「何それ!?」
「怖さのあまりに「なんか無茶苦茶にしてなかったことにしよう」って言う女神の世界ではブラックな精神覚醒の一つですわ」
「なんか怖いけどその言い方…」
「えぇ、何も無かった事にしようっと言うことはつまりは「無」にする。暴力で破滅ですわね」
「だからブラックか…え? それってさ、こっちにも牙むくの?」
「その通りですわ」
それは、本能的にはやばいっと感じた瞬間である
ロムとリュウカは軽い笑いした直後、その場からすごい速さて走り出した。
「身の危険ですわこれ!!」
「ライフルゲージいくつあっても足りないよな!!」
「リリナ様は既にライフルゼロ、つまり虚無感の無茶苦茶な攻撃を仕掛けできますの―――!!」
轟音が馳せる、ゾンビは爆風に呑み込まれるように、吹き飛ばされ…ドッドッドッと言う重低音が鳴り響く。
リュウカは、走りながら天井を見上げるとリリナは天井を駆けていたのを見て「いやぁぁぁぁぁ――――!!」っと叫びながら走りさらに加速した。
「ちょっと!! 私を置いてかないでくださいまし!!」っと言って数秒後、左肩をガッツリ鷲掴みされたロム―――。
逃げる足は、重力を増して、背後から引き摺る音だけが響いていた。
「ぐぅっ…!! まだ終わりませんわ…!!」
そう長く持たず、ロムは足が止まり背中越しに後ろをむくと…目が光り輝いているリリナ。
「ハァイ、狩り尽くすお時間ですぅ〜」
恐怖しかなかった、ロムはこの時、自分がやっていたことを思い返した。
そう、この恐ろしさが恐怖なんだと痛感した。
「いや…」
「ふっふっ…」
「嫌…」
「フハハハハ――――!!」
「嫌ァァァァ―――!!」
そのロムの絶叫のタイミングで、街灯に光が放つ…一つ、また一つ…点灯していく―――。
リリナは、力抜けたように地面にゆっくりと倒れた。
「間に合ったか…」っとリュウカはすすだらけの顔でそういった。
ロムは、涙目でゆっくりと地面に座った。
――――――――――――――――――――――
しばらく休憩して、地下坑道は明かりが戻ると、周りの景色がよく見える。
地下水が溜まった湖が、目の前に広がれば電話ボックス見たいな電源ブレイカーが、右側は行き止まりだが、岩壁を掘られた壁に埋め込まれる様にそこにあった。
そう今いる場所はちょうど右か左の、ルート枝分かれ目である、左側の道しか進めないが…鉄柵のフェンスで通行が規制されており、先には進めない。
さてどうするか? っと思ったら、ラグナロクが何やら嬉しそうな顔で歩いてきた。
「諸君、私に感謝したまえ」
「どっかで聞いたなそのセリフ」
「パクりとか言うやつじゃないわ、この先にあるのは温泉よ、温泉」
「……」
「なに? 「ここまで来たのは温泉の為かよ?」的な顔してんのよ。そうよ、私は温泉に入りたいのよ、この地下坑道は肌寒いしちょうどいいのよ」
「まぁたしかにそうだけとさ」
「なにか不満?」
「いや…なんで肌寒いのに下着? ってさ」
「私をカバーするのは、この魔具と呼ばれてる力を最大限に使える魔法の鎧みたいな下着。 これがないと私はただの女よ」
「…だからってなぁ、下着が最大の防具だって言ってるようなもんじゃん」
「うん」
「ぐっ「だからどうしたの?」的な顔が…反論を認めないだと…!」
「そうよ、ほら…行くわよ」
ラグナロクは鉄柵にある鍵穴に、鍵を差し込んで一回転してガチャンっと鍵のロックが外れた音を確認の様に鳴り、鉄柵は天井へと上がっていき砂埃をパラパラと地面に落としながら、その姿を消した。
「しっかし、ここに温泉とはね…。さすが発掘現場だった場所だな」
「そうよ、私はここに来るのが楽しみだった、体の疲れを癒す意味でね」
「…なぁラグナロク。眠る前は何してたんだ?」
「ん〜? 私の事知りたいの旦那様??」
「か、からかうなよ…」
「ごめんごめん、私は数百年前は反乱軍の剣騎士の団長していたわ。でも、仲間が大天使の人に殺されてからは…私の居場所が消えて死んだかな」
「え? 死んだって…」
そこでリリナが横から口を挟んで言う。
「異世界には二度の死ってのがあって、転生し直すことが出来るのよ。その二度目がラグナロクと言う世界の終焉を知らせる存在だけど、見ての通り死ぬ前は人間と騎士だから…終焉じゃなくて人を救う方の守焉かな」
「守りの人ってことかよ…。どうりで動きや考えがとんでもないわけだよなぁ」
「魔具は他にもあるけど、私は思いやつより軽い方で下着よ。一枚欲しい?」
「い、いや…俺はロリだし…」
「サイズが合わないか〜」
そんな感じの会話に開かせると、今度は人工的な橋である、一部崩落してる部分あるがこの先を見ても橋が崩れ落ちていた。
どうゆうことかと思えば、ラグナロクは胸をブルンっと揺らして地下水が溜まる湖へダイブした。
橋の高さからして5メートル弱はあるだろうか? ってぐらい高いのである。
「ん〜、温水はいいね〜」っとラグナロクはそういいバシャバシャと泳ぎ出した。
次にロムが、胸をブルンブルンっと揺らして橋からダイブした。
「よ、よく飛べるなぁ…」
リュウカは顔をひきつりながら言えば、リリナは上着のTシャツとズボンを脱ぎ捨てた。
下着かと思えば青い、普通の水着である、胸は残念なぐらいまな板である。
「……」
「まじまじ見ないの! 私も行くからね!」
胸が揺れる効果音すらならない、虚しさ、悲しさしかないリリナは、橋からダイブした。
リュウカは、とりあえず真下を見るだけである。
ロリからしたら相当高いからだ。
くそっ、女の子がきゃあきゃあ言いながら温泉にダイブとか…有り得ねぇなおい!!
右側の鼻血を流しながら思う、実に説得力の欠けらも無い。
胸を気にしない、ポロリなんて気にしない
そりゃそうさ、ここは女の子しかいないからな!
ブァハハハ―――ゲホゲホッ!!
とゆうことで、橋の床に木の棒で絵を書いてみました、実に高い画力と変態道が極まった瞬間である。
「ぐぅぅぅ!! 何故だ!? 何故、画力が上がってんだよチクショー―――!!」っと叫んだのはいいのだが…後はなんもない橋である。
思いっきり背中から落ちるリュウカ、とんでもない浮遊感に襲われて、湖に着水を果たす。
「ゴボゴボ……!!」
見上げた水中からの景色は、橋の街灯が綺麗に写るが…いやまてよ、沈みゆく体はやばい。
リュウカ見とれずに、海面に向かって泳いで浮上する。
「ぶはっ!? あー…死ぬかと思った…」
流石温泉湖、程よい温かさである、浅い場所まで泳ぎ休憩するリュウカ、目の前ではラグナロク、リリナ、ロムが水の掛け合いではしゃいでいる。
「…揺れる胸、揺れない胸。破壊力の違いはあの笑顔は数百万円だな。良いものを見てるなぁ、なむなむ…ありがたやありがたや」
手を合わせて合掌するリュウカ、しばらくして立ち上がり、参加しに行くのであった。
それから一週間が過ぎた…リュウカはある事を切り出した。
「…夏だから海行こうぜ!」
その発言に、暑さでだらけた人々は全員口揃えて言う。
「「却下」」
プチ解説
旧大都市の地下坑道に女神の秘石
そして、ラグナロクは数百年前は人間で反乱軍の団長だった…。
いやぁ、凄いですよね…二度目の転生でラグナロクとかやべぇよとか思いました。
とんでもない強さの秘密がそこにありました、因みに反乱軍にかんしてはまだ此処に出てませんが…断章にあるんですよ。
ただ、説明は無いのでここで少しだけ言いますと、反乱軍と王国軍と戦いがありまして、その当時、王国を支配したのがこの世界を滅ぼした1人です。
もちろん、王国は転生者の人しかいなくて異世界人を拒絶したことにより、反乱軍が出来たと言う流れになります。
因みにこの当時は中世と現代の狭間の異世界です。
女神の秘石は、世界レベルと関係性がありまして、プロローグで書いてましたが、ちょっと発足すると
女神の秘石は、強い力がありまして、異世界を安定させる為ですが、もっと違う言い方するのであれば、「異世界の生命力」です。
これが尽きるっと言うと、生命力が失われ生物は死に向かってただ走るだけです。
リリナがここを選んだのは、救う為でもあれば人がいないっと言う点が良くて犠牲が出ないって考えです。
ただ、神に近い存在が住んでいるのも理由に入りまして、絶大な力には絶大を…目には目を歯には歯をっと言う感じです。
で、転生者が住んでも何も起きないってのは、なぜかと言うと、この世界の呪いが関係してます。
その解説はまた後で…。
因みに、異世界人が住むと干からびれちゃいます…生命力を吸ってしまう異世界って感じです。
魔具に関しては、神器があるように同等に存在してます、その力は異世界では最高クラスですが、神が装備すればその力を最大にはできない。
そうです、ラグナロクは全力では無い縛り状態ですが…全裸で戦うはなんか彼女らしいですが…うーん、なんか引っかかりそうですね。




